よく喋る人の心理について、対応をしなければいけない場面も。でもどのような思いがあるのかは、気になるところですよね。
今回は、よく喋る人の心理についてどのような思いがあるのかを見ていきましょう。
自分を誇示したい
自分はこんなに素晴らしい人間だと、相手に誇示したい思いがあります。相手から見て、自分がどう思われているのか、それがとても気になるのでしょう。
相手が自分のことを、上に見ていると分かるまで喋り続けるような人もいます。でも内面は、自分に自信がない場合が多いのです。
自信がないから、できるだけ自分を見せて相手に認めてほしい思いがあるのでしょう。でもこれに気が付かないと「ただ話すのが好きな人」のように思われてしまうかもしれません。
自分を認めてほしいと思う気持ちを理解した時には、相手を褒めるようにしてみましょう。そうすれば、話すペースが少し遅くなったり量が減ったりするはずです。
相手と親しくなりたい
親しくなりたい相手には、自分から話しに行くことも。これは男女ともに言えるでしょう。相手がどういう人なのかを知るためには、先に自分を見せて安心してもらいたい思いもあるのでしょう。
相手が会話を苦手とするタイプだと思ったら、こちらからよく喋るようにして親しくなろうと努力をする人も。
自分がよく喋れば、きっと相手も話しやすくなるだろうと思い込んでいる人もいるでしょう。でも逆に相手が勢い話してくると、話しにくさを感じる人もいるのです。
これを理解させるには、聞き上手に徹して相手の機嫌を見ながら、「〇〇さんと仲良くなれて良かったです」と伝えるようにしましょう。
そうすれば、もうすでに仲良くなれていると分かるので、安心感から無理をして喋らなくてもいいと安心するのです。
喋っていないと落ち着かない
一人の時には落ち着いてリラックスできる人でも、相手がいるとどこか落ち着かずに、よく喋ってしまう人もいます。
喋っていないと、空気が耐えられないと感じてしまうのでしょう。どちらかというと気の小さいタイプに多いのですが、今までもこれが苦手なので、できるだけ人との接触を避けてきた可能性も。
でも人と接する機会は、必然的にあるものです。これに対してなんとかうまく接しようと思い過ぎてしまうので、よく喋るようになってしまうケースも。
自分でもこんなに話したいわけではないのに…と思いながら、落ち着かない状態でいます。相手が無理をして話しているように見えた時には、こちらからも話題を出して相手をフォローするようにしましょう。
自分が良い空気にしなければ、と責任のようなものを持つ人もいますので、相手がフォローをしてくれると、とても嬉しく感じるもの。
責任感が強く真面目な性格でも、よく喋るような人がいるということを理解しておきたいですね。
人付き合いが好き
人とのやりとりが好きなタイプは、よく喋る場合が多いです。話すことで、どんどん相手と親しくなり打ち解けられると思っているため。
人付き合いを面倒だと思う人なら、最低限の会話にしておこうと思いますよね。でも人ともっと接したい思いがあるので、多く話すためには…と会話の内容を考えるのです。
そしてたくさんの話題を出して、長い期間話すような場面もあるでしょう。こういうタイプの人は、話し始めると止まらないので、こちらがセーブをするように工夫をする必要があります。
もしも忙しい時などは、「ちょっと急ぐから、また今度」というように笑顔で伝えるようにしましょう。
忙しいのに無理をして相手の話に付き合ってしまうと、結果として振り回されてしまう可能性があるので、気を付けたいですね。
緊張を隠したい
緊張をしていると、これを隠したくてよく喋る心理がはたらきます。緊張をしているとバレると、かっこ悪いと思う気持ちもあるのでしょう。
緊張をしている時には、どこかにサインが出ているもの。このサインを見抜いて、相手が緊張をしているとわかれば、相手に対してサポートがしやすくなるはずです。
緊張をしやすい人は多いので、相手に対して穏やかに話すようにして、緊張を解いてあげるようにしたいですね。
緊張をしたまま話し続けると、相手の心はとても疲れてしまいます。これから更に人に対して、緊張しやすいままになるでしょう。
でもこちらが丁寧に接して、相手にとって話しやすい状態にしてあげれば、緊張が少しでも和らぐはずです。
まとめ
よく喋る人の心理には、もともと話すのが好きな場合もあれば、本当はそうではないけれど仕方なく…というものも。
相手がどういう性格で、よく喋るのかを理解できるように、相手の話をよく聞くようにしてみましょう。
相手のペースに負けないように話してしまうと、本音が見えなくなってしまう可能性も。まずは聞き上手を目指して、相手の話をよく聞くようにしてみましょう。
聞いているうちに、相手がなぜよく喋るのかが分かってくる場合が多いのです。
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