貯金額を聞く人の心理や性格が理解できない人は多いはずですが、もし将来を考える相手ならそんな質問も納得できるかもしれません。とくに結婚相手の条件として経済力を重要視する女性にとっては、貯金や年収は聞きにくいことですが、実際はとても興味があるところ。
そこで早速ですが、貯金額を聞く人の心理や、結婚を意識する女性の考え方について詳しくご解説していきましょう。
貯金額を聞く人の心理について
「貯金いくらあるの?」「投資はやっている?」など、お金に関することをどんどん聞いてくる人はどのような心理状況が関係しているのでしょうか。考えられるポイントごとに詳しくご説明します。
とてもオープンな性格だから
貯金などのお金の話は、相手によってはとても不快に感じる話題で、プライベートのことなので他人にしつこく聞けないですよね。他人の暮らしぶりはとても気になるところですが、触れてはいけないそんな話題も平気で質問してくるのは、とてもオープンな性格のためなのです。
心理的に自分は隠しごとがないと自信があるため、逆に人から貯金額を聞かれても普通に答えるでしょう。なんでも話してくれるため、正直な印象を周りに与えています。
金銭感覚を知りたいから
貯金額を聞く人は、心理的に相手の金銭感覚を知りたい願望がありますので、貯金がたくさんある人ならお金の使い方が安心できると判断基準にしています。
とくに異性の場合は、恋人から結婚相手にシフトにする際、金銭感覚があまりにもずれていると問題になりますよね。しかし金銭感覚とは数字ではっきり示せるものではなく、あくまでもその人の価値観。
掴みどころがないため、貯金額という物質的なことで金銭感覚をチェックしているのです。
話題が他にないから
貯金の話を聞く人の心理とは、その場の雰囲気を盛り上げたいだけで、他に話題がないので誰でも興味がある貯金の話をしています。お金の話は少し下品に感じる人もいますよね。
目上の人や、知り合ったばかりの人にはあまりできない話題ですが、お金はとても興味があることなので、価値観が似ている人を見つけるチャンスにもなるのです。
貯金額を聞かれても正直に答える人はあまりいないかもしれませんが、気が合う人同士で集まるとお金儲けの話題で盛り上がることもあるでしょう。
ストレスを発散したい
お金の苦労は精神的なストレスになり、深刻な悩みを抱えている人も周囲にいるかもしれません。しかしあまり他人には言えないことなので、お金のストレスを発散するために貯金額を聞く人の心理が働くことがあります。
「貯金なんかないよ」などという答えを聞くと、仲間が増えたようで安心。金銭面の問題は人間関係と同じくらい複雑で、すぐに解決できない場合もありますよね。
そんな辛さを抱えている人は、誰かに自分の苦しみを知ってほしいため、愚痴こぼしのきっかけとして貯金額を聞くことがあります。
援助してほしいから
貯金額を聞く人は、心理的に自分にお金がなくて困っているので、相手から助けの手を差し伸べてもらうために話を誘導しています。「そんなに貯金があるの?」「私は生活するので精一杯」など、辛い言葉を聞くと貯金がある人は経済面で援助してあげたくなるかもしれません。
そんな思いやりを引き出したいために、単なる話題として貯金額を聞くのですが、その先にはお金を貸してほしい、食事代を出してほしいという計算高い考えも隠されています。
金銭感覚を自慢したい
貯金額を聞く人は、心理的に自分の得意なことを相手にアピールしたいためで、貯金のやり方が得意だったり金融商品に詳しかったりするなど、自分の知識を相手に提供したいのです。
「株の投資もやっているの?」と人から驚かれると少し気分がよくなるのでしょう。少し見栄っ張りな性格で、自分から貯金額を話すことはありませんが、他人を上手く誘導して自分が話したい話題に辿り着くタイプといえますね。
興味を持ってほしいから
貯金額を聞く人の心理は、相手にもっと自分のことを知ってもらいたいため。とくに恋人や恋愛関係にある異性には、万が一の将来を想定して自分が金銭面で頼れることを知ってもらいたいのです。
「お金を貯めるのは大変ですよね」と理解しながらも、逆質問を待っている状態。「私はずっと少額だけど貯金しています」「家計簿をつけているので」など、とてもしっかりやりくりしていることをアピールするでしょう。結果的には自分のほうがお金はあり、頼ってきてもらいたい気持ちなのです。
女性が経済力を気にする理由について
貯金額を聞く人は、心理的に将来の生活をイメージしているためで、結婚できる人かどうか判断する際に女性が男性に質問することはよくありますよね。
婚活の場でも年収ごとに設定されたイベントに参加するのは、お金が人生にとても大切であると考えているから。ではなぜ女性は男性の経済力が気になるのか、理由を早速見ていきましょう。
万が一の備えがほしい
夫婦共働きでも、お金に対する価値観は二人が同じでないと結婚生活は上手くいかないかもしれません。女性が男性の経済力がとても気になるのは、万が一の備えができるか知りたいため。
その日暮らしよりも、先のことまでプランが立てられるように金銭感覚がある人のほうが安心なのです。専業主婦になりたい人は、とくに夫の年収は気になるところでしょう。
また女性は育児のことも頭に入れて、子供に充分なものが与えられるかどうか、男性の経済力次第というところもあるのです。
楽をして暮らしたいから
貯金額を男性に質問する女性は、結婚を意識していることが考えられますが、その理由は結婚後に楽をして暮らしたい思いが隠されています。
独身時代のほうが、お金は好きに使えたと感じる人は世の中にたくさんいますよね。それは男女共に共通することで、家庭を持つとさまざまな経済的な責任も生まれます。
そのため結婚して夫婦共働きで家事も仕事も両立しなければならない負担はできれば避けたいのです。好きな時に昼寝や、趣味や習いごと、奥さん同士のつながりでお茶するなど、のんびりと結婚生活を送れるかどうか、男性の経済力が鍵を握っています。
現実的に将来を考えている
結婚生活は男性の経済力次第。そう考える女性はとても多く、「愛さえあれば」と夢のようなことを考えない人は、現実的な結婚条件があるでしょう。
収入が高いことよりも「経済力」があるかどうか。結婚は出産や育児もセットになっているため、経済的に見通しが立たない相手には将来の不安を抱くのです。
たとえ高収入の人でも、派手に無駄使いする人だと生活は苦しくなるでしょう。それなら経済力がありきちんとやりくりできる男性のほうが、一緒に努力して家庭を築けるだろうと期待感が湧きます。
結婚式と新婚旅行が気になる
お見合いで相手の収入を聞くのは少し勇気が必要ですが、将来を一緒に過ごす相手ならとても大切な部分です。とくに女性は結婚に憧れを抱いている人も多く、豪華な披露宴や素敵な新婚旅行で友人と差をつけたい気持ちもあるでしょう。
とくにブランド品を好む女性なら、結婚も表面的なことばかり気になるため、自分が夢に抱く結婚式ができるかどうか、男性の経済力を知りたいのです。
まとめ
貯金額を聞く人の心理は、お金に関することに興味があるだけでなく、将来を考えている可能性もあります。ただの友人なら経済力はあまり意識しない部分なので、貯金額や年収などをきちんと把握したがる人は未来の計画があるのかもしれません。
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