睨む人の心理に対して、怖いな…と思いながらも対応に困る時がありますよね。今回は睨む時の心理について、深く見ていきましょう。
嫌いな思いを視線で表現している
相手に対して、嫌いだと思うので睨むことで表現する人もいます。相手に対しての自分の思いを、できれば言葉で言わずに伝えたいと思う気持ちも。
こういう時には、相手を睨んでこちらの気持ちを理解してもらおうとするでしょう。でも突然睨まれた側としては、困ってしまうケースも。
なぜ睨まれるのかと思い、悩んでしまうかもしれません。それよりもどういう面に対して嫌だなと思うのか、相手に説明をしてあげるほうが親切だと言えるでしょう。
特に自分の方が職場の先輩や上司など、上の立場の場合は睨めば済むという思いもあるはず。でも下の立場から見ると、睨まれてもどうしていいのか分からずに辛い思いをしてしまうのです。
関係性について良くならないので、睨むよりも相手と話すように心がけたいですね。
威嚇したい
相手に対して威嚇をしたいので、睨むという行動に出る人もいます。相手にライバル心を持っていて、負けたくない思いが強いので威嚇をしたくなるのでしょう。
睨まれた側としては、睨み返す場合もありますがほとんどは意味が分からずに戸惑うはず。でも戸惑う姿を見ることで、心のどこかで勝ったと思う気持ちもあるのです。
威嚇をするからには、やはり相手に動揺させたり戸惑わせたりしたいのでしょう。これができれば、自分が睨んだことは十分意味があると思い、満足感を得られるのです。
威嚇をする人は、実は気が弱い場合が多いでしょう。自分の気の弱さを見せたくなく、知られたくない思いから威嚇をするのです。
ライバルと思う相手に負けたくない、この思いが視線に出ているパターンですね。
怒りの気持ちがある
相手に対して怒っているので、睨むという心理もあります。実際に怒っていると伝えたいけれど、これができない時にはせめて睨んで自分の気持ちを落ち着かせたい人も。
でもいきなり睨まれたとしても、相手にとっては怒らせた原因が分からないケースもありますよね。
このため、なぜ睨むんだろう…と意味が分からないのです。怒りの気持ちがあるのなら、睨むよりも相手に気持ちを伝えたほうが、今後のやりとりがしやすくなる可能性も。
実際に怒りを表現するために、睨むとしても決して後味の良いものではないですよね。それなら、さりげなく怒っていることを伝えて、相手の反応を見るほうが賢明でしょう。
伝えたいことがある
相手に対して伝えたい言葉があるけれど、このタイミングが分からずに悩んでいる時。つい1点を見つめてしまう場合も。
こういう時に、相手としては「なぜ睨まれるのだろう?」と不思議な気持ちになるのです。でも伝えたい内容があっても、これを上手く整理できずにどう表現しようと考え過ぎてつい鋭い視線になってしまうケースもあるでしょう。
このため、睨んでいるわけではないのに睨まれていると勘違いされる人もいますよね。元々目力の強い人の場合は、なおさら睨んでいるように思われるでしょう。
このため、伝えたいことがあるのかな?ともし思ったのなら、こちらから聞くようにする必要があります。
自分では整理できない思いでも、相手から話しかけられることで、段々と自分が伝えたい内容が明確になってくる場合もあるでしょう。
環境に対して不快な思いがある
現在の環境に対して不快な思いがあると、目が合う人に対してすぐに睨んでしまう心理も。別に相手が悪いことをしたわけではないのですが、現在の状況が不快なのでイライラしているのです。
このイライラが睨むという形になり、表現されてしまうのでしょう。環境を変える努力をしても、これがうまくいかない時に更にフラストレーションを募らせる人がいますよね。
不快な状態の時に、すぐにそれを表情に出す人に対して「やりとりがしにくい」と思う場合もあるでしょう。
でも逆に考えると、気持ちが素直に表情に出るので、分かりやすい相手だと考える人も。実際に何を考えているのか分かりにくい人には、こちらが色々と相手の心の中について考えて悩まなければいけませんよね。
でも自分から表情などに出して表現する人に対しては、今は機嫌が悪いと分かるので、対応がしやすいのです。
しばらく様子を見ようと思ったり、機嫌の悪い理由を聞いてみようと考えたりすることができるので、楽だと思うようにすると接しやすくなるでしょう。
まとめ
睨む時の心理には、様々なものがあります。でもこれもサインだと思い、相手の気持ちを理解するようにしてみましょう。
理由が分からないので、引いてしまう時もあるかもしれません。でも相手から何か伝えたいことがあるはずです。
この思いを少しでも理解できれば、相手の内面についても分かりやすくなり、思ったよりも接しやすい相手だと思うようになるケースもあるでしょう。
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