
約束をすっぽかす心理になるのは、どのような理由が多いのでしょうか。自分が必ず約束を守る性格だとしたら、理解に苦しむ場面もありますよね。
でも表面だけではなく、隠れた内面を知ると、案外付き合いやすいと分かるケースもあるのです。では今回は、約束をすっぽかす心理について詳しくお伝えしていきましょう。
約束をすっぽかす心理になる理由

約束を当日キャンセルしたり、連絡もなく現れなかったりする「すっぽかし」。される側にとってはかなりショックな出来事です。
でもすっぽかす側の心理には、悪意がある場合だけでなく、精神的な余裕のなさや性格的な特徴が深く関わっていることも。では、約束をすっぽかす心理になる理由を詳しくご説明していきましょう。
社交辞令と本心の温度差
その場を盛り上げようとして、つい勢いで約束をしてしまうタイプの人もいます。約束した瞬間は「行けたらいいな」というポジティブな気持ちがありますが、実はそれほど優先順位が高くありません。
断ることで空気を壊すのを恐れる「いい人に見られたい」という欲求が強く、自分のキャパシティを超えた約束を安請け合いしてしまいます。当日になり、本来の「乗り気ではない自分」に戻ってしまい、動けなくなるパターンでしょう。
極度の「ドタキャン・パニック」
直前になって急激に不安やプレッシャーを感じ、逃げ出したくなる心理です。外出の準備や、相手と会って話すこと自体に膨大なエネルギーが必要だと感じ、心がポッキリ折れてしまうのでしょう。
このパターンは、精神的な疲れが溜まっている時や完璧主義な人に多く見られます。「完璧に振る舞えないなら、いっそ行かないほうがマシだ」という極端な思考に陥り、連絡を入れることすら怖くなって放置を選んでしまうケースもあるでしょう。
時間管理能力と想像力の欠如
悪気は全くないものの、時間やスケジュールの感覚が極端にルーズな人もいます。「まだ大丈夫」という根拠のない楽観視や、単純な物忘れによって約束を失念するでしょう。
脳の特性によっては、複数のタスクを並行して管理するのが苦手な場合があります。また、「自分が行かないことで相手がどれほど困るか」という想像力が働いていないと、遅刻の延長線上で結果的にすっぽかしてしまうことになりやすいでしょう。
相手への甘えと優先順位の低さ
「この人なら許してくれるだろう」という無意識の甘えが根底にあります。相手を大切に思っていないわけではありませんが、自分の中の優先順位が低く、もっと魅力的な誘いや自分の「眠い」「面倒」といった目先の欲求が勝ってしまうでしょう。
上下関係や利害関係がある相手には絶対にしませんが、仲のよい友人や優しいパートナーだからこそ、自分の都合を優先してしまいます。「ごめん」で済むだろうという過信がすっぽかしを生むでしょう。
約束をすっぽかすことが多い人の特徴

約束をすっぽかすことが習慣化している人には、単なる「うっかり」だけではない、共通した性格や行動のパターンが見られます。
では、約束をすっぽかして周囲を困らせてしまう人に共通する特徴を詳しくお伝えしていきましょう。
「今の感情」を最優先する刹那主義
未来の自分や相手の状況を想像するよりも、今この瞬間の気分で動くタイプです。約束をした瞬間は、本気で「行きたい」と思っていることも。
でも当日になって「何となく面倒くさい」「眠い」「録画していたアニメが見たい」という目先の欲求が勝つと、約束の重みが消えてしまうでしょう。感情の起伏が激しく、自分の衝動をコントロールするのが苦手な傾向があります。
極度の楽天家で時間見積もりが甘い
「何とかなる」という根拠のない自信を持っており、時間の計算が物理的に破綻している人です。例えば14時の約束なのに、13時50分に「まだあと10分あるからお風呂に入れる」と考えてしまうような「時間失認」に近い感覚を持っているでしょう。
遅刻を繰り返すうちに、自分でも収拾がつかなくなり「もう今から行っても怒られるだけだし、行くのをやめよう」とすっぽかしに発展します。
断る勇気がない「NOと言えない」性格
相手に嫌われたくない、その場の空気を悪くしたくないという思いが強すぎる人です。誘われた時に、本当は乗り気でなくても笑顔で「行きたい!」と返事をしてしまうでしょう。
自分のキャパシティ以上の予定を詰め込みやすく、直前になってパンクします。このタイプの人にとって「当日のすっぽかし」は、その場しのぎの嘘を重ねた結果の限界点であることが多いでしょう。
自分を「特別な存在」だと思っている
無意識のうちに「自分は許される」「相手は待ってくれる」と相手を甘く見ている人もいます。このタイプの人は、相手によって態度を変えます。
仕事や目上の人との約束は守り、友人や恋人など、自分を受け入れてくれる優しい相手に対してだけすっぽかしを連発するでしょう。
相手の時間を奪うことへの罪悪感が薄く、自分の都合を優先しても許されるという「甘え」が根底にあります。
常に受け身で他力本願
自分の人生や人間関係に対して主体性がなく、何事も他人任せの傾向があります。待ち合わせ場所や時間を自分で決めず、「任せるよ」と相手に丸投げしてしまうことも。
自分で決めていない約束には責任感を感じにくいため、「呼ばれたから行く」程度の認識しかありません。このためモチベーションが維持できず、簡単に約束を放棄してしまいます。
約束をすっぽかす人への接し方

約束をすっぽかされると、自分の時間や気持ちを軽んじられたようで、悲しみや怒りを感じるのは当然のことです。
でも相手に感情をぶつけるだけでは解決しないことも多く、賢い「接し方のルール」を持つことが、こちらのストレスを減らす鍵となるでしょう。
では、すっぽかし癖のある人とうまく付き合う、あるいは自分を守るための接し方を詳しくお伝えしていきましょう。
期待値をあらかじめ最低レベルに設定する
相手の行動を変えようとするよりも、自分の心の持ち方を変えるのが最も即効性のある対策です。
「どうせ今日も遅れるだろう」「来たらラッキー」くらいの気持ちで構えておきましょう。期待が大きいからこそ、裏切られた時のショックが大きくなります。
「相手は時間管理ができない性分なのだ」と割り切ることで、こちらの精神的な平穏を保つことができるでしょう。
「ついで」や代替案がある状態で約束する
相手が来なかったとしても、こちらの一日が台無しにならないような仕組みを作ります。例えば待ち合わせ場所を、自分が買い物したい場所や行きたかったカフェに設定しましょう。
そうすると、もし相手が来なくても「一人でゆっくり本を読もう」「買い物を済ませよう」と切り替えられます。「相手を待つだけの時間」を「自分のための時間」に変換しておくことが大切でしょう。
リマインドと最終確認をルール化する
悪気なく忘れてしまうタイプには、物理的な確認作業が有効です。前日の夜だけでなく、当日の出発直前にも「今から出るね!」とメッセージを送りましょう。
相手が寝過ごしていたり、準備を忘れていたりする場合、このタイミングで連絡すれば致命的なすっぽかしを防げる可能性が高まります。返信がなければ、こちらも家を出ずに様子を見ることができるでしょう。
厳しいペナルティを設けるか距離を置く
優しく接しても改善されない場合は、毅然とした態度が必要です。「次にすっぽかしたら、しばらく二人では会わない」と宣言するか、実際にしばらくの間、誘いを断り続けましょう。
これは「この人は許してくれる」という甘えを断ち切るためです。「すっぽかすことで、会える権利を失う」という実害を相手に経験させることで、初めて事の重大さに気づくタイプもいるでしょう。
約束をすっぽかす心理を知ると接し方が楽になる!
約束をすっぽかす心理になる人の本音を理解することで、今後のやりとりが楽になる可能性があります。このため電話か直接会って話す機会を設け、気持ちを伝え合う時間が必要になるでしょう。
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