水色が好きな心理には、どのような意味が隠されているのでしょうか。ブルー系は男性が好みやすい色で、シャツやネクタイ、また普段着でも水色を選ぶことがあるでしょう。
普段何気なく接するあらゆる色彩。元気が欲しい時や癒されたい時など、心理的に働きかけるものを求めています。そのような作用を上手く活用できる人は、自分の印象をコントロールするだけでなく、感情も安定しているかもしれません。
では今回は色彩がどのような影響を与えるか、水色の心理について特徴や性格などをご紹介していきましょう。
水色が好きな人の心理や性格について
広い空を思わせるような素敵な水色は、ファッションやインテリアなどあちこちで取り入れられています。青系の色彩には紺やアクアブルーなど、色々な種類がありますが「水色」になぜか興味を持つのは、どのような心理背景があるのでしょうか。
現実逃避したい
水色は「空色」と呼ばれる場合もありますが、二つの違いは水色は少し緑に寄っている色で、空色は紫に寄っている色。水色は淡い青の総称として使われることが多く、とても好感度が高い色ですよね。
水色が好きな心理で考えられるのは、現実逃避したいという願望。水色は空をイメージさせる色で開放感がありますので、窮屈な生活から逃れたいと思っている時は水色に惹かれます。
朝支度する際に紺でなく水色を選ぶのは、仕事で疲れが溜まっているのかもしれません。
繊細な性格
水色は寒色のブルー系の仲間なので、心のエネルギーが外でなく内側に向かっているサインです。繊細な性格の人は、寒色系の中でもはっきりとした青よりも、中間色的な水色を選ぶ傾向があります。
心理的背景には自分自身を見つめ直したい願望があり、繊細な気持ちであらゆることを考えている時なのです。恋愛や仕事など、人生のイベントの土台になる出来事は、自分を知るチャンスを与えてくれます。繊細な気持ちになった時は、水色に対して親近感が湧いているかもしれません。
緊張感の表れ
水色にも濃淡があり、濃い水色を好む心理は抑制や緊張感を示しています。水色は「綺麗な色」というイメージがありながらもネガティブな意味もあり、ブルーが持つ冷たい印象を求める場合があります。
それは気持ちが不安定になっているためで、自己を抑制してコントロールしたい願望があるからなのです。緊張感が続く時はイライラや不安など、ネガティブな気持ちが高まりやすくなりますよね。そんな時に自然と自分を落ち着かせるために、水色が欲しくなるのでしょう。
変化を求めている
水色からイメージされる大空。雲が流れ、常に風景は変化しています。水色の心理は改革や変化を求める心理があり、現在の状況に不満を抱えているのかもしれません。
開放的な水色は新しい生活環境を好み、違う自分を発見したいのでしょう。部屋の模様替えでカーテンの色が決まらない場合に、最終的にブルー系で落ち着くケースがあります。水色は無意識のうちに、変化が欲しいという願望を持っているためなのです。
リラックスしたい
色が持つ色彩は、それぞれ違った作用が期待できます。水色は優しくリラックスできる可能性がありますので、気持ちを落ち着かせたい時に選ぶ場合がよくあります。
海や空をイメージさせる水色は命の源で、眺めているだけで心がスッと軽くなる感覚が得られるかもしれません。水色が好きな心理はリラックス効果を求めるため、逆に考えるとストレスが溜まっているのも考えられます。
冷静な人
ブルー系は寒色なので、気持ちを落ち着かせる作用が期待できるといわれています。水色を好む人の心理は、もともと冷静な性格のため。
周囲に振り回されたり、人の意見を気にして悩んだりすることは少なく、客観的に自分自身を見つめられる性格です。デートで水色のシャツを着ていくと、とても落ち着いた印象を与えるでしょう。
冷静な人は急な場面で慌てることがないため、とても頼りがいのある人に見られます。
色の意味を知っておこう!
好きな色はなんですか?と質問されて、すぐに答えが出てきますか。色はその人のイメージとして定着することもよくあり、その瞬間の心理状態をアピールするためにも活用されています。
毎日何気なく選ぶものですが、色彩にはとても興味深い意味が色々と隠されています。
好きな色が変わった時
「水色が好きだったのに、最近はオレンジ系が増えた」「ブラックが好きになった」など、好みが変わる場合がありますよね。色彩は自分が心理的に求める作用だけでなく、人に与えるイメージをコントロールしたいので、無意識に選ぶケースがあります。
もし好きな色が変わったら、それは心境の変化が理由かもしれません。たとえば赤やオレンジから水色好きに変わるのは、活動的な色から冷静で集中できる寒色系モードになったため。
何かじっくりと考えたい物ごとがあったり、あらゆるしがらみから解放されたかったりするのでしょう。自分の好きな色は変わらなくても、その時期ごとに興味を持つ色は違うはずです。
「以前好きだった色が、今はさほど気にならない」という時は、心の変化があるのかもしれません。
青のイメージ
水色が好きな人の心理背景には、青が持つ独特のイメージを求めているためです。青は「冷静・知的・清潔・誠実・爽やか・冷たい・寂しい」などのイメージを人に与えます。
色彩の効果を狙って自分をアピールする場合には、よく考えて選ぶとよいかもしれません。また青は女性系のピンクとは違い、年齢や性別に関係なく好まれる無難な色。
そのためデザインやアートでも青が使われることがありますし、企業が売り上げを伸ばすためにwebサイトを水色系でまとめるケースもあります。
青が好きな自分は、周囲にどのような印象を与えているのか、相手の立場になって考えてみると楽しいでしょう。
エネルギーをアピールする色
水色ばかりでは気弱なイメージが強くなりそう、そんな不安を抱いた時に求めるのはパワーやエネルギーを感じさせる色彩です。一番効果的なのは「赤」。
火や太陽などを連想させる赤は、人間が生きる力や命の強さをアピールします。赤は情熱的で積極性を感じる色なので、スポーツチームが赤のユニフォームを選ぶのは、そんな意味があるのでしょう。
神社にある鳥居が赤なのも、悪いものを寄せつけないエネルギーを放つためという説もあります。周囲に自分の存在をもっとアピールしたい時は、生活の中で赤を活用するとよいですね。
色で性格を変える!
好みの色とは、自分を周囲に表現するものです。イメージが定着すると、色彩の効果が周囲にも伝わりやすくなるでしょう。しかし人は、常に同じモチベーションでいるとは限りません。
また性格や心理状況を変えたいと思う場合もあり、そんな時に色の選び方を変えると性格も変化していきます。いきなりファッションセンスを変えるのは勇気が必要ですが、小物など目立たない部分から色を変えると、抵抗がなくなります。
スマホケースやお財布などを普段選ばない色にするなど、いつもとは違う色彩にすると自然と気持ちまで新しくなるかもしれません。男性の場合は、ネクタイの色が大きなきっかけになるでしょう。
インスピーレーションを大切にして、一目惚れした色を積極的に活用したいですね
まとめ
水色が好きな人は、知的で洗練された印象があります。色はあらゆる意味があり、自分を素敵に演出するために大切ですね。なぜ水色が好きなのか、違う色と比較して自分の心の中を覗いてみませんか。
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