ポケットに手を入れる心理ってどんなもの?

ポケットに手を入れる心理ってどんなもの?

ポケットに手を入れる心理が働くのは、どのような時なのでしょうか。無意識にやってしまう行為についてよく考えると、意外な心理が関係していることがあります。

たとえば電車を待っている時や、誰かと会話をしている最中など。ふと手がポケットに入ってしまう場面もあるでしょう。

また手持ち無沙汰でやってしまう時もあれば、無意識につい繰り返してしまうことも。少し気になるポケットに手を入れる心理について、どんな意味があるのか詳しく見ていきましょう。

 

心理的に隠したいことがあるため

ポケットに手を入れる心理ってどんなもの?

ポケットは、何かを隠すにはとてもよい場所。「お金」「スマホ」など、大切なものを身近に保管できる最適なところです。そのため手をポケットに入れる心理も同様に、何かを隠したい意味があるでしょう。

 

心の中にやましいことがある

ポケットは何かを隠す場所。人に見られたくないものがある時は、すっとポケットの中にしまいますよね。

手にも同じく隠し事をしている意味があり、相手に言えないことがあると会話の途中でポケットに手を入れる心理が働きます。

たとえば、恋人に浮気がバレそうになった時。色々と尋問され、知られないように体にはあらゆるサインが表れてきます。

心を閉じるように体もなるべく閉じようとし、腕を組んだり手をポケットに入れたりするでしょう。

手のひらは握手をしたり手を振ったり、相手との距離感をなくす場面で使う体の部位。隠し事がある時は、まず隠したくなるところかもしれません。

 

警戒している

知らない人しかいない場所や、あまり快適でない環境の時にポケットに手を入れる心理が働きます。

これは周囲を観察しながら警戒している意味があり、緊張状態にあるため。相手の気持ちを理解しなければ、自分の手の内を明かせないことにもつながるのでしょう。

警戒心を抱くと話し方や視線も変化が表れ、急におどおどし始める場合があります。とくに人見知りする人は、相手との距離感を縮めるまで時間がかかるもの。

警戒心を取り除くまでは、自分からオープンになることはないでしょう。

 

緊張感を隠している

緊張している時は、人それぞれで仕草や体に表れる態度が異なります。あからさまにドキドキする人もいれば、緊張している姿を見られたくないためひたすら隠す人もいるでしょう。

ポケットに手を入れる心理が働く人は、緊張感を隠したいタイプ。人前でスピーチする時や初めてのデートなど、平気なふりを装うためにポケットに手を入れているのです。

緊張して手のひらに汗をかいている時は、人に見られたら余計に恥ずかしくてストレスになりますよね。

 

ポケットに手を入れる心理とは

ポケットに手を入れる心理は単なる仕草ではない?隠された本当の気持ちについて

ポケットに手を入れる心理が働く人は、ナルシストの可能性もあります。雑誌に載ったモデルのようにカッコよく壁によりかかり、パンツのポケットに手を入れて立つ姿。

そんなカッコいい様子を想像して、ポケットに手を入れている人もいるでしょう。

 

ナルシスト

ポケットに手を入れる仕草は、人によってそれぞれ。手のひらを全部隠すように入れる人は隠し事をしている場合が多いのですが、親指だけを外に出している人はナルシストの可能性も。

カッコいいと自信がある人はポケットに手を入れる仕草を活用し、さらに自分を見てほしいサインを送っています。

4本の指をポケットに入れると、気分的にモデルのポーズをとっているようになりますよね。周囲の視線を集めたいと思っているナルシストは、よくやってしまう行為でしょう。

 

演出家

かっこつけたい人は、ポケットに手を入れて見た目をアピールします。女性が目立つ派手な服装をするように、男性は仕草で周囲の視線を気にしながらチェック。

モデルのようなカッコいいポーズを真似して、周囲からちやほやされたい気持ちの表れでしょう。

しかし本当にモテる人なら、そんな仕草をわざとしなくても常に注目の的。自分の評価を知らない人は、つい勘違いした動作でアプローチしています。

 

周囲に与える印象に注意

ポケットに手を入れる心理は、ほぼ無意識にやっていることかもしれません。でも周囲にはあらゆる印象を与え、決して自分が思うようなメリットがないこともあります。

ポケットに手を入れる仕草は、注意しなければ次のような誤解を招くこともあります。

 

マナーがない

ポケットに手を入れる仕草は、マナー違反だと思われることがあります。たとえば誰かの話を聞いている時に、ポケットに手を入れたままだと失礼に感じますよね。

緊張感を隠しているのかもしれませんが、シチュエーションをさらに悪くするリスクがあります。

 

心を開いていないサイン

好きな人と二人きりの会話の時間。ドキドキしているので、ついポケットに手が入ってしまいます。

しかし相手には何かを隠しているように勘違いされ、心を開いていないと思われることもあります。

コミュケーションは言葉だけでなく、体から発するメッセージが仕草や態度になって相手に伝わります。

仲良くなりたいと思う人には、どのように思われるか慎重に考えながら身のこなしをチェックしましょう。

 

攻撃的な人に見られる

ポケットに手を入れる心理は、相手に威圧感を与える意味があります。そのためまったく違う目的があっても、誤解されるリスクが高くなるでしょう。

偉そうに見える場合や怒っている時、ネガティブな性格の人もよくポケットに手を入れたまま話をしています。

また悪口や愚痴こぼしなどをする時も、自然とやってしまう仕草。周囲に与える印象は、批判的にならないように意識してくださいね。

 

クセは直そう

心理的な意味がなく、クセでポケットに手を入れている人も多く存在します。「手の置き場がないので、ついポケットに」ということは、誰でも経験があるでしょう。

クセでいつもやってしまう人は、あまりよい印象を与えていない可能性があります。ポケットのない服を着るか、意識して手のやり場を考えることも必要ですね。

 

まとめ

ポケットに手を入れる心理には、心当たりがあるでしょうか。寒い時季にポケットに手を入れる場合もありますが、しっかり手のひらを出している人のほうが近づきやすいメリットがありますよね。

無意識でやっているさまざまな仕草。心理状態を考えてみると、これからの身のこなしはとても気になりますね。

 

☆こちらの記事もチェックしてみてくださいね!

>>>指を組む時の心理はどのような思いがある?

ページ上部へ戻る