ドスドス歩く人は、心理的に関係していることがあるようです。心の中は態度や言葉に表れやすく、無意識レベルで他人にアピールしてしまう場面もよくあるもの。
人間関係を悪くしないためにも、気になる時は心理的な部分を考える余裕を持っていたいですね。そこで早速ですが、ドスドス歩く人の心理状況について詳しくご解説していきます。
ドスドス歩く人の心理状況について
屋外ならあまり周りも気にしない他人の足音や歩き方。しかし室内でドスドスと歩く人は、心理的に次のようなことが考えられます。
怒っているから
怒っている時は態度が乱暴になり、わざと相手にも自分の感情を伝えたくて普段やらないことをやってしまいますよね。ドアをバタンと力強く閉めて部屋から出ていくのと同じ。
ドスドス歩くのは、「今怒っている」ということを教えている意味があるのです。「ドスドス」というのは、床を踏みつけるように音を出して歩く場合や、わざとスリッパや靴をこすりつけるようにして音を立てる歩き方。
周囲にいる人には少し不快な印象を与えるものなので、普段静かに歩く人がいきなりドスドス歩く場合は、ネガティブな意思表示の可能性が高いでしょう。
癖でやってしまう
ドスドス歩く人は心理的に自分の習慣になっているので、悪いともよいとも判断せずやっています。歩き方は個性がアピールされるもので、後ろ姿だけでもすぐにわかる独特な歩き方をする人もいますよね。
ドスドス歩くのは怒っているわけではないのですが、知らない人から見たら少し抵抗になる存在。誤解されやすいので、周りの行動を参考にして自分の行いを改める必要があります。
せっかちな人
ドスドス歩く人は、心理的にいつも何かに追われている焦りや不安があり、何ごとも慌ててせっかちになっています。そのため自分の歩き方はほとんど意識する余裕がなく、ドスドスと迷惑になっていることもわからない状態。
次にやることで頭の中がいっぱいなので、無神経な行動になってしまうこともあるでしょう。しかしせっかちな人は、きちんと真面目に物ごとに取り組みたい気持ちが強いため、一生懸命であることが魅力。少しだけ心の余裕を持てばいいということでしょう。
マナーがない
ドスドス歩く人が通りすぎると、何か気に入らないことがあるのか、自分が何かやってしまったのかと気になりますよね。そんな雰囲気を一方的に残していくこのタイプは、マナーがないことも理由でしょう。
丁寧な動作がなく、自分がやりたいように何でもやってしまう人。間違ったことも自分なら許されると誤解している場合もあるかもしれません。
マナーがない人は静かな場所で大声を出したり、スマホをずっといじりながら会話したりすることも。そんな非常識な態度は、周囲にも受け入れてもらえないかもしれません。
孤独な人
ドスドス歩く人は心理的に孤独なので、自分の存在を知ってもらいたいためにわざと音を立てています。自分の歩く姿を誰かが見てくれるとホッとするのでしょう。
いつも周囲とつながっていないと不安になるのは、SNSなどが定着していることも関係しています。一人でいることはよくないと思い始め、周囲の視線が気になるように。
すると静かに歩くべき場所でも、自分の存在意義を確認するためにドスドスと歩いてしまうのです。
注目されたい
周囲に必ず一人はいる「目立ちたがりの人」は、周囲が迷惑と思うほどの過剰な行為が気になります。ドスドス歩くのは、心理的に自分が中心でいることを知りたいためで、わざと不快なことをしても目立つためなら仕方ないと思っています。
なんとかして他人の注目を集めるため、表面的な態度が特徴に。自分以上に目立つ人がいるとライバル意識を燃やし、さらにエスカレートした態度になります。
注意する際のポイント
ドスドス歩く人は心理的な要因がありますので、その場で「静かにして！」と相手を叱っても改善してもらえない可能性があります。あまりにもひどい時は、丁寧に「今電話中なので、少しだけ足音気にしてもらえますか」など、都合よく言い訳しながら注意しましょう。
友人や恋人など、ある程度なんでも言える関係なら、ドスドス歩くのはとてもプレッシャーを感じると正直な気持ちを伝えることも相手のためにも大切ですね。
歩き方ごとの性格を徹底分析！
歩き方は心理状況や性格が出ますので、特徴のある歩き方それぞれを徹底分析して、共通する人のタイプをご説明していきましょう。
歩幅が狭くせかせか歩く
歩幅が狭く、せかせかと歩く人は少し繊細なところがあります。せっかちな部分があり失敗しないよう先回りしたいのですが、そのために自分にストレスがかかってしまうこともあるでしょう。
周囲をよく見ているので、他人のちょっとした表情の変化を見逃さずいつも神経をとがらせています。小さな歩幅になるのは自分に自信がないため、周囲の人に見られないよう控えめにしているつもり。
しかしせかせかと動く行動は逆に目立ってしまうので、自分の思いとは違う判断をされることもあるでしょう。
歩幅が広くさっそうと歩く
歩幅の間隔が一定で、前をしっかり見ながら歩く人は自信があるからです。モデルのように自分のリズムを大切にして堂々としているので、周囲もつい見てしまう存在。
個性的で自分のセンスに自信があるため、自然と周りの視線を気にしながら行動することも多いはずです。あまり自覚はしていませんが、中にはナルシストタイプもいるでしょう。
人に合わせて歩く
一緒にいる人に歩くスピードを任せて柔軟に対応してくれる人は、とても協調性があり社交的です。誰とでも上手く付き合い、自己主張はあまりしません。
無意識に他人に合わせる習慣がありますが、気づいた時にはかなりストレスが溜まっていることも。他人のペースに合わせる人は、敵対することを極力避ける平和主義なので、他人から嫌われないようガードを固めすぎる部分もあるので注意しましょう。
きょろきょろしながら歩く
歩きながらわずかな音に反応して周りを見ながら歩く、または風景を確認しながらいつもどこかに顔が向いている人はとても好奇心旺盛で、積極的に友人作りができるタイプです。
情報収集が好きなので話題も豊富。とても人当たりがよく、困っている人を助けるのも大好き。ただし八方美人なところもあるので、信頼関係を築いてから自分をオープンにしたほうが無難かもしれません。
のんびり歩く
忙しい時でものんびり歩く人はとてもマイペースで、他人に振り回されるのが嫌いです。現状に満足しているため、無理して向上しようと思わないタイプ。
人によってはやる気がなく明確なゴールがないので、一緒にいる人が困惑することもあるかもしれません。歩くのが早い人を遅くするよりも大変なのんびりタイプは、のんびりのデメリットを自分で実感するまでは改善することはないでしょう。
自分の欠点を見直すよりも、そんな欠点のある自分を丸ごと受け入れてくれる人を探すタイプなのです。注意してしまうと逆に批判的になる場合もありますので、歩き方を変えて違うスピード感の世界を体験してみることもいいかもしれません。
歩くのが嫌い
歩くこと自体が嫌いな人は、自己中心的なところがあります。面倒だからタクシーで…という場面はたまにあるものの、健康のために歩いたほうがいいと言われても嫌がるのは、自分に甘いところがあるからでしょう。
まとめ
ドスドス歩く人は、心理的に否定的な感情を抱いている可能性があります。そんな態度が気になる時は、相手の気持ちをできるだけ理解して接することがコツですね。
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