ニュースの心理・人の裏話を探りたくなる理由

ニュースの心理・人の裏話を探りたくなる理由

ニュースが好きな心理は、興味本位のためだけでしょうか。私たちは他人のやることや噂話が気になり、自分からニュースを探してしまう場合があります。

驚く話、楽しいこと、新たな発見に興味を持つのは自然な願望で、時にはそれが抑えられなくなりゴシップ好きになってしまうことも。そこで今回はニュースが好きな心理や、人の裏話に興味を持ってしまう人の特徴についてご解説しましょう。


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ニュースが好きな心理について

ニュースの心理・人の裏話を探りたくなる理由

毎朝通勤途中にニュースのアプリを見てしまうのは、癖や習慣になっているからと簡単に納得していませんか。そんな当たり前の行為も、実は心理状況が関係しています。ニュースが気になる心理とは何か、詳しくご説明しましょう。

 

遅れをとりたくない

ニュースは新聞やテレビ、スマホなどから自由に見ることができます。または他人から与えられる情報として、新しい発見をする場合もよくありますよね。

ニュースが知りたい人は、心理的に他人から遅れをとりたくない思いがあります。とくに人の裏話など、「話題」がその日のスタートになることもあるでしょう。

今の時代は情報があふれていますので、他者とコミュニケーションを深めるためには、ニュースのネタや他人の噂話が助けになるケースもあるのです。

世の中のことに興味を持たないと、社会の一員になれないという不安があるので、必然的に自分からニュースを探す心理背景があります。

 

共通点を求めている

ニュースが知りたい心理は、他人との共通点を探しているため。盛り上がる話題を提供し、自分と似た考え方や価値観を持つ人を求めています。

たとえば芸能人のゴシップ。「○○さんが結婚するらしいよ」と伝えて「へえ」と軽く聞き流されるか、「相手は誰なの?」ともっと知りたくなるのか。

相手の好みやノリのよさを知るために、私たちはニュースの話題を無意識に提供することがあるでしょう。

 

好奇心旺盛

ニュースが好きな心理になる人は好奇心旺盛なところがありますので、自分が知らない情報を積極的に受け入れる姿勢があります。

それが政治の話題や芸能関係、もしくは周囲にいる人のことでも、全て知っておきたいのです。好奇心旺盛な人は、こだわりなくバランスよく情報収集しますので、周囲から物知りだと思われているでしょう。

また困った時の相談役にもなってくれて、頼りになる存在かもしれません。好奇心旺盛な人は、常に自分を高める努力を惜しみませんので、仕事も前向きに取り組める人です。

 

ストレスを発散したい

ニュースを知りたい心理になるのは、いつもと違うことに意識を集中させたいためです。人間関係が上手くいかない時など、イライラしたり不安になっていたりする時。

他人の噂話やニュースを取り入れると、それが気分転換になります。人によってはニュースが気持ちを安定させてくれる場合もあり、自然とストレス発散のために話題を求めてしまうのです。

たとえば職場。仕事のストレスがありすぎて、人と話をするのも億劫に感じる場面がありますよね。そんな時に朝のニュースの話題で盛り上がると、少しだけ現実逃避できるかもしれません。

 

刺激が欲しい

ニュースが好きな人の心理は、ドキドキやワクワクなど刺激を求めているからです。人の裏話は、自分にとって有益な情報になるとは限りませんが、噂話ほど緊張するものはありませんよね。

刺激が欲しい理由としては、毎日のルーティンが出来上がりマンネリ化しているため。もしくは夢中になるものがないのかもしれません。ニュースを見ながら、自然と刺激のある話題を求めているのです。

 

噂や裏話が好きな人の特徴

ニュースの心理・人の裏話を探りたくなる理由

ニュースをいち早く仲間に提供したがる人や、他人の裏話や噂が大好きな人は、必ず周囲にいますよね。このようなタイプには、次の共通点があります。

 

自慢したがる

人の話は自分からしたくないけれど、話を提供されたら拒否するのは難しいですよね。そんな誘惑があるニュース。いつも他人の話をしたがるのは、「自慢」したいためなのです。

「ねえ、○○の話知ってる?」というように切り出される噂話。「へえ、知らなかった」と周囲が驚く顔が見たい人もいます。自分が一番最初の情報提供者になり、羨望の視線を浴びたいのでしょう。

だからこそ毎日情報を集め、ニュースもしっかりチェック。他人よりも知っている情報が多いという部分で、自分に自信をつけているのかもしれません。

 

仲間を探している

噂話が好きなのは、自分と似た考えの人を探すのが目的です。決して他人を悪く言うつもりはないけれど、結果的に仲間を見つける手段として、人の悪口や噂話をしてしまうタイプです。

「○○さんって仕事遅いよね」と自分の考え方をアピールし、周りがどう反応するか。そこで共感してくれる人がいると、仲間意識が出来上がります。

また一緒に悪口を言う人とは、切っても切れない縁になってしまう可能性もあります。

 

ネガティブな性格

ニュースを知りたがる人の心理や共通点は、とてもネガティブな性格が関係しています。自分で見たり体験したりした内容を情報として提供するのはよいのですが、第三者から得た情報をさらに他の人に流すのは、信憑性が問題です。

さらに噂話は、必ずストーリーに不足する部分があり、伝える人が脚色して次の人に話す可能性があるでしょう。事実とは違った話が広がると、噂の張本人が傷つくことは確実ですよね。

そんな展開を知りながらも人の噂話に食いついてくるのは、他人が不幸になる姿を見たいため。ネガティブな性格の人は、決して楽しい話はしてこないはずです。

 

情報を知りたがる人との付き合い方

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いつも人から情報を集めようとする人。付き合い方が難しいと感じた経験はありませんか。噂や情報を知りたがる人とどう接するか、オススメの対処方法をご紹介しましょう。

 

理由を考える

場合によっては興味のない話題でも、人間関係を良好にするために参加しなければなりません。しかし他人の噂話や悪口などは、その場にいるだけでも社会生活で不利になる可能性があります。

なぜこの人はそんなに情報を知りたがるのか、なぜ噂話をしたがるのか、その理由を考えてみましょう。悪口を言うのは、その対象を嫌っているとまずわかります。

否定的な相手から発信される情報は、信憑性もないため聞かないほうがよいかもしれません。また情報を引き出そうとするのは、自分が噂話の主役になってしまう可能性もあるので注意が必要です。よほど信頼できる人以外とは、大切な情報は交換しないほうが安心ですね。

 

不快に感じる人とは距離を置く

「昨日、どこ出かけたの?」「○○と何話してたの?」など、いつも質問攻めしてくる人がいます。このタイプは情報収集をして、自分が有利になるように周囲に提供するところがあるでしょう。

あまりにもプライベートな話題を知りたがる人は、距離を置いたほうが安心かもしれません。質問されても答えたくないことはたくさんありますよね。

そんな態度を見極めて、もっと知りたがるのがゴシップ好きな人。相手のペースに振り回されないよう、噂話になったらそれとなく話題を変えたり、はっきりと「人の噂話は嫌いだから」とアピールしたりしましょう。

 

話を聞き流す

ニュースの話題、人の噂話など、日常生活で途絶えることはありません。話題を選んで人と付き合うのも難しいため、他人の噂話や悪口を聞かされたくない時は、話を聞き流しておきましょう。自分の意見や考えを言ってしまうと、仲間だと勘違いされるリスクがあります。

 

まとめ

ニュースは自分に必要なものを、上手に選択するのが大切ですね。人間関係を左右する他人の話は、慎重に相手を判断して聞くことが必要になるでしょう。

 

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