- 2024-6-17
- 行動心理
- 夜更かししてしまう心理
夜更かししてしまう心理になるのは、様々な状況があると考えられます。疲れているはずなのに眠くなかったり、眠いけれど眠りたくなかったりして葛藤状態に陥ることも。
そんな時には、深層心理や適切な対処法を理解したうえで、よりよい生活リズムにシフトしていきたいですね。そこで今回は、夜更かししてしまう心理について詳しくお伝えしていきましょう。
夜更かししてしまう心理になる理由
眠るべきだとわかっているのに、つい夜更かししてしまうのはなぜなのでしょうか。まずは夜更かししてしまう心理になる理由について詳しく見ていきましょう。
達成感を味わいたい
今日一日やるべきことを精一杯やりきった自分自身と向き合う時間を大切にしている人もいます。例えば仕事が上手くいった、大切な人に気持ちを伝えられたなど。
自分にしかわからない手応えを噛み締めながら、夜の静かな時間を過ごしたいと思う場合もあるでしょう。特別な日だけではなく、例えばハードな仕事をこなしている人や夢を叶えるために毎日勉強している人などは、達成感を味わうために一人でゆっくりしたくなることも。すぐに寝てしまってはもったいないように感じるので、つい夜更かししてしまいます。
朝がやってくるのが憂うつ
朝がやってくるのがとても憂うつで、ストレスやプレッシャーのために眠れなくなってしまうこともあります。きちんと寝て明日に備えるべきだとわかっているのですが、眠るとすぐに明日がやってきてしまうと思うと、なかなか寝付けない場合も。
翌日に対する期待値が低いのは、様々な理由があると考えられるでしょう。例えば仕事が楽しくない、苦手な人と会う約束をしているなど、気が進まないことがあると朝がくるのが嫌になってしまいます。
時間を惜しんで仕上げたいものがある
熱心に物ごとに取り組む人は、夜更かししてしまう心理になりやすいでしょう。例えば在宅ワークをしている人や、真剣に取り組んでいる趣味がある人などは、睡眠時間を削ってでも完璧に仕上げたいと思うことも。
このタイプの人は、基本的に夜型の可能性もあり、夜のほうが仕事や趣味に集中できるという場合もあるでしょう。しかし寝る間も惜しんで作業に当たるのは、決して誰にでもできることではなく、努力家で集中力が高い証といえるのです。
一人でリラックスする時間が欲しい
日中他者とたくさんやりとりして疲れてしまうと、夜くらいは一人でゆっくりしたいと思うものです。夜更かししてしまう心理になるのも、心労が重なっているからなのでしょう。
価値観が合わない人と仕事をしなければいけなかったり、人見知りなのに他者との関わりが避けられなかったり。他人に気を遣ってばかりで疲れてしまった時は、夜更かししてでも一人でリラックスする時間を確保したくなります。本を読む、音楽を聴くなど、自分の好きなことをして貴重な時間を過ごす人が多いでしょう。
夜更かししてしまう心理になりやすい人の共通点
たまに夜更かししたくなることは誰しもあるかもしれませんが、頻繁に夜更かししたくなる人には共通する特徴がいくつかあります。では、夜更かししてしまう心理になりやすい人の共通点について詳しくお伝えしていきましょう。
夕方から夜にかけて元気になる
夜更かししてしまう心理になりやすい人は、夜型の可能性が高いでしょう。この場合、夕方から夜になるにつれて元気になり、態度にも仕事ぶりにも覇気が出てくることも。
朝は気分がどんより落ち込み、とても疲れているように見える人も、夜になると人が変わったように活動的になるケースがあります。仕事のペースも速くなり、職場仲間との飲み会などにも積極的に参加する場合もあるでしょう。
夜型の人は、周囲の人とは生活リズムが合わないこともありますが、その分足りないところを補う形で率先して仕事をこなしていきます。
完璧主義な性格
念入りに準備することや、頼まれた仕事を完璧にこなすために力を注ぐのも、夜更かししてしまう心理になりやすい人の特徴です。仕事を家に持ち帰ることが許可されている職場なら、夜遅くまでコツコツと取り組む場合もあるでしょう。
睡眠時間を削ってしまう場合もありますが、それでも気に留めず目の前のことに集中します。仕事を家に持ち帰ることができないケースでも残業して、納得できるところまで進めておくタイプ。完璧主義で努力家なのはとても大きな長所ですが、自分の心身を大切にする必要もあるでしょう。
集中力が持続しやすい
夜更かししてしまう心理になりやすい人は、夜になると集中力が持続しやすいという特徴があります。比較的静かな環境のため、自分のペースでコツコツと仕事に取り組める場合もあるでしょう。
日中は元気が出なくても、夜になってからは仕事に集中できて効率がアップするため、つい寝る時間が遅くなってしまうケースも。ひとつのことに熱中しやすいのも、夜更かししてしまう心理になる人の特徴です。
やるべきことや好きなことなら、寝る間も惜しんで精一杯取り組みますので、職場仲間からも一目置かれている場合が多いでしょう。
就寝時間を柔軟に調整できる
夜型の人は、朝型の人と比べて生活スタイルを柔軟に調整できる傾向にあります。朝型の人は早寝早起きをする習慣がついており、急に就寝時間を早めたり遅らせたりすることは苦手としているでしょう。
その点夜型の人は、規則正しい生活リズムに縛られることなく暮らしているため、状況に合わせて柔軟に時間を使えます。その分活動時間も多く確保できるため、つい夜更かししてしまうとしても悪いことばかりではないといえるでしょう。
夜更かししてしまう心理になった時の対処法
眠りたいけれど起きていたいという葛藤状態に陥った時は、自分に合った方法で対処していくようにしましょう。では、夜更かししてしまう心理になった時の適切な対処法について詳しくお伝えしていきます。
スマホを見る時間を短縮する
スマホやパソコン、タブレットから発せられるブルーライトは、睡眠の質に多大な影響を及ぼすといわれています。特に就寝前にブルーライトを浴びることは健康上おすすめされておらず、人を休眠や睡眠に誘うメラトニンというホルモンの分泌量が減ってしまう可能性があります。
このため夜しっかりと眠るためには、スマホなどを触る時間を短縮するようにしたいですね。そうすれば眠るべき時間帯であると認識でき、快適な睡眠をとれるようになる可能性があるでしょう。
楽しみな予定について考える
夜更かししてしまうのは、心理的な理由として明日がやってくるのが不安ということが考えられます。ネガティブな感情に押しつぶされそうになった時には、少しずつでもよいのでポジティブ思考に切り替えてみましょう。
趣味を楽しむ、好きなものを食べる、気の合う友人と遊びに出かけるなど、楽しみな予定について考えてみてください。そうすると、時が進んでいくことを肯定的に受け止められるようになる場合もあります。
質のよい睡眠の知識を得る
心理的な角度からアプローチするのも大切ですが、身体の健康のために知識を得ることも必要です。質の高い睡眠がとれない原因は夜更かししていることだけではなく、睡眠以外の生活習慣が関係していたり、自分に合わない寝具を使っていたりする場合も。原因を究明するためにも、睡眠に関する知識を得るようにしたいですね。
目が覚めたら朝日を浴びる
朝起きてから朝日を浴びると、体内時計のずれをリセットできる可能性があります。自然の光を浴びるとリフレッシュできますし、健康上のメリットも期待できるのです。
起きてすぐにカーテンを開ける習慣をつけるだけで、一日すっきりした気分で過ごせる場合もあるでしょう。
夜更かししてしまう心理を知って生活の改善に役立てよう!
夜更かししてしまう心理を理解すると、より快適な生活が送れるようになる可能性があります。改善すべき点はどこなのか、一度自分自身の生活リズムを見直すことで新たな発見がある場合も。
質のよい睡眠をとるにはどのようなことを意識すればよいのか、自分なりにリサーチしたり身近な人に相談したりするのもよいでしょう。
☆占い師になりたい!という人にはこちらがお勧めです!
☆こちらの記事もお勧めです!
>>>占い好きな人の心理が気になる!特徴や今後の行動の仕方について