振り向く時の心理には、自分でも気づかない気持ちが隠れています。振り向くと、その先に何が見えたのかによって、心理状態がわかることも。
普段は気にせずに行う仕草になりますが、何かに惹かれて振り向いている可能性があるのです。それでは、振り向く時の心理を見ていきましょう。
向き合いたい
話しかけられると、相手の方向へと振り向く心理になります。これは、相手に対して向き合おうとする気持ちの表れです。
手が離せない状態でも、相手の気持ちに応えたいとの思いが込められています。失礼のないようにと、誠意のある態度で丁寧に接するでしょう。
親しくなりたい
振り向く時の心理には、親しくなりたい思いも。会話が少ない人や挨拶のみのやり取りの場合は、相手との距離がなかなか縮まらないものです。
コミュニケーションを深めたくて、振り向く人もいるでしょう。自分から親しくなりたいと、愛嬌のある笑顔で話しかけてくる人も。
顔の向きや視線が合うと受け取る側の印象も変わり、親しみやすさを感じてこちらからも話しかけやすい印象になるでしょう。
話しかけて欲しい
チラチラと振り向く心理には、話しかけて欲しい気持ちも。普段からあまり話さない人は、自分から話しかけることが苦手な場合があります。
周りが楽しそうに会話をしていると、自分も参加したくなる時も。仲間に入れて欲しくて、何回も振り向くことがあるでしょう。
周囲との距離を縮めたい気持ちがあり、自分から行動を起こそうとしている可能性も。振り向いて存在をアピールしながら、話しかけてもらえるのを待っているのです。
脈ありのサイン
振り向く時の心理には、好きな気持ちをさりげなく表現している場合も。相手の姿を気づかれないように、そっと見ていたい思いがあるでしょう。
そのため、目が合った時は避けるような態度になる時も。何度も同じような仕草をする時は、一歩踏み出したい気持ちの表れです。
笑顔で反応すると、そらした後にもう一度振り向いてこちらを見ることも。話せるタイミングを探している人もいるでしょう。
気になったから
気になる人がいると、振り向く心理になることも。特に男性は、理想の女性とすれ違うと、姿をもう一度確認するように振り向く時がありますよね。
目に映ったものが気になると、見てしまうことがあります。目に留まったものを見ているだけなので、恋愛感情とは違った感覚も。なんとなく気になると、見たくなるのが振り向く時の心理なのです。
視線を感じて
見られていると感じると、振り向く心理になります。自分が見ていた場合もありますが、どこからか視線を感じると気になって振り向きたくなるのです。
男性は視線を感じると、ついカッコをつけたくなる場合も。女性は男性を意識して、首をかしげる仕草をすることがありますよね。
異性から見られていると、自分を好きなのでは…と考えてしまうもの。気づいたら、自分も相手のことを意識する展開もあるでしょう。
しかし、好意があるとは限らずに、洋服や髪形といった外見に気になる部分がある可能性も高いのです。見ている人の反応で気になった部分がわかり、何を伝えたいのかが見えてきます。
呼ばれた気がした
声がすると、自分に話しかけられた気がして振り向く心理になる場合も。知り合いの声に似ていたり、自分と同じ名前が聞こえたりすると、振り向くことがあるでしょう。
呼ばれているのに気づかないふりをする人もいますが、反射的に振り向いてしまう人も。勘違いや気のせいだと恥ずかしいので、すぐには反応せずに目で確認する慎重さを持ち合わせています。
呼ばれていたのは自分だとわかると、安心して手を振りながら反応する人もいるでしょう。
知り合いの可能性も
振り向く時の心理には、どこかで会ったことがあるとの思いが働く時も。名前は忘れてしまったけれど、知っている人とすれ違うと、思わず振り向いて相手を見てしまいますよね。
しかし、確信が持てないためそのまま通り過ぎてしまうケースも。半信半疑で見ることから、見られた側もなんとなく気になってしまうのです。
後から思い出し、声をかければ良かったと後悔する人も。もどかしい気持ちが、振り向く心理に込められているでしょう。
何かしてあげたい
振り向く時の心理には、相手に対して何かをしてあげたいと思う場合も。好意を持っている人には、いつも笑顔でいて欲しいですよね。
好きな人の笑顔は、振り返ってでも見てしまいます。もっと笑顔にしたい時や困っている時など、役に立ちたくて様子をうかがっているのでしょう。
自分では見ているつもりはなくても、相手を思う気持ちが強すぎて仕草に表れています。
心配だから
相手のことを思うと、心配になって振り向く心理になる人も。何かできることがないかと、相手の様子を見る場合があります。
不器用な友人や好きな人が困っていると思うと、心配で姿を目で追ってしまい、自分のやらなければいけないことに身が入らないことがあるでしょう。
自分のことよりも周りのことを考える性格から、振り向いて気にかけてあげたくなるところも。いつでもフォローができるようにと、心の準備をしている状態なのです。
力になりたい
心配で振り向く心理には、相手の力になりたいとの思いがあります。どのタイミングで力になれるだろうかと、考えている人もいるでしょう。
しかし、相手の立場や性格を考えると、求められていないのではないかと消極的な気持ちになる場合も。上手く言葉を伝えられずに、見守っているのです。
頼りなさそうな面を見た時に、力になって必要とされたいと思う人も。心の中で応援しながら、何もできないもどかしさを抱えていることもあるでしょう。
まとめ
振り向く時の心理は、興味があるから気になってしまうのです。仲のいい関係であれば「何かあった?」と気軽に声をかけることができますが、初対面の相手やあまり話さない人には聞きにくい場合も。
何か伝えたいことがある人もいますので、こちらから声をかけると話せるきっかけになります。仲良くなるまでは、自分を知ってもらえる機会が少ないもの。
さりげない仕草によって、気づいてもらいたい気持ちが込められているでしょう。
☆こちらの記事も関連しています。