- 2022-3-29
- 恋愛心理
- 一緒にいるところを見られたくない, 心理
一緒にいるところを見られたくないのは、心理的にどのような理由があるためなのでしょうか。たとえば好きな人。デート中はとても楽しい二人の世界なのですが、知人が遠くからやってくるとサッと隠れたくなる時がありますよね。
罪悪感にも似た気持ちになるこんな場面ですが、気持ちを整理するには、一緒にいるところを見られたくない心理背景について理解しておきましょう。
一緒にいるところを見られたくない心理とは?
友人や職場の同僚、家族、さまざまな人付き合いの中でたまに感じる「一緒にいるところを見られたくない」という気持ち。とくに恋人など恋愛相手だと、なぜそう思うのかとても不安になりますよね。ではそんな場面で考えられる心理的特徴についてご説明します。
本命の人だから
いいなと思った女性と食事に出かけた時、本命の女性が同じレストランにいたら、別の人と一緒にいるところを見られたくないと思う心理が働きます。
それは本命に誤解されたくないからで、対象から外れたら困るため。彼女がいないふりをしておきながら女性と二人で出かける行為は、嘘をついたようで少し不安材料になりますよね。
このような瞬間は一緒にいる相手に問題があるのでなく、見られる相手に問題がある場合です。たとえば浮気相手と出かけている時に彼女とばったり出くわすような場面。とてもバツが悪く、絶対にバレないよう冷や汗をかいてしまうでしょう。
恥ずかしいため
一緒にいるところを見られたくない心理とは、単に恋愛している自分を誰かに見られるのが恥ずかしいため。内向的な性格の人なら、プライベートを他人に見せるのはとても勇気が必要で、恋愛相手を見られることは自分をさらけ出すようで不安なのです。
普段は大人しく異性とは会話すらしない人が、恋人と手をつないで歩いていたら、皆の間で話題になるのは間違いなし。そんな意外性を知られるのが嫌で、とても恥ずかしく感じてしまいます。
負けず嫌いだから
付き合っていることを知られたくない、一緒にいるところを見られたくないという心理になるのは、負けず嫌いの性格が関係しています。自分を過大評価して皆から支持されたい願望があり、恋愛相手も同じく自分のステータスのようなもの。
そのため普段の大きな態度とは違い、付き合っている人が意外なタイプであったり、自慢するほど美人ではない彼女だったりすると、プライドを傷つけられそうで他人を避けたくなるのです。
詮索されたくないため
恋人と一緒にいるところを見られたくないのは、心理的に他人に自分のことを詮索されたくないから。秘密主義なところがありますので、プライベートに関しては一切隠していることが多いでしょう。
「この前一緒に歩いていた人は彼女なの?」「何歳?」と人から色々と質問されるのが嫌い。SNSに恋人とのツーショットを投稿している人とは大違いで、インスタグラムやフェイスブックにプライベートを投稿することもないでしょう。きっと周囲から見ると、全てが見えてこない不思議な人という存在になっています。
他人を信用できない
一緒にいるところを見られたくない心理とは、他人を信頼できないからで、その原因は自分に自信がない場合や過去の経験が関係していることもあります。
自分から心を開いた相手に裏切られたことがあると、自然と自分のことを隠す癖がついてしまいます。傷つきたくないため、できるだけ自分を守るためにプライベートは秘密にしておきたいのでしょう。
このタイプの人は、表面的には人当たりがよいものの、なかなか本当の意味で距離を縮めることはできないかもしれません。
紹介しにくい彼女とはどんなタイプ?
一緒にいるところを見られたくないのは、皆が想像する彼女ではないことも関係しています。好きな人なら本来は皆に紹介したり自慢したりしてもよいはずなのですが、中には紹介しにくい次のようなタイプもいます。
年齢差がありすぎる
友人とデート中にすれ違った時、「彼女」とスムーズに紹介されたいのはほとんどの女性が感じることです。しかし自分よりも一回りほど年齢が離れている女性や、親子に見えるような年齢差だと、周りのリアクションが怖くてその場を去りたくなりますよね。
心の中では彼女を誇りに思っているけれど、他人の前でそんな気持ちはひた隠しにしたくなるでしょう。
自分のタイプではない人
ぽっちゃり系の女性が大好きだと普段から公言しているにもかかわらず、付き合っている人がとても華奢な女性だった場合。こんな時には、他人とばったり会うと「言っていることと違う」などと責められそうな不安があります。
自分のタイプではない人と付き合っている、もしくは仕方なく付き合っている恋人の場合は、できればあまり触れてほしくない話題ですよね。自分の意外なところを知られるのが嫌なので、そんな場合はつい身を隠してしまうはずです。
もったいないほど美人
一緒にいると居心地がいい恋人は、友人や知り合いに紹介しても大丈夫なはず。しかし自分のルックスとは釣り合わないほどスペックが高い美人だと、周りから避難されそうで心配になります。
皆が羨ましがる相手は自慢したくなるかもしれませんが、逆に他の人にとられたくないので隠したくなる気持ちもあります。妬みや僻みなど、周りのネガティブな意見を聞くのも辛いので、そんな時はそれとなく友人のふりをしたくなるでしょう。
第一印象がよくない
初対面の人に笑顔を見せることもない厳しい態度の恋人だと、紹介するのが少し不安になりますよね。人見知りするタイプの人は、期待通りの反応をしてくれないこともありますので、そんな時はサラッとその場を切り抜けることもよいでしょう。
「感じのいい人」というのは無難な評価かもしれませんが、自分の恋人を他人に会わせる時は、このレベルをパートナーにも意識してほしいですよね。
オープンに恋愛をするコツとは?
一緒にいるところを見られたくない心理になるのは、付き合っている人との関係がぎくしゃくしている可能性もあるかもしれません。また自分の気持ちの整理ができず、他人と距離を置いていることもあるので、その場合は次の点を意識してもっとオープンになってみましょう。
無理のない程度に自己開示しよう
プライベートをどこまで他人と共有するかは、個人の考えで判断することです。言いたくないことがあるのも納得できますし、詮索されるのが好きでない人もいます。
しかしあまり周囲と壁を作ってしまうのも、人間関係に影響する可能性がありますので、これからはできる範囲で自己開示してみましょう。週末は彼女に会うということまでは話しても、どこで何をするかまでは教えないなど。さらけ出す必要はないので、快適に感じるところまでを周囲とシェアしてみましょう。
人がどう思うかを心配しない
一緒にいるところを見られたくないと思うのは、相手にとって申し訳ない気持ちになりませんか。そんな複雑な気持ちを整理するには、他人がどう思うか心配しないことが大切。
一番重要なのは二人の気持ちです。たとえ人にどう言われても、一緒にいると幸福な相手なら、デートをしているところを見られても隠れる必要はないのです。
まとめ
一緒にいるところを見られたくない心理になった時は、なぜそう感じるのか、理由を自分なりに分析してみましょう。自分勝手な気持ちならこれから改める必要がありますし、性格的にプライベートを守ったほうが安心する人は、周囲にもそのことを理解してもらうといいかもしれません。
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