話が止まらない人の心理状況を理解するには

話が止まらない人の心理状況を理解するには

話が止まらない人は心理的特徴が関係していますので、無理やり話を遮るよりも理解力のあるコミュニケーションが必要になります。人によって会話のテンポが違うのは当然。

話が止まらない人が相手だと、気持ちがヘトヘトになってしまうことも事実でしょう。では話が止まらない人の心理状況やコミュニケーション方法について、詳しくご説明していきますね。


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話が止まらない人の心理的特徴について

話が止まらない人の心理状況を理解するには

一気にまくし立ててくる人や、こちらの反応がなくても話が止まらない人がいます。よほど話すのが好きなのかと思いきや、心の中には次のような思いが隠されています。

 

緊張を隠している

ものすごく緊張する場所にいると自然と口数が少なくなってしまいますが、他人にもわかるほど緊張しやすい人は逆に話が止まらなくなります。

心理的に緊張していることを他人に知られたくないためで、デートなどの失敗したくない場面でこのようなことがよく見られるでしょう。

話題が次から次へと出てくるのは必死になっているため、一旦話を止めてしまうと急に恥ずかしくなりそうで心配なのです。いつもの自分らしくないと感じる時は、相手が緊張させる存在になっているのかもしれません。

 

自己中心的

話が止まらない人は、心理的に自分のことを優先しているためで、相手の話を聞かず一方的に会話を進めてしまいます。話の内容は主に自分のことだけ。

相手が話題を変えようとすると不満を感じるので、黙っていつも聞いてくれる人を好むでしょう。自己中心的な人は他人の都合はあまり考えませんので、自慢や興味を持っていることだけを話しています。話が楽しい人だと思われたい願望も隠されていますね。

 

沈黙がとても苦手

話が止まらない人は、心理的に沈黙の時間がとても苦手で居心地が悪くなるため。お互いに黙ってしまうのは悪いことだと思っていますので、何としてでも話を続けようと努力しています。

話が弾まないと気まずい状態になりますよね。そんな雰囲気がとても嫌なので、とりあえず思いついたことをどんどん話しているだけ。ただ人によっては静かに黙っているほうが快適な場合もあるので、過剰な沈黙嫌いは負担な存在になるかもしれません。

 

感情豊か

話が止まらないのは感情豊かな人で、思ったことや感じたことをすぐ言葉にしているから。外を歩きながら風景の話、天気の話、過去の話など、ひらめいたことはすぐに会話に取り入れます。

また感情表現を態度に示すのが苦手なところもあり、そのため会話で気持ちを相手にアピールすることもあるでしょう。根本的にはとても楽しい雰囲気を作ってくれる人なのですが、色々な話題が出すぎて相手がついてこられないこともあるかもしれません。

 

楽しませることが好き

話が止まらないのは、心理的に他人を喜ばせたいエンターテイメントタイプのためです。相手が笑ってくれて、その場の雰囲気が盛り上がっている様子を見ると満足。

他人の喜びが自分の充実感につながるので、とてもポジティブな性格ともいえますね。しかしやりすぎてしまい、相手の気持ちを考えず面白おかしい話をする時もあるので注意が必要。自分のノリでその場のムードを変えることもあります。

 

理解してほしい

仕事のパートナーや片想いの人など、相手にもっと自分を理解してほしい気持ちが強くなると、話が止まらない人の心理が働きます。自己紹介しているようなことなのですが、相手にはその気持ちが通じずおしゃべりな人だと思われて終わってしまうことも。

周りが自分を受け入れてくれたと認識するまでは、一方的な話し方をしてしまうでしょう。

 

ストレス発散

話が止まらない人は、心理的にストレスなどのネガティブな気持ちを発散したいためです。基本的に話はそれほど好きではありませんが、自分の話に相手が集中してくれるととても存在意義を感じられるのです。

会話の中で感情の起伏が激しい人は、ストレスが溜まっているサイン。とくに女性に多いケースで、話をするだけで気分がすっきりするため、どのような話題でもいいのでとにかくしゃべっていたいのです。

 

社交的な人

話が止まらないのは、物怖じせずさまざまな人とすぐに打ち解けられることが理由で、このタイプは初対面の人にも抵抗なく話しかけます。

相手のことを知らないとコミュニケーションが難しく感じ、相手の出方を待ってしまうこともありますよね。しかし社交的な人は、まずは会話しないと交流できないと考えているため、少し押しが強いところはありますが、悪気はないので理解してあげたいですね。

 

おしゃべりな人とのコミュニケーションのコツ

話が止まらない人の心理状況を理解するには

話が止まらない人と会話を楽しむためには、相手の心理状況をよく理解して、タイミングを上手に掴んでみましょう。その際は次のコツを活かすと、お互いに嫌な気持ちになりにくいはずです。

 

退屈そうに振る舞う

相手の都合を考えずに一方的に話を続ける人がいますが、自己中心的で相手の気持ちを考えない人の場合は、わざと退屈そうに振る舞うことも対処法のひとつ。

あからさまでは失礼になるので、腕時計を見たりスマホをこまめにチェックしたり、忙しいふりをしてもよいでしょう。基本的に話が止まらない人は、聞いてくれる人が目の前にいるため。

そんな時は関係のない人と別の会話をスタートさせてしまうことも、相手に気づいてもらうコツになります。

 

きちんと聞いてあげる

話が止まらないのは、言葉ではわからないメッセージを送っている可能性があります。たとえば好きな人に自分を理解してもらいたいためや、緊張しないよう会話に夢中になっているふりをするなど。このような場合は、興味がない話でもきちんと聞いてあげることがマナーですね。

相手を黙らせることだけが方法ではありませんので、しっかり向き合い相手の気持ちを理解してあげましょう。

 

早めに自分が話し始める

話を遮るのは失礼になるので、あまりにも一方的な会話になっている時は、タイミングよく自分が話し始めてみましょう。一度話が始まるとなかなか止められない人がいますので、そうなる前に自分が別の話題を提供してしまうこと。

相手もなんとか自分の望む会話に戻そうとしますので、やんわりと自分の話したいことだけに意識を集中させましょう。だらだらと相手の話が続いてしまったら、話題を変えるだけでも雰囲気の流れが変わることがあります。

 

会話の流れを上手く変えるコツとは?

話が止まらない人の心理状況を理解するには

おしゃべりな人だと自分がずっと聞き役になり、発言のチャンスがなくなります。きちんと意見を受け止めてもらうためにも、次のようなコツを活かして会話の流れを変えてみませんか。

 

態度や仕草でアピールする

人の態度や仕草は、言葉以上にその人の気持ちや性格を示すものです。会話の流れを上手に誘導できる人は有利になりやすく、ビジネスや恋愛シーンでも得することがあるかもしれません。

もし自分の望む会話に変えたい時は、手振り身振りを使って話題を180度変えることもできます。相手の肩を叩き「そういえば、この映画だけど…」など、ボディランゲージも活用してくださいね。

 

明るく意気投合する

無理に会話を遮るよりも、逆に相手の話に乗っかり意気投合してみましょう。嫌だなと否定的になると、どんどん二人の距離が離れてしまうので、積極的に相手の魅力を理解してあげることも方法です。

明るい態度で笑ってあげる、どんどん質問してあげると、逆に一歩譲ってくれるかもしれません。

 

まとめ

話が止まらないのは決して悪気があるのではなく、相手にとってはそれが自分らしさを伝える技法なのでしょう。心理背景を考えてあげると、相手に寄り添った対処が見つかるはずなので、まずは話したいことを寛大な心で受け止めてみませんか。

 

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>>>人が得するのが許せない心理と幸福の捉え方


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