
鼻をすする癖がある人の心理には、意外な本音が隠されている場合があります。風邪を引いているわけでもないのに何かと鼻をすする人が身近にいると、理由や本心が気になると思う人は多いですよね。
では今回は、鼻をすする癖がある人の心理や性格、理想的な対応の仕方について詳しくお伝えしていきますので、今後接する際に参考にしてみてください。
鼻をすする癖がある人の心理について
いつも「スン、スン」と音を立てて鼻をすすっている人が近くにいると、気が散ってしまったり心配になったりすることも。では、まずは鼻をすする癖がある人の心理について詳しく見ていきましょう。
緊張している
鼻をすする心理になる人は、緊張している可能性があります。例えば初対面の相手や好意を寄せる異性などを目の前にすると緊張してしまう人は多いでしょう。
萎縮したり高揚したりして自分らしく振る舞えなくなり、無意識のうちに鼻をすする癖が出てしまう場合があります。また、緊張すると呼吸が乱れる人は多いものです。
息を吸ったり吐いたりするタイミングが上手く掴めないので、鼻をすすって呼吸を整えようとする人もいるでしょう。
不安を感じている
不安を感じている時にも、鼻をすする心理が働くことがあります。苦手な人を前にして居心地の悪さを感じ、気を紛らわせるために音を立てて鼻をすする人もいるでしょう。
鼻をすする時のスンスンという音は、すすり泣いているように聞こえることもありますよね。実際には泣いていなかったとしても、心細さを感じる時や誰かに頼りたい気持ちがある時に鼻をすする人もいます。
慢性的な体調不良
鼻をすする癖には深層心理が表れているようで、実は生理的な理由が隠されている場合もあります。例えば慢性的な鼻詰まりに悩んでいる人、花粉症やアレルギー性鼻炎を抱えている人などは、頻繁に鼻をすすることもあるでしょう。
何らかのトラブルによって鼻水が出てしまう、鼻呼吸がしづらいというケースでは、他者と会話中でもやむを得ず鼻をすすってしまうことがあります。
集中力が切れている
集中が途切れたり、退屈に感じたりしている時に、気を紛らわせようとして鼻をすする人もいます。しきりに鼻をすするのは、子供っぽい仕草のように思う人もいますよね。
拗ねたような態度で鼻をすすったり、周囲を気にせず自由に振る舞ったりする人も中にはいるでしょう。この場合、退屈に感じていて会話に集中できない時に鼻をすする癖が出てしまうことが多いといえます。
鼻をすする癖がある人はどんな性格?
風邪や花粉症ではないのに頻繁に鼻をすする人は、内面に特徴がある場合が多いです。では、鼻をすする癖がある人の共通点について詳しくお伝えしていきましょう。
シャイな性格
鼻をすする癖がある人は、照れ屋の可能性があります。好きな人と話している時や、人前で自分の意見を主張する時に緊張してしまい、照れ隠しから鼻をすする人も。
自分の本心を悟られたくない、照れていることに気づかれたくないという思いから鼻をすすってごまかそうとする人もいるでしょう。
また、単に人前で鼻をかむのが恥ずかしいと感じる人も、鼻をすすって我慢することがよくあります。
沈黙が苦手
沈黙が苦手な性格の人も、鼻をすする心理になることがあるでしょう。会話が途切れて沈黙が流れているような場面で、気まずさに不安を覚えて鼻をすする癖が出てしまう場合も。
居心地の悪さを感じる時、しきりに髪を触ったり手元にあるものをいじったりする人もいますよね。こういった行動と同じく、シーンと静まり返った空間が大の苦手という人は、雰囲気を変えるために鼻をすすることがあります。
面倒くさがりの性格
鼻をかむよりすすることが多い人は、面倒くさがりの可能性もあります。相手に一言断りを入れて席を立ち、鼻をかんでしまえば済むことなのですが、その一手間をかけるのがとても億劫に感じてしまう場合も。
面倒なことを嫌うタイプの人は、そもそもポケットティッシュを持ち歩いていないこともあり、その場でティッシュペーパーを探さなければいけない場合もあるでしょう。このためとても面倒に感じ、鼻をすすってごまかしてしまうケースがあります。
感情表現が苦手
言いたいことをストレートに伝えるのが苦手な人も、鼻をすする心理になる場面がよくあります。言葉を選ぶのに苦労したり、相手の反応が気になったりしてなかなか本音を伝えられない場合も。
このタイプの人は、しきりに鼻をすすって気持ちを察してもらおうとするケースもあるでしょう。言いにくいことがある時に咳払いをするのと同じで、相手に何かを気づかせるために鼻をすする人もいます。
鼻をすする癖がある人への理想的な接し方
鼻をすする癖がある人に持つ印象は様々ですが、決して悪気はないケースがほとんどです。このため相手の気持ちを汲み取り、柔軟に対応することが求められるでしょう。では、鼻をすする癖がある人への適切な接し方について詳しくお伝えしていきましょう。
体調を気遣う
頻繁に鼻をすすっている人は、実は風邪を引いていたり花粉症だったりすることもあります。また、空気が乾燥した環境にいることなどから身体の不調を感じている場合もあるでしょう。
そのような可能性を考慮し、相手の体調を気遣う言葉をかけてあげることも大切です。「大丈夫?」「寒いですか?」など、思いやりを込めて優しい言葉をかけるようにしてみましょう。
気にせず接する
鼻をすする癖がある人と接する際は、あまり気にせず会話することが理想的です。風邪や花粉症といった生理的な理由がないのにいつも鼻をすすっている人は、心理的なことが関係している場合が多いです。
例えば緊張しやすかったり照れ屋だったりするケースもありますので、あえて指摘せずそっとしておいてあげることも優しさかもしれません。
責めるようなことは言わない
いつも音を立てながら鼻をすする人に対して、できればやめてほしいと思う人もいるでしょう。食事中なら不快感を覚えたり、作業に集中できなかったりするため、その場から離れたいと思う場面もあるかもしれません。
しかし鼻をすする癖がある人には悪気はないはずなので、責めるように辛く当たる行為は避けましょう。なるべくそっとしておいてあげ、どうしても気になる時には「どうしたの?」「大丈夫?」と声をかけたり、ポケットティッシュを渡したりして、心配する気持ちを表現することが大切です。
換気したりして環境を変える
しきりに鼻をすすっている人に対しては、思いやりのある言葉と共に環境を変える提案を投げかけることもよいでしょう。例えば寒さからくしゃみが出たり、鼻をすすったりしてしまう場面もありますよね。
このような人には「寒いですか?」「暖房をつけようか?」のように提案する方法があります。また、空気の乾燥から鼻詰まりが起こり、鼻呼吸がしづらくなる場面も。そのようなケースでは、換気や加湿によって環境を変えてあげるのもよいでしょう。
鼻をすする癖がある人の心理を知り人間関係に役立てよう
鼻をすする癖がある人の心理を知ることで、人付き合いがしやすくなる場合もあるでしょう。鼻をすする癖を持つ人は、友人や職場仲間の中にいることも多く、会話するたびに気になり居心地の悪さを感じていたという人もいるかもしれません。
しかし緊張や照れが理由だったり、慢性的な体調不良が原因だったりするケースもあるとわかると、今までよりも柔軟に対応できるようになるでしょう。
一言だけでも相手の体調を気遣う言葉をかけてあげることで、関係性がよりよいものになる可能性もあるため、なるべく思いやりを持って接してみましょう。
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