床で寝る人は、どのような心理状況があるのでしょうか。ベッドやカウチがあるのに床に横になるのは、周りの人が理解できない理由があるため。
一見不思議な行為に見えますが、心の中を理解してあげると、なるほどと納得できる場面もあります。そこで今回は床で寝る人の心理や、恋人が添い寝してくれる上手な誘い方についてご説明していきましょう。
床で寝る人の心理的特徴について
床で寝る人は次のような心理的特徴がありますので、恋人がいきなり床でゴロッとなった時は、相手の心の中を少しだけ意識してみましょう。
ベッドから落ちるのが怖い
床で寝る人は心理的にベッドやカウチだと不安で、過去に落ちて頭を打つなど痛い経験をしている可能性があります。ベッドから落ちないようにガードをつけることもできますが、そんな安全な環境でないと床のほうが落ち着くのでしょう。
ベッドの高さが怖い人は断然布団が好き。布団セットがない家なら床で充分なのです。リスクを負ってまで、快適な睡眠を得たいわけではないのでしょう。高いところに苦手意識がある可能性もありますね。
個性的な人
床で寝る人は、心理的に「自分だけ」という環境やものにこだわる傾向が強いのかもしれません。少し変わっている部分もありますので、社会一般的なルールや考え方が通じないことも。
ベッドがあればベッドの上で寝るのが普通。しかし個性的な人は自分のセンスや発想が大好きなので、ベッドよりもスペースが広い床の上を選ぶでしょう。「そんなところで寝るの?」と人が驚く姿を楽しんでいます。
他人に真似されるのが嫌い
床で寝る人は、心理的に個性的な人とも共通する点はいくつかありますが、基本的に他人に真似されるのが嫌い。皆が同じ色の服を着ていたら、自分だけ違う色をわざと選びます。
そのため一人だけ際立つことも多く、ちょっとしたファッションリーダーになる場合も。すると他人が真似したくなり、それが少し負担に感じています。
真似されるのが嫌な人は、他人ができないことをやりたがりますので、フローリングの床でゴロッと寝るなど、わざと真似されないことを実践しています。
目立ちたい
床で寝る人は、心理的に目立ちたい願望が強いことが特徴です。奇抜なファッションや目立つ行動が多く、他人の視線を感じていたいために床の上で寝るような行為もやってしまうのです。
目立ちたい人は孤独になるのが実は不安で、常に誰かのそばにいることも多いはず。そのため自分の存在感を自覚するため、自ら目立つ行為で周囲にアピールしているのです。
マイペース
床で寝る人は、心理的に他人や周囲の事情に左右されず、自分がやりたいことを行う強さがあります。マイペースでいられるのは他人を気にしないためで、悪く思われても自己満足度が高いため幸福を実感しやすい人かもしれません。
疲れたからそのまま床で寝る場面のように、どんな時でも自由を感じていたいことが特徴。マイペースな人は、他人のペースに合わせるのはかなり大変なので、無理に人を変えることは避けたほうがいいかもしれません。「床でいいよ」という人は遠慮ではなく、床のほうが自分にとってメリットが色々とあるのです。
床のほうが楽だから
床で寝る人は、心理的に床に魅力を感じているためで、固定観念が強い傾向もあります。最近よく話題になるのが、布団で寝たほうが腰痛や肩こりを改善しやすいという話。
健康的にもベッドよりも床で寝たほうがいいのだと一度納得すると、そのやり方を徹底してしまいます。偏った考え方になる傾向もありますので、極端にならず柔軟に物ごとを判断できるように意識するとよいでしょう。
一緒に寝てもらう誘い方
好きな人とは昼寝だけでもそばにいてほしいと感じますよね。お互いの肌の温度を感じられる距離は、愛されていると実感できる瞬間。そのためには嫌がらずに添い寝してもらう上手なテクニックをトライしてみましょう。
さりげなく横に行く
悩みごとがある時や仕事のストレスで疲れている時は、好きな人に添い寝してもらうと心が癒されますよね。しかしはっきりと「一緒に寝て」とお願いするのが抵抗に感じる人もいるはずなので、そんな時はさりげなく彼女の横のポジションを確保しましょう。
もしカウチに座っているなら真横に座る、床の上で寝転んでいるなら一緒に床の上に寝るなど。さりげない動きは好きな人もプレッシャーを感じず、お互いに快適な距離感でゆっくり休憩できるはずです。
手をつないで寝る
床で寝る人のように、自分のスペースを大切にしたがる人は意外と多く存在しますので、好きな人でもベッドを分けて寝たいということもあるでしょう。自由を好む相手なら、一緒に手をつないで寝てもらうのがベスト。
腕枕やハグをして一緒にいると、身動きがとれないため嫌がる人もいるかもしれません。手をつなぐだけならお互いにスペースが確保でき、いつでも自由になれるのですんなり一緒に寝てくれるかもしれません。
寝るまで一緒にいてほしいとお願いする
大好きな人にはたっぷり甘えて愛情確認したくなることもありますよね。一人で寝るよりも、恋人が横にいてくれるだけで精神的に安心してぐっすり眠れることも。
そんな時は素直に「寝るまで横にいて」とお願いするのもよいでしょう。ふとした時に寂しさを感じることは誰でもあるはず。そんな時、何よりも心を満たしてくれるのが好きな人の存在ですね。
シングルベッドをくっつける
一緒に寝るのを嫌がる彼女とは、シングルベッドを横にくっつけて寝ることも方法のひとつ。彼氏のいびきがうるさくて眠れない時、朝からなぜか彼女は機嫌が悪いということもありますよね。完全に離れてしまうのは寂しいので、寝床を分けて一緒の空間に寝ることも解決策になります。
別々に寝るカップルの理由とは?
喧嘩しているわけではないけど、いつも別々に寝るというカップルは意外と多く、そのほうが長続きする次のような理由もあります。
快眠できるので気分がいい
同じベッドで寝ると、相手の寝返りやいびきがとても気になり、朝までぐっすり眠れないことがありますよね。たとえ好きな人でも、ぐっすり寝て疲労回復するには一人の空間が必要です。
別々に寝るカップルは、このように睡眠時間を大切に考えているためで、一緒にいたい時は同じベッドで疲れている時は別々など、お互いが納得しているので喧嘩にはなりません。
せめて寝る時は別がいい
デート中はいつもぴったり寄り添って四六時中ラブラブなので、せめて寝る時は自分一人になりたいというカップルも少なくありません。何でも好きな人と一緒にやるのは、かなり精神的にも苦痛を感じることもあるでしょう。
長続きするカップルはそれぞれの時間を大切に考えるため、寝る時もお互いに快適な環境を意識しています。
好きな時に眠れる
一緒に寝ないカップルは、自分が好きな時に眠れるため、彼氏がずっと彼女を待っているという負担もないため、一緒にいる時間が負担にはなりません。
同じベッドでいつも一緒に寝ることが習慣になると、必然的に寝る時間も相手に合わせなければなりませんよね。無理な束縛感をなくすためにも、寝る時は好きなところで好きな時間に眠ることで、疲れていても気を遣わず一緒にいたくなるのです。
まとめ
床で寝る人は、心理的に自分の世界を大切にしているのかもしれません。寝ている姿を見せられる人は、とても特別な存在で信頼できる人だから。たとえ別々に寝ることがあっても、そんな時は相手のスペースをできるだけ大切にしてあげたいですね。
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