心配させたい心理には、どのような意味があるのでしょうか。異性との付き合いは、複雑な感情が混ざると動作や行動にも表れ、相手が勘違いする場合があります。
とくに女性の心の中は簡単に読めず、なぜそんなことをするのか?と疑問を抱く時がよくありませんか。
わざと彼氏を心配させたり、好きな男性に嫉妬させたりするような女性の心理。そんな行動は、特別なメッセージを送っている意味がありますので、深層心理を理解しながら上手く対処しなければなりません。
行動や言動だけでは読みづらい女性の心。心配させたい心理について、詳しくご説明していきましょう。
女性が男性を心配させたい心理とは
自分を忘れられているかも?と不安になると、女性は色々な行動でアプローチをしてきます。心配させたい心理はそんな場合で、改めて相手の立場を考えるチャンスになります。では心配させたい心理について、考えられる理由を見ていきましょう。
認めてもらいたい
心配させたい心理は、認められたいと強く願う気持ちの表れで、自分がやっていることや存在を理解してほしいためです。承認欲求は誰に求めるかは、そのケースによって違います。
たとえば親に褒められたい子供や、上司に認められたい社員など。これと同じで好きな男性に認めてほしい時に、心配させたい心理を持つのです。
認めてもらうと不安が減り自信回復するため、承認欲求が強い人は常に自分を認めてくれる人を求めているかもしれません。このタイプは好きな男性以外にも、承認欲求をアピールしている可能性があります。
恋愛環境が満たされていない
彼氏が忙しくてデートができない時、または最近恋人と上手くいっていないという場合は、女性が不安になります。
このような恋愛環境が続くと、不満を伝えたくなって心配させたい心理になり、もっと自分を見てほしいために普段やらない行動に出る場合があります。
彼氏からメッセージが来ても、一切返信をしないなど。突然どうしたのか、男性は不安になりますよね。
彼女が恋愛生活に満足していないのが考えられますので、二人の時間を設けてコミュニケーションをとるとよいでしょう。
自分の存在をもっと気にしてほしい
孤独を感じると、さらに周囲との距離を置きたくなるネガティブな気持ちがあります。女性は好きな男性の態度で、自分のモチベーションが左右されるため、自分の存在を大切にしてほしいと思う時は心配させたい心理に。
寂しい気持ちになるのは誰かのせいにしたくなり、それが好きな男性へと向けられます。依存している可能性もあり、孤独を解消するために特定の人に負担をかけることもあるでしょう。
恋愛は女性の原動力になっているので、自分の存在を受け入れてもらえない時には、あからさまに態度に示してくることもあります。
嫉妬心のため
好きな男性や彼氏が、自分以外の女性と仲良く話をしていると不安になり、そんな感情が徐々に怒りに変わる場合があります。
心配させたい心理は、嫉妬心がある場面でよく見られるもの。たとえば彼氏が彼女に内緒で、合コンに行ったのがバレた時。
仕返しのつもりで、彼女が同じように合コンに行くことがあります。嫉妬心は相手がどれくらい心配してくれるかで、解消できるものなのでしょう。全く無視されると、さらに行動がエスカレートする可能性があります。
愛情を確認している
「愛しているなら、本気で心配してくれるはず」と考える女性たちは、心配させたい心理で愛情確認をしています。
距離感を感じる時は、本当に愛されているか確認したくなり、自分自身の不安をなくすために相手の心配度を見たくなるのです。
デート中に元気のない表情で食事をする姿を見て、男性が一切心配する姿を見せないと、女性はショックを受けるもの。
子供への対応のように、些細な態度の変化でもすぐに心配してくれる人だと、女性はいつも安心して愛情を感じ取るのでしょう。
必要とされたい
一方的な恋愛関係がある場合は、女性が必要とされていないと感じる場合があります。いつも彼女から連絡する二人や、デートの行き先を彼女が決める関係など。
彼氏から積極的に行動を起こしてもらわないと、必要とされていないと感じます。彼氏に尽くすタイプはなんでもやってあげるので、そのうち男性もそれが当たり前に感じてきます。
心配させたい心理はそんな場面にもあり、もっと必要とされたいので、わざと相手を驚かせるような行動に出る場合があります。
好きな人を夢中にさせるための恋愛テクニック
好きな男性に振り向いてほしい時に、女性がやりがちな恋愛テクニックについてご説明しましょう。なんでそんなことをするの?と思う不思議な行動は、相手の気持ちを惹きつけるためのテクニックです。
つまらなそうな態度をする
いつも二人でいる時は瞳をキラキラと輝かせているのに、突然つまらなそうにしている時がありませんか。
何か嫌なことでもあったのか、それとも一緒にいるのが嫌なのか、あらゆる想像をしてしまうでしょう。
そんな時、女性は男性からの「どうしたの?」という一言を待っています。つまらなそうな態度やいつもとは違う冷たい態度は、男性をドキッとさせようとしているのです。
そのテクニックを上手くかわすためには、必要以上に心配している態度をアピールするのもよいでしょう。
他の男性の話をする
デートの最中に他の男性の話をしてくるのは、愛情確認の意味があります。焼きもちを焼いてくれるか、それともスルーされるか。そんなリアクションで、男性の気持ちをチェックしているのです。
たとえば仕事の話になり、同僚の男性がとても優しくて、仕事を手伝ってくれるという話題。彼女や好きな女性から、他の男性のよい話を聞かされるのは、決して嬉しいことではありませんよね。
ライバル意識が強い男性は、そんな時にあからさまに態度を変えて、不愉快な顔をするかもしれません。そんな姿を見ると、女性はなぜか安心するのです。
体調が悪いふりをする
頭が痛い、お腹が痛いと急に体調が悪くなるのは、心配させたい心理でよくあるテクニックのひとつです。
好きな男性が、自分をどれほど大切にしてくれているかわかる機会。心配して薬を買ってきてくれたり、精一杯介抱してくれたりする姿は、女性にとって愛情を感じる瞬間なのです。
たとえばデートの最中に、男性が他の女性を視線で追っていたとしましょう。すると女性はもっと自分を見てほしいために、わざと体の具合を悪くしたふりをして注目してほしいのです。
依存しない態度をアピールする
彼氏がそばにいないと不安な女性は、何かにつけて依存しているでしょう。たとえば重い荷物を持ってもらったり、デートプランをいつも一緒に考えたり。
女性は男性に守られていたい傾向にありますから、依存しなくなった時は心の変化があるサインです。
たとえば一人で出かけるのが苦手な彼女が、突然一人旅に出かける場合。また彼氏に内緒で、習いごとや趣味を始めるなど。
自立した女性を目指す態度は、彼氏も不安になるでしょう。今まで不安な存在だった人がいきなり変わると、自分のもとからいなくなるようで心配になりますよね。
まとめ
わざと好きな人の前で、他の男性と親しくする女性の行動は、常に気になるもの。違う異性の存在が現れると不安になり、ライバル意識が湧いてきますよね。
もしかして、あの男性のことが好きなのか?と心配する男性の姿は、女性にとって愛情表現に見えています。
良好な関係を維持するには、心配な時ははっきりとわかるように、女性にアピールしたほうがよいかもしれません。男性の困った姿は、女性がもっと好きになる瞬間なのです。
☆こちらの記事をチェックしてみてくださいね。