くすぐってくる人の心理状態はどうなっているのか、よくわからない部分はありませんか。面白くて笑ってしまうけれど、本当はやめてほしい時。
嫌がっているのがこちらに通じていないのか、気分が悪くなることもあるかもしれません。大人になっても、周囲が驚くほどふざけるタイプがいますよね。
そんな人が求めることや、くすぐってくる人の心理についてお伝えしましょう。
くすぐってくる人の心理について
脇をこちょこちょとくすぐってくる人には、どのような目的があるのでしょうか。好きな人からスキンシップされるととても嬉しくなり、過剰なリアクションをすることもあります。ではくすぐる人の心理背景について、考えられるポイントを見ていきましょう。
笑顔が見たい
くすぐられると我慢しても笑ってしまうので、笑顔を見たい人には無理をしてでも表情を作ってもらいたく、くすぐってくる人の心理が働きます。
よほど忙しい時や気が短い人なら、くすぐってくる人に苛立ちを覚えることも多いかもしれませんが、茶目っ気のある態度はやはり憎めないものです。
くすぐってくる人の心理背景は、決して悪気があるのではないので、迷惑でも少しは笑ってあげるとよいかもしれません。
楽観的な性格
くすぐってくる人は、心理的にとても楽観的な性格なので、相手が困ってもどうにかなると信じています。いつも楽しいことが好きで、暗い表情の人に囲まれるよりも笑っているほうが、自分自身も気分も高まるのです。
楽観的な人は物ごとを真剣に受け止めない場合もあり、他人とのギャップが埋められないことも。そんな時でもあまり深刻に考えず、真剣なこともさほど重要でないように演出しています。
かまいたくなる
くすぐってくる人は、心理的に人をかまいたいタイプで、相手の都合を考えずちょっかいを出して怒られてしまいます。ふざけるのが好きで、人の困った顔を見ると満足。
怒った彼女の顔がたまらなく可愛く見えるので、やめてといわれても我慢できないのです。大げさな嘘をついて人を驚かせる、後ろからわざと大声で話しかけるなど、やりすぎて本当に怒られてしまう場面もあるでしょう。
純粋な面がある
子供のように純粋な一面は、くすぐってくる人の心理背景にあることです。とても無邪気で、やりたいと思ったことをその場でやってしまうタイプ。
眠そうにしている彼女をくすぐりわざと起こすなど、衝動的にアクションを起こす場面もよくあります。純粋な人は隠しごとがないので、とても付き合いやすい反面、自己中心的になりやすいともいえるでしょう。場合によっては、きちんとした社会人らしい考え方も必要ですね。
ふざける人が求めていることは?
くすぐってくる人は、心理的に相手から何かを期待していることがあります。相手を笑わせるだけでなく、一体どのようなことを目的にしてふざけてしまうのでしょうか。
相手の気持ちを知りたい
あまり親しくない人にくすぐられるのは、少し不快な気持ちになりませんか。くすぐったりちょっかいを出してきたりする人は、相手にどれくらい好かれているか、気持ちをチェックしようとしている可能性があります。
たとえば好きな女性をくすぐった時、嫌な相手なら本気で怒ってくるかもしれません。ふざける人は自分が拒絶されないかどうかを確かめたいため、適度な接触で相手の態度をチェックしているだけなのです。
ロマンチックな関係になりたい
ふざけている人は、ありのままの自分を受け入れてもらいたいため、嫌がっている人のこともしつこくくすぐるなど、少し強引に自分をアピールしています。
またこのタイプは、ふざけながらスキンシップをして相手と近づきたいことも目的のひとつ。根本的にロマンチストな部分がありますので、その時のムードや気分で接し方が変わります。
好きな人と手をつないで歩きたいと思っても、最初のアクションを起こすのは不安になりますよね。でも普段からふざけ合う関係なら、遊びの延長線にロマンチックな関係があると期待したいのでしょう。
ポジティブになりたい
くすぐってくる人の心理は、実はとてもポジティブな性格が関係しています。他人を喜ばせて楽しい空間にしたい目的があるので、大人しい性格の人には強硬に笑いをもらうためにふざけてしまうのです。
冗談を言って、元気のない人を励ますのも上手。いつもニコニコしながら隙のある人を探している姿は、とても面白くおかしく素敵に見えるかもしれません。
冗談が通じない人の対処方法について
世の中には冗談が通じないタイプもいますので、ふざけてくすぐっただけなのに冷たい態度で返されることもありますよね。では冗談が通じない人の対処方法について、失敗しないコツをご紹介しましょう。
くすぐると怒る人の共通点を理解しよう
くすぐったり驚かせたりしても、決して楽しんでくれる人ばかりではありません。ムッと怒った顔をするのは、誠実で曲がったことが嫌いな人。
肝心な場面で冗談を言う人を見ると、ついイライラしてしまうのです。真面目すぎて常に緊張感が漂っているので、冗談を言いたくても言えない雰囲気。
こんな人をいきなりくすぐると、叱られてしまうことも多いかもしれません。ふざけるのが好きではない人は、視野が狭く、周囲をよく見ていないことも考えられます。
人によって価値観や性格が違うことを理解できず、自分と感覚の違う人を冷めた目で見てしまう場面も。ふざける習慣がないので、自分から誰かにちょっかいを出すこともありませんし、逆にやられるとどう反応すればよいのか、真面目に捉えすぎてしまうのです。
ほどほどの冗談にする
くすぐってくる人は、心理的に相手のことが気になっていると考えられますので、冗談が通じない人にはあまりエスカレートしないよう、ほどほどの冗談で対処してみましょう。
ふざける人は、自分にとって面白いことは他人にも通じると誤解してしまうリスクがあります。たとえ冗談だとしても、相手の気にしていることやプライベートに関することをネタにするのはNG。
あまり面白くない話題でも、相手の緊張感を取り除くことを意識してふざけるのも大切ですね。
相手が快適に感じる会話をする
冗談が通じない人はとても真面目で、相手が言っていることが冗談なのかどうか、上手く判断できないのかもしれません。くすぐられると「嫌がらせをされた」と誤解するケースもありますので、そのようなタイプには相手に伝わりやすい冗談を言ったり、快適に感じるコミュニケーションを意識したりしてみましょう。
決して悪気があって、他人にちょっかいを出しているわけではありません。しかし人によっては、受け止め方がネガティブになる場合もあります。気になる相手なら、ホッとしてもらえるような会話や話題を意識してみましょう。
好意を寄せていることを知ってもらう
気になる相手に対して、真面目な顔をして話すのは緊張しますよね。照れ隠しのつもりでふざけることもよくありますので、誤解されないように「好意」を寄せていることははっきり伝えましょう。
「好きなタイプなので…」「可愛いからちょっかいを出したくなる」「笑顔が見たいから」など、単にふざけているだけでないと知ってもらうと、相手のノリも変わってくるかもしれません。
ふざける態度には敵意を感じる人もいますので、よい関係にシフトにしたい相手なら、まずは自分の思いをアピールしてからふざけ合う関係になると安心です。
まとめ
くすぐってくる人の心理は、もっと相手に近づきたい願望があるからでしょう。冗談が言える関係やふざけられる相手は、心を許せる人だから。そうなるためにも徐々に段階を踏みながら、楽しい関係に変えていくとよいかもしれません。
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