
お金がないと言う人の心理に対しては、理由が分からずに悩む場合もありますよね。そしてどうしてあげたらいいのだろう…と考えてしまうケースも。
では今回は、お金がないと言う人の心理について詳しくお伝えしていきますので、今後の接し方に役立ててみてください。
お金がないと言う人の心理

「お金がない」と口癖のように言う人の心理は、単に銀行残高が少ないという事実だけではなく、不安や防衛、甘えなど、複雑な感情が絡み合っています。まずはこちらの内容から詳しく見ていきましょう。
心の余裕が欠如している
実際に生活が苦しいかどうかにかかわらず、「お金が足りなくなるかもしれない」という強い不安に支配されている状態です。
これは、心理学では「スカーシティ(欠乏)・マインドセット」と呼ばれます。リソースが足りないと感じると、脳の処理能力が低下し、目先のことしか考えられなくなるでしょう。
常に「損をしたくない」という恐怖が根底にあり、他人の幸せを素直に喜べなかったり、将来への投資を極端に嫌がったりします。
周囲からの攻撃や期待を避ける防衛本能
自分が豊かであることを知られると、デメリットが生じると無意識に感じているパターンです。
「お金があると思われると、たかられる」「奢らされる」「面倒な頼みごとをされる」という警戒心から、自分を貧しく見せようとするでしょう。
実際には余裕があっても、飲み会の誘いを断る口実や、高い買い物をした時の罪悪感を隠すために「お金がない」をバリア(盾)として使います。
「もっと欲しい」という満たされない承認欲求
自分より上のランクの人(富裕層や成功者)と比較してしまい、常に不足感を感じている状態です。
自分が持っているものに目を向けず、「理想の生活」に対して足りない部分ばかりを数えているでしょう。
この場合、「お金がない」という言葉は「理想の自分になるための資金が足りない」という意味を持ちます。
周囲から見れば十分な収入があるのに、ブランド品や贅沢な体験を追い求め、常に「足りない、足りない」とこぼします。
相手への甘えと配慮の要求
言葉の裏に「自分は困っているから優しくしてほしい」「配慮してほしい」というメッセージが隠れていることもあるでしょう。
弱みを見せることで相手に助けてもらおうとしたり、奢ってもらう流れを作ろうとしたりする打算的な心理、あるいは無意識の甘えです。
支払いのタイミングや旅行の計画を立てる際などにこの言葉を多用し、周囲に決定権や負担を譲ろうとする傾向があるでしょう。
価値観の不一致を伝えるための便利な断り文句
特定の対象に対してお金を払いたくない時に、角を立てずに断る手段として「お金がない」という言葉を使っています。
「あなたの提案(誘い)には、お金を払うほどの価値を感じない」という本音を隠し、社会的に反論されにくい「お金のせい」にして逃げている状態でしょう。
趣味や好きなことには大金を使うのに、特定の誘いや人間関係の場においてのみ「お金がない」と口にする人もいます。
お金がないと言うことが多い人の特徴

「お金がない」という言葉が口癖になっている人は、単に残高の問題だけでなく、特有の思考パターンや生活習慣を持っていることが多いです。では、こちらの内容を詳しくお伝えしていきましょう。
優先順位をつけるのが苦手
何にどれくらいお金を使うべきかの基準が曖昧で、その場の感情で支出を決めてしまう傾向があります。
コンビニでのついで買い、バーゲンセールでのまとめ買い、それほど欲しくない誘いへの参加など、小規模な支出を繰り返すでしょう。
自分の人生において「何が重要か」が定まっていないため、目先の誘惑に流されやすく、結果として本当に必要な時に資金が残っていません。
他人との比較で幸福度を測っている
自分の満足度よりも「人からどう見られるか」を基準にお金を使ってしまうという特徴があります。
SNSで流行っているものをすぐに買ったり、見栄を張って身の丈に合わない贅沢をしたりするでしょう。
自己肯定感が低く、物や体験で自分を飾り立てることで価値を証明しようとします。でも上には上がいるため、いつまでも「足りない」「お金がない」と感じ続けるループに陥ります。
時間や健康への投資意識が低い
お金を単なる「消費(使い切るもの)」と捉えており、将来のために自分を磨く「投資」の概念が薄いことが多いです。
ギャンブルや目先の娯楽にはお金を使う一方で、本を買って学ぶことや健康的な食事に配慮することを「高い」と感じて避けるでしょう。
「今が楽しければいい」という刹那的な思考が強く、将来の自分を助けるための準備が後回しになっています。
悲観的で「自分は運が悪い」と考えがち
物事がうまくいかない原因を自分以外(社会や会社、運など)のせいにし、現状を変える努力を諦めている側面があります。
「どうせ給料が上がらない」「景気が悪いから」と愚痴をこぼす一方で、収支を把握するための家計簿をつけたり、固定費を削ったりと具体的なアクションを起こしません。
自分で人生をコントロールしている感覚(自己効力感)が低いため、「お金がない」と言うことで周囲に同情を求め、現状維持を正当化しています。
「無計画」であることを「自由」と勘違いしている
規律を持って生活することに窮屈さを感じ、その場しのぎの生活を好む特徴があります。給料日直後にパーッと使い、月末になると極端に切り詰めるという極端なサイクルを繰り返しています。
貯金の習慣がなく、突発的な出費(冠婚葬祭や家電の故障)にすぐパニックになるでしょう。計画を立てることは「制限」ではなく、将来の「自由」を守るためのものですが、「今すぐ欲求を満たすこと」こそが自由だと感じてしまっています。
お金がないと言う人への接し方

「お金がない」が口癖の人と付き合うのは、時にエネルギーを消耗するものです。友人、恋人、家族など、相手との関係性にもよりますが「深入りせず、自分のペースを守る」ことが基本的な戦略になるでしょう。では、こちらの内容を詳しくご説明していきましょう。
共感はしても「同情・解決」はしない
相手が「お金がない」と言った時、真面目に解決策を提案したり、かわいそうに思って助けたりするのは避けましょう。
「そうなんだ、大変だね」と短くオウム返しをする程度に留めます。解決策(節約術など)を教えても、このタイプの人は「でも○○だから無理」と否定することが多く、教える側のストレスになる場合が多いでしょう。また、同情しすぎると「この人は受け止めてくれる」と依存される原因になります。
金銭が発生する誘いは具体的かつ低予算で提示する
一緒にどこかへ行く際は、相手の「お金がない」という言い訳を先回りして封じつつ、自分も楽しめるラインを提案します。
「高いお店に行こう」ではなく、「今日は予算〇〇円くらいで楽しめる公園(またはカフェ)に行かない?」と金額を明確にして誘いましょう。
相手に「いくらかかるか分からない不安」を与えないことで、後出しの「お金がないから払えない」といったトラブルを未然に防げます。
お金の貸し借りは「1円単位」で徹底的に断る
どんなに親しくても、あるいは少額であっても、お金の貸し借りは絶対にNGです。「貸して」と言われたら「ごめんね、家の方針で友達とお金の貸し借りはしないことにしているんだ」などと即答で断りましょう。
一度貸すと「この人は貸してくれる人だ」というラベルを貼られ、要求がエスカレートします。また、「少額だから返さなくていいよ」という親切も、相手の甘えを助長して関係を壊す原因になるでしょう。
話題を強制的に切り替える
「お金がない」という愚痴が始まったら、その話題を広げずに、全く関係のないポジティブな話題にシフトします。
「そっか。あ、そういえば最近観たあの映画、面白かったよ!」と間髪入れずに話題を変えましょう。
相手は「お金がない」と言うことで注目を浴びたり、場を支配したりすることに慣れています。話題を変えることで「この人にはこのネタは通じない」と学習させることができるでしょう。
お金がないと言う人の心理は分かりやすい場合も!
お金がないと言う人の心理は、意外と分かりやすい場合もあります。まずは穏やかに理由を聞いてみると、本音を打ち明けてくれる可能性もあるでしょう。
できるだけ相手の立場になって考えながらも、依存関係が生まれないよう適度な距離を保ちながらやりとりすることが重要です。
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