非があるのにも関わらず、謝らない人の心理には頭を抱えてしまいます。大人の対応でその場をやり過ごしても、なぜ謝らないのかと苛立ちを抑えられなくなることも。周囲に迷惑を掛けているのに、悪いと思っているのかわからずない点が疑問ですよね。
謝らない理由があっても、一言くらい欲しいと思うのが周りの思いです。今回は、謝らない人の心理についてゆっくりと本音をみていきましょう。
軽く捉えている
価値観の違いは人それぞれですが、謝らない人の心理はミスや失敗の大きさに気付かずに、謝る必要がないと思い込んでいるところも。失敗をしても笑ってごまかし「たったこれくらいのこと」と軽く流してしまいます。
もっと反省して欲しいと思っている周囲に対しても、気にする素振りを見せずに何もなかったように接してくるのが特徴です。
周りから指摘されるのが苦手なので、言われる前になんとかごまかそうとする面があります。自分自身に責任が持てず、最後は誰かが何とかしてくれると勝手に委ねてしまうところがあるでしょう。
今回は大目に見て欲しいと、調子の良さが裏目に出てしまい周りの目が厳しくなっていく時も。話を最後まで聞かないため勝手に判断してミスをしても、まるで他人事のように捉えています。
自信過剰すぎる
自分の意見は正しいと、自信を持って行動するのが謝らない人の心理。周囲の言葉に耳を傾けず、非を認めないのです。間違っているのは自分ではなく、周りの方だと決めつける場合も。根拠を懸命に述べますが、途中で間違いに気付いても、プライドが高く謝らないまま強気な態度を続けるでしょう。
弱い部分を周りに見せず、立場が弱くなりそうな心理の時は逆ギレを繰り返し周囲に当たり散らすことも。どんな状況になっても、意思を曲げずに強気な態度でいるのが謝らない人の心理です。
周りが間違いを指摘する程、後に引けなくなりムキになって抵抗姿勢が激しくなるでしょう。でも一人になった時に、気付かれずにひっそりと落ち込むところも。声を掛けるよりも、そっとしておくと後からご機嫌を取りに近づいてくる可能性も高いでしょう。
心の中の余裕がない
謝らない人の心理は、周りをみる余裕がなく精一杯な状況です。頭の中では理解していても、上手く言葉にできずにおどおどした表情に。保守的な気持ちが強くなり、どう謝るべきなのかがわからず悩んでしまうのです。
心に余裕がない時は、周囲の声が怖いと感じることがあります。責められている気分になると、逃げ出したくなる気持ちが強くなりその場を立ち去ってしまう事態も。
心に余裕が持てずにいると、自分自身で状況を整理して納得するまでは時間が掛かるものです。なぜ怒られるのかを理解してもらえるように、怒りの感情は少し抑えて向き合って話し合う機会を持つと、謝罪の気持ちが芽生えるでしょう。
本当は謝りたい
謝らない人の心理の中には、謝りたいと思う部分も。謝るタイミングがあっても、自分から頭を下げることが苦手で意地を張り続けてしまうのです。「ごめん」の一言を言うだけなのに、恥ずかしさが込み上げてくる人もいるでしょう。
謝ることを難しく考えてしまい、相手にこの思いを察して欲しいと曖昧にして謝らない展開へ。これでは、相手に謝罪の気持ちが伝わらず関係が悪化することがあります。
言葉で表現せずに、思いをわかってもらおうと気まずそうに周囲にご機嫌を取る人も。普段は偉そうに振る舞っていても、周囲の反応によって我に返るものです。本当の気持ちを聞ける瞬間が、どこかに隠されているかもしれないですね。
頭の中が真っ白
謝らない人の心理は、怒られることに慣れず相手の怒る様子に圧倒された状態に。何も考えられずに、謝ることを忘れたまま去ってしまう人がいます。怒られる機会に慣れてしまうのも問題ですが、他人の怒りの感情を目にすると頭の中が真っ白に。怒られたショックで、モチベーションも下がりマイナス思考が広がります。
無言のまま立ち去る姿は、反省していないように見えますが怒られた直後は何も考えられなくなるもの。言葉でも、後からじわじわと心に響くことがありますよね。目の前で反省する姿を見せなくても、言葉の意味を考えて今までとは違う態度に改めるでしょう。
後日、改めて「ごめんなさい」と伝えてくる場合もあるので、しばらくは相手の様子を見守る姿勢で対応する必要があるのです。
まとめ
謝らない人の心理は、こちらが感情的になってしまうと理解するのが難しい場合も。何があっても謝らないのは、納得しないだけではなく、育った環境や価値観の違いが大きく左右します。頭ごなしに謝罪を要求しても、意固地にさせてしまうでしょう。
謝ってもらって当然だと思わずに、なぜ謝らない心理が働くのかを冷静に考えると歩み寄れるきっかけに。イラっとする態度でも、寄り添い続けると心理的にも甘えが生じます。我慢の限界が来た時は、相手を見放す勇気も必要です。
お互いの立場もありますが、謝る行為は決して恥ずかしくも情けないことでもありませんよね。頭を下げるのは、成長ができる瞬間のひとつです。これからの新しい良好な関係を作り上げていくことができるでしょう。
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