遊びたい心理には、どのようなことが関係しているのでしょうか。一人だけ大切な女性が欲しいと思っても、現実は真面目に恋愛できず、遊び人として世間で扱われる人がいます。
遊びたい心理は誰にでも多少はあるかもしれませんが、恋愛のスイッチが入らないのは心理的なことが関係しているためなのです。そこで今回は、真面目に恋愛できない人の特徴と改善策について、詳しくご説明していきましょう。
遊びたい心理と特徴について
浮気が原因でカップルが別れるのは、多くの場合男性が原因といってもよいのではないでしょうか。遊びたいのは深層心理が関係していますので、改善したいと考えている人はまず男性心理について理解していきましょう。
自己防衛
遊びたい男性は、心理的に傷つくことを恐れていますので、本気で誰かを好きになって失敗するのが怖いのです。「チャラい男性」とも世間でよく言われますよね。
何も考えずにその場の流れで行動するイメージがありますが、実は傷つかないために自己防衛しているのです。不特定多数を対象に付き合うので、一人がダメならまた次へというサイクルが出来上がっています。
遊びたい心理は気持ちを分散させて、ダメージをできるだけ減らしているのでしょう。
孤独があるから
遊びたい心理は、孤独を癒したいと考えられます。遊び人と呼ばれる男性は友人が多く、一緒に出かけることもよくあるでしょう。そのため気軽な出会いが常にあるので、交流の幅が広い人に見られています。
自覚していないかもしれませんが、孤独にならないよう必死に他人とのつながりを大切にしているのが特徴です。とくに女性は、男性に癒しを与える存在。
仕事の愚痴こぼしを聞いてくれる人、恋愛観を語る人など、目的によって付き合う女性を変えるのも遊びたい男性に共通しています。
プライドが高い
「モテない男にはなりたくない!」というプライドの高い男性。遊びたい心理は、自分にプレッシャーをかけてモテる男を演じています。
女性からちやほやされると安心するタイプで、周囲の視線が気になりオシャレにも気合いが入ってしまうでしょう。プライドが高い遊び人は、同時にナルシストのような部分もありますので、自分を褒めてくれる女性はとても気になる存在になるはずです。
恋人一人で満足する人を見ると、カッコ悪いと思ってしまうのかもしれません。モテる男という優越感は、男性らしさの土台だと考える傾向があるのです。
我慢が苦手
遊びたい男性の心理背景にあるのは、我慢できないことです。自分に甘く、やりたいことをなんでもやってしまう性格。そのために誰が傷つくか考えずに、勝手な行動を起こしています。
遊びたい心理があると恋愛だけでなく、仕事も嫌な出来事があると我慢せず投げ出してしまう場合があるでしょう。努力や我慢、苦労という言葉が嫌い。
いいなと思った女性がいるとすぐに声をかけたくなるのは、セルフコントロールが苦手なサインです。
目先のことしか考えない
目先のことしか考えない男性は、女性との付き合い方にムラがあります。自己の欲求を抑えられない特徴がありますので、目先のことしか見ていません。
たとえば恋人がいるのに、素敵な女性とバーで知り合った場合。浮気がバレたら恋人を失うリスクがあるにもかかわらず「今」を楽しみたいので、大切にすべきことを無視して女性と連絡先を交換してしまうケースも。
後からトラブルが発生して、後悔するのも一時だけだと思っているのでしょう。そして喧嘩の気分転換に出かけて、また同じことの繰り返しなのです。
市場価値を知りたい
男性はプライドが高く、他の人とやたらと差をつけたがります。モテるのは重要なポイントだと考えているため、自分の市場価値を知るために遊びたい心理が働くこともあります。
遊びたいと思っても、女性から無視されるのでは願望は満たせませんよね。そのため遊び相手が増えるごとに自分の市場価値が高まり、常にトップクラスを目指しあちこち遊びまわってしまうのです。
世間がどれほど自分の魅力を認めているか、テストするつもりで女性に声をかけていると考えられます。
常識に欠ける
遊びたい男性は女性の気持ちを弄び、恋愛している振りだけの場合もあります。相手が本気になると急に態度を変えて、距離を置いてしまうのも遊び人の特徴。
遊ぶことが悪いとは思っていないので、わざとチャラい態度や軽いノリを意識してアプローチする男性もいるでしょう。遊びたい心理は基本的に自己中心的な考え方をするので、マナーに欠ける場面がよくあります。
強引
遊びたい男性は、楽しい時間を一緒に過ごしてくれる女性を見つけるのが得意です。その場の流れや勢いに乗ってしまうので、冷静な女性ならきちんと状況を判断し、まずは避けたいタイプの男性だと感じるでしょう。
そんなハードルの高い女性を見つけると、さらにやる気が湧いてしまうのが遊び人。ゲーム感覚で女性を落としたいので、場合によっては強引な態度に出る可能性もあるでしょう。
「そろそろ帰らないと…」と立ち上がる女性に「あと1杯だけ付き合って」と上手にねだるのも遊び人の特徴です。
本気で好きになるために改善すること
遊びたい男性は、心理的に抱える悩みや特徴を理解して、人を傷つけないよう恋愛をするのが大切です。女性が本気になってくれても、自分が浮ついたままだとよい恋愛関係は築けません。
では本気で一人だけを好きになるためには、どのような部分を改善していけばよいのでしょうか。
人付き合いの最低限のルールを守る
遊び人と呼ばれる男性は異性に対してだけでなく、人間関係そのものがだらしない傾向があります。たとえば待ち合わせ時間にいつも遅れたり、平気でドタキャンをしたり。
遊び人は基本的に自己中心的なので、相手の気持ちを考えることはしません。これでは女性だけでなく会社の人や家族、友人など大切な人たちとの関係が悪化してしまいます。
最低限のルールを守るためには、相手の立場になって辛い場面をイメージしてください。
仕事に打ち込む
仕事が忙しい人は恋愛する余裕もなく、生活が充実しています。遊びたい男性は、他に打ち込める物ごとがないとも考えられます。
本気で人を好きになるには、まず自分の生活を確立するのが必要です。異性のことばかり考えると、人生の優先順位がわからなくなってしまいます。
仕事に打ち込みキャリアを伸ばしたり、資格取得をしたり、まずは遊び以外で夢中になることを考えてみましょう。
男同士の付き合いを増やす
女性と過ごす時間が楽しいのはわかりますが、複数と同時進行していると一人だけに気持ちを集中させられなくなります。この状態から特別な女性を見つけるのは難しいので、まずは男同士の付き合いを大切にしましょう。
スポーツやアウトドアなど、男性だけの楽しみ方を満喫すると、プライベートの過ごし方も幅広くなります。男友達は遊び相手、女性は真剣に付き合う相手と区別ができるでしょう。
自分に自信をつける
遊びたい心理は自己評価が低いことも関係していますので、多くの女性からモテることで自分の弱さを隠しているのです。もっと自信を持てば、他人から評価されようと無理な努力はしなくなるでしょう。
自信をつけるためには趣味を始めてもよいですし、仕事で成績を伸ばすのもよいですね。もしくはなんでも話せる異性の友人を作り、人として成長できる人間関係をまず築いてください。
まとめ
遊びたい心理とは、ゆっくりと自分と向き合う必要があります。自分の満足度を高めるのではなく、誰かを幸福にする気持ちも意識してくださいね。
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