外面がいい人の心理・接し方が難しい時の対策

外面がいい人の心理・接し方が難しい時の対策

外面がいい人の心理的特徴や付き合い方の方法で困ったことはありませんか。「外面がいい人」というのはあまりよい表現ではなく、実際にどのようなことを思っているのか察知できない相手のため、人間関係で誤解が生じることがあります。

そこで今回は、外面がいい人の心理や特徴について徹底的にご解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。


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外面がいい人の心理的特徴について

外面がいい人の心理・接し方が難しい時の対策

外面がいい人は職場や友人にもいるはず。一見魅力的に見えるのですが、親しい関係になればなるほど相手の本性が気になりますよね。外面がいい人は、心理的に次のような特徴がありますので、注意すべき点などを考えておくと付き合い方も改善しやすくなります。

 

自己否定感が強い

外面がいい人は心理的に自己評価が低いため、少しでも自分をよく見せたいために表面的なことばかりを意識してしまいます。外面がいいことで他人と接近して、自分を認めてもらいたいことが原因。

過剰な態度になってしまうこともあり、態度がやたらと目についてしまうのです。自己否定するのは自分の弱みばかりが気になるためで、他人の目に触れてほしくないことがたくさんあるから。外面をよくして、無難に付き合っている間は安心できるのです。

 

見栄を張りたがる

外面がいい人は、心理的に自分を実際よりも大きく見せたがる傾向にあり、外見はとくに印象を重視しています。生活レベルが高くお金持ちに見られたいので、無理をしてブランドのアイテムを買ってしまうこともあります。

表面的な部分に力を入れているので、周囲からは中身が薄い人に思われてしまうかもしれません。見栄を張るのは自分に自信がないことも関係していますので、外面がいい人の心理は自分を隠したい願望が強いといえます。

 

人気者でいたい

外面がいい人の心理は、周囲から愛される人間でいたい願望があり、「いい人」「好感度の高い人」といった人気者になりたいため、周囲の反応を考えて接しています。

褒められたい欲求が強く、他人好みの人間を目指しているのです。人気者になりたいのは小さい頃に仲間外れにされたり、友人がたくさんできなかったりといった出来事が関係しているかもしれません。そのため大人になってから昔の自分を忘れるためにも、理想像を作り上げているのです。

 

世話を焼くのが好き

外面がいい人とは、相手に歩調を合わせてとても付き合いやすく話がわかる人です。たとえば家族には態度が悪いけれど、近所に住む人には優しくてなんでもやってくれる人など。

外面がいい人は、心理的に自分を犠牲にして他者を幸福にしたい願望があり、そんな自分に心を許してくれる人は後回しになってしまうのです。

友人にはあまり気を遣わないけれど、会社の人には神経を使うタイプでしょう。やりたいことを我慢して、他人を優先して喜んでもらえると、そんな自分自身に満足できるのです。

 

人の視線を気にする

他人と視線が合うと、自分のどこがおかしいかと気になるのは、外面がいい人の心理背景にあることです。人の視線を意識して生活しているため、本来の自分らしさがなくなりとても疲れてしまうでしょう。

他人の評価ばかりに意識を集中させると、結果的に無理な努力が続いてしまいます。外面がいい人は、自分だけ孤立しないように無理をして人付き合いする傾向もあるのです。

 

現実逃避しているため

外面がいい人は、本性を隠して他人を喜ばせるように努力をしています。それは仲間にとって優しくて素敵な人間になりたいためで、理想像と現実のギャップがかなりあることが特徴。

相手のためを思って外面をよくしているのではなく、単に周りに喜ばれる自分の姿に酔っているだけかもしれません。基本的にこのタイプは自分が大好き。相手を思いやるふりをしながら、自分を可愛がっているといえますね。

 

敵を作りたくない

外面がいい人は、心理的に平和な状況を好みますので、人間関係も対立しないよう相手に譲歩することがよくあります。その姿は一部の人からは「外面がいい」と思われてしまい、距離を置いてしまうこともあるかもしれません。

誰とでも上手く付き合いと思うのは本音。外面がいい人はその気持ちが過剰に強く、他人を巻き込んでまでも自分の平和を獲得しようとすることもあります。

 

外面をよくしなければならないため

外面がいい人は、自分なりの言い訳や理由があるかもしれませんが、仲には立場上仕方なく外面がいい人を演じている心理もあります。

たとえば職場。不愛想な人よりも、愛想よく周りと付き合いながら仕事ができる人は有利ですよね。人間関係を考えながら作業をすると、仕事もスムーズに進みやすいでしょう。

本当は褒めたくないけれど、上司のスーツやネクタイのセンスを褒めてあげたり、残業を頼まれても嫌な顔をせずに引き受けたりするのは、実は苦痛になっています。

しかし本音が出てしまうと、上手く状況に馴染めないことを知っているため、無理をして外面がいい人になり自分の利益を考えています。

 

外面がいい人が難しいと感じる理由

外面がいい人の心理・接し方が難しい時の対策

いつも自分に優しく接してくれる人には、こちらからもよい態度で接したくなりますよね。しかし本性がわかり、単に外面がいいだけだとしたらショックを受けませんか。

なぜ私たちは外面がいい人と上手く付き合えないのか、難しく感じるポイントをご説明しましょう。

 

相手の感情に振り回されるため

外面がいい人は自分が有利になるように、対象になる人に徹底的に丁寧に接しています。しかしターゲットが他にも現れると自分が放置されてしまうため、相手の感情に振り回されやすいことがデメリットなのです。

さっきまで自分と口論していた人が、違う人に優しく接している態度を見ると、不快な気持ちになるのは当然。外面がいい人の行動を見ていると、感情が乱されてしまうことは多いのです。

 

態度が急変することがある

外面がいい人はいつも笑顔で、誰にでも好感度の高い態度で接していますが、心の底では何を考えているかわかりません。作り笑いをしているだけの場合もあり、裏では相手の悪口を言ってしまうこともあるでしょう。

そんな気持ちがありますので、態度が急変する可能性も忘れないようにしたいものです。笑顔で近づいて自分の願いを叶えようとする外面のいい人。

思うように物ごとが進まないと、くるりと背を向けて、急に冷たい対応になってしまうのです。

 

信頼できない

外面がいい人は、一緒にいる人に会わせて態度を変えるところも。一貫性がないため、信頼しにくいこともあります。会社では気の合う上司にはとても熱心に仕事をするけれど、嫌いな上司には大きく態度を変えてしまうタイプ。

さんざん持ち上げておきながら、本当は嫌いな人だったという展開がよくありますよね。

 

脈ありか外面がいいだけなのかを判断するコツ

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外面がいい人は、職場や友人などにもよくいますが、異性だと恋愛感情が関係してくるため、表面的な態度で相手の気持ちを判断することはできません。そんな時に脈ありかどうかを判断するには、次のポイントを意識してみましょう。

 

会話の内容が濃いか

外面がいい異性は、その場限りの評価を狙っているため、会話の内容が薄くなります。個人的に一歩踏み込んでくることはなく、世間話程度のことをニコニコしてくるでしょう。

 

他の人との違いを観察する

好きな人には特別な態度になるのが自然なこと。外面がいいだけか、恋愛対象になっているのか気になる時は、他の異性への態度もチェックしてみましょう。自分といる時だけ、目をしっかり見ながら話してくれるなど、特別感があると感じる場合は脈ありの可能性がありますね。

 

まとめ

外面がいい人は、心理的に周囲に自分を受け入れてもらいたい願望が強いのでしょう。仲良くしてもらいたいけれど、どうアプローチすればよいのかわからない状態なのかもしれません。

 

☆こちらの記事も読んでみてくださいね。

>>>やる気が出ない心理と気分を上げる方法


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