声が大きくなる心理と冷静な討論に必要なこと

声が大きくなる心理と冷静な討論に必要なこと

声が大きくなる時、心理的などのような状態にあるのか考えたことはありますが。感情的になると態度や話し方に表れ、相手に誤解されてしまうリスクもあります。

とくに意見が違う人とのコミュニケーションは、気をつけても声を荒げてしまう場面もあるでしょう。そこで今回は、声が大きくなる際の心理状況や、冷静な討論のコツについてご紹介していきますね。


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声が大きくなる心理状況について

声が大きくなる心理と冷静な討論に必要なこと

怒っているわけではないけど、声が大きくなる時はありますよね。コミュニケーションの途中でおやっと思う瞬間。その場合は心理的な背景を考えると、相手が考えていることが理解しやすくなるかもしれません。

 

内向的な性格を隠したい

恥ずかしがり屋の性格の人は、声が大きくなる心理が働き、自分の弱点を隠したがります。日常的に声が大きい人はとても積極的でアプローチ力がある反面、声が小さくて「何?」と相手からいつも聞き返される人は、どことなく大人しい雰囲気がありますよね。

そんな声の音量と性格の関係に固定観念がある人は、自分の性格をごまかすために声が大きくなる心理があるのです。

 

興奮している

徐々に声が大きくなり、「それってどういうこと?!」などと声を荒げてしまうのは興奮しているため。たとえば道を歩いていて芸能人を見かけた時、「○○だ!」と音量がマックスになってしまうことがありませんか。

興奮すると自然と声は大きくなり、気持ちをアピールするのが人間の本能。感情のコントロールが一瞬できなくなっているので、そんな場面では次の行動も冷静に判断したいですね。

 

重要に思ってほしい

声が大きくなる時は、心理的に相手に自分を大切な存在に思ってほしい、もしくは発言内容がとても重要であることが考えられます。室内で大きな声で話す人がいたら、誰もが注目しますよね。

しかし声が大きくなるのは、実は皆に聞こえるように意識しているのではなく自分のため。存在感をアピールしたい場面で、自然と声が大きくなってしまうのです。

たとえば新商品のプレゼン。目玉の部分を大きな声で一声伝えれば、その部分だけいつまでも印象強く残るのと同じです。声が大きい人は、自分の重要性を伝えたいのでしょう。

 

認めてもらいたい

恋人と意見の食い違いがあり言い合いになる場面のように、声が大きくなるのは心理的に自分の意見を認めてもらいたい願望があります。「そうじゃないよ」と強気な話し方になるのは、自分が言いたいことをしっかり伝えたいため。

しかし相手と食い違う場面は、これが最初のきっかけとなりお互いにヒートアップしてしまうでしょう。嘘を貫き通したい時などは自然と声が大きくなり、逆にわざとらしく聞こえることもあるので注意が必要です。

 

自分の意見が通りにくい環境にいたため

自分の意思をあまり反映させず、親の思うように育てられた人は、意見を言うこと自体に慣れていません。たとえ反論しても聞いてくれないだろうと諦めがあるので、我慢する場面が多くなります。

そんな人が社会に出て意見を求められるシーンがあると、やっと自分の意見が発表できるとワクワクして、声が大きくなる心理があります。

きちんと考えを知ってもらいたい、無視されたくない不安があるので、きちんと相手に伝わるように声を大きくしてコミュニケーションをとりたいのです。

 

自然と声が大きくなる

声が大きくなるのは心理的なことは関係なく、生まれつき声が大きい人もいるでしょう。もしくははっきりと大声で話すように子供の頃から教育された人、または接客業で大声を出すことが多い人など。

声のトーンや音量は、生活スタイルにより変わることもあります。自分では声の大きさを自覚することがあまりなく、他人に指摘されてはっとする場面もあるでしょう。そんなタイプの人は、場所によって気をつける必要もあるかもしれません。

 

自己中心的

図書館など、静かな場所で大声を出すのはマナー違反。人の陰口を言う時も、大声で皆に聞こえるようには話しません。自己中心的な人は、他人のことを考えないため声が大きくなる心理があり、自分が大声で話したいからやっているだけ。周囲への迷惑は一切考えず、社会的なマナーを知らない人かもしれません。

 

冷静に討論する場合のコツについて

声が大きくなる心理と冷静な討論に必要なこと

声が大きくなる心理としてよくあるのは、怒りや不安などのネガティブな感情が強くなることが考えられます。相手の意見に納得しない場面、反論する際に声が自然と大きくなりますよね。

では相手と冷静な討論をするにはどうすればよいか、コツをいくつか見ていきましょう。

 

攻撃しない

討論とは相手を責めたり弱みにつけ込んだりすることではなく、自分の考えをさらけ出すことが目的です。「あの時、どうしてあんなことしたの!」と相手に責任を押しつけたり不満をぶつけたりするのは、会話の流れが悪くなるだけ。

きちんと意見交換するには相手を主語にせず、「私は」と自分を主語にして気持ちを伝えてください。声が大きくなると、次第に相手が怒っているのがわかりますよね。するとお互いに文句の言い合いになり、収まる状況も悪くなるだけです。

 

相手の意見はきちんと聞く

声が大きくなるのは自分の意見を受け止めてほしいためで、聞き入れてくれない人にはさらに声を荒げてしまいますよね。それでは一方的な喧嘩になりやすく、双方が納得するには時間がかかってしまうでしょう。

冷静に討論するには発言も大切ですが、相手の言葉に耳を傾けることも忘れないでくださいね。きっとこう思っているだろう、という推測ではわからないこともたくさん。

誤解して勝手に気分を害することがないよう、相手の意見は必ず最後まで聞きましょう。もし疑問に感じる部分があれば、どういう意味があるのかをきちんと説明してもらってください。

 

話し合う前に約束しておく

声が大きくなり収集がつかない口喧嘩になると、いつまでも話も平行線のまま。それでは意見交換すらできないので、もし危ないと思った時は話し合いをする前に、感情的にならないよう約束しておきましょう。

口喧嘩は、自分の正当性を伝える闘いのようなもの。苛立ちが優先されると話し合いは進みません。最初は穏やかでも徐々にエスカレートする時もあるので、その場合は途中で休憩を入れて、お互いに冷静になるまで待ってから再開してください。

 

言いたいことは溜め込まない

短気ですぐカッとなる人は、自分がヒートアップしてくるのがわかることもあるでしょう。そのまま感情に任せてしまうと、言い合いになるのは間違いありません。

だからといって討論から逃げてしまうと、さらに関係が悪化する可能性もあります。たとえば恋人同士、価値観や意見が違うのは当たり前。意見がぶつかる時は、正直に自分をさらけ出すよいチャンスです。

それをせずに逃げてしまい溜め込んでいると、もやもやはどんどん蓄積されて些細なことで爆発する場面も。今多少のリスクがあっても、言いたいことは上手に伝えるべきですね。

 

過去の話には触れない

「昔浮気したことあるくせに」「この前も同じことしたよね」など、過去の話を持ち出されると決してよい気分にはなりません。冷静な討論をする場合は、今抱える問題だけに焦点を当てること。触れてほしくないことがあるのは、誰もが同じだと理解しておきましょう。

 

まとめ

声が大きくなるのは、心理的に自分の気持ちを受け止めてほしい願望があるからでしょう。好きな人なら尚更夢中になって意見を言ってしまうはずです。

レールから外れないためにも、冷静であることがまずひとつ。そして相手の気持ちを考えて、話し方にも充分意識してコミュニケーションをとってくださいね。

 

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