実感が湧かないのは心理が関係しているから?

実感が湧かないのは心理が関係しているから?

実感が湧かないのは、心理状況から影響していることがあるのでしょうか。隣に大好きな人がいても、なぜか気分が低迷してしまう時や、愛情をはっきり言葉で表現してくれているのに実感できない時など、自分の中で崩れていくものがある不安を感じるかもしれません。

そこで今回は、実感が湧かない心理や愛情を感じにくい人の共通点について詳しくご解説していきましょう。


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実感が湧かない心理とは?

実感が湧かないのは心理が関係しているから?

愛されているはずなのに実感が湧かないのは、心理的な理由があるようです。考えられる状況をポイントごとにご説明していきましょう。

 

愛されたい気持ちが強すぎる

実感が湧かないのは、心理的に愛されたい願望が強すぎるためで、他人の気持ちを引き寄せようとするために逆に愛されている実感が湧かないのです。

愛されたいと思うと、無理に相手に合わせてしまい、自分自身が振り回されてしまう人も多く、頑張っているのに見返りが感じられない状態に。どれだけ周囲から愛されているか実感することで、自分の価値を見出すことが多いのです。

 

非現実的な恋愛だから

実感が湧かないのは、心理的に非現実的な恋愛をしているためです。たとえばアニメの主人公に恋をしたり、芸能人の追っかけをしたりする場合など、相手からのリアクションがないので一方通行のまま。

しかし自分は相手と付き合っていることをイメージしているので、現実にはない恋の世界で暮らしています。愛情を感じにくいのは、相手が現実的に存在しないことも。

片想いの時も同じく、現実と想像のギャップがありすぎて、恋愛している自分が実感できないのです。

 

自信がないから

たっぷり愛されているはずなのに実感が湧かないのは、心理的に自分に自信がないためで、いつか振られるという不安を抱えながら恋愛をしています。ネガティブ思考が優先されているので、幸福でも自覚できない状態。

些細なことでは反応できず、ドラマチックなことがないと自分の存在価値が感じられない人かもしれません。自信をなくすのは、過去の経験が影響していることも考えられますので、大きな失恋をした人は同じ経験をしないよう感情のブレーキをかけたままなのです。

 

人を信用できない

人間が愛情を感じるのは、家族や友人、恋人、動物など、色々な対象があり、たった一人が愛情を全て与えてくれるわけではありません。しかし「今一番自分を愛してほしい人」というのは誰でもイメージできるはずなので、そのような対象に依存してしまうと、期待値以下の愛情で落胆することも。

信用していた人に裏切られると、頑張っても愛情を受け取れないと諦める傾向がありますので、次第に人間関係でも距離を置くようになるのです。

 

冷めている

恋愛中でも愛されている実感が湧かないのは、もともと冷めている性格も関係しています。あまり感情をアピールしないタイプで、自分が思っていることを他者に知られるのが恥ずかしいと感じるのでしょう。

そのため幸福の絶頂でも、そんな気持ちは態度に出さずいつもクールに生活しているので、自然と内面も実感が湧かないようにプログラムされてしまいます。没頭できるものがないと価値基準がわからない人は、愛情表現されても反応が薄いかもしれません。

 

心が満たされない

恋愛関係はお互いに与え合うことが理想的で、一方的に愛する恋愛だと気持ちが疲れてストレスになります。好きな人に振り向いてほしいと思う気持ちや、愛情をアピールしてほしいと感じる思いは誰でも当然のこと。

自分の心を満たしてくれる人には、同じことでお返しをしてあげたくなります。このような相互関係がないと愛されても実感が湧かないため、結果的に人の愛情を信用できない場合もあるのです。

 

苦手意識がある

実感が湧かないのは恋愛だけでなく、仕事の評価や幸福度など、色々なことが人生においてあるでしょう。苦手意識があることは、たとえ相手から評価されても実感が湧かない場合も多く、自己肯定につながりません。

愛情を感じにくい人も同じく、恋人とのコミュニケーションが苦手だったり、愛情表現が恥ずかしいと感じたりして苦手に。そんな気持ちを抱いたままではハードルを越えられず、ずっと実感の湧かない恋をすることになるのです。

 

愛情を感じにくいとどうなるか?

実感が湧かないのは、心理状況から影響していることがあるのでしょうか。隣に大好きな人がいても、なぜか気分が低迷してしまう時や、愛情をはっきり言葉で表現してくれているのに実感できない時など、自分の中で崩れていくものがある不安を感じるかもしれません。

「自分と同じくらい相手も愛してくれているか?」という疑問は、恋愛中なら一度は経験したことがあるでしょう。愛情を感じにくい人は、とくにそんな場面に出くわすことが多く、愛情不足が恋愛に次のような影響を及ぼすことがあります。

 

相手を束縛してしまう

愛情の実感が湧かないのは、幼少時代の経験も影響しているかもしれませんが、相手の思いを100%受け取らないと心配になり相手を束縛するようになります。

行動の自由を奪い、なんでも報告してくれないと不快に。無理やり独占してしまうため、恋人の気持ちがどんどん離れてしまうこともあるでしょう。恋愛における束縛は多少あっても自然かもしれませんが、エスカレートすると愛情なのか、それとも自分に所属するものとして扱うだけなのか、自分でも判断できなくなってしまいます。

 

依存しやすくなる

愛情を感じにくい、実感が湧かないという時、不安になってもっと自分だけを愛してほしいと強く思うようになります。すると相手に依存してしまい、愛するよりも愛されたい受身形になることも。

待っているだけになるのは悪いサイクルの始まりで、もっと自分は愛されるべきだと思うと、独占欲も強くなり恋人への負担が増えてしまいます。

 

承認欲求が強くなる

SNSが普及し、他人から自分が認められないと幸福を実感できない人が増えています。愛情不足もこのような承認欲求が関係するため、本来の愛情とは違ったところで自分の価値を知るために他人の注目を集めるように。

愛情と褒められることは少し違いますが、一人の人間として認知されたい欲求が強い人は、愛情を誤解してしまうこともあるでしょう。

 

人を信用することができない

愛情を感じにくいのは、自分の期待通りの愛され方をしていないことや、信頼関係が土台にないことも理由です。信用できない人と恋愛関係を築こうとしても難しいもの。

逆に愛情を充分に与えてくれない人は信用できないことになるでしょう。そして次第に感情が鈍くなってしまい、誰も信用できなくなってしまうのです。

 

愛情を感じるための改善策

実感が湧かないのは心理が関係しているから?

愛情を感じるためにはどうしたらいいか、改善するための心がけをご紹介していきましょう。

 

自信をつける

実感が湧かないのは愛情の度合いではなく、自信がないことが影響しているかもしれません。そのため悪いところよりも長所や自慢できることをもっと意識して、他人にアピールしてみてはいかがでしょうか。

他人に承認される前に、自分で幸福を判断すること。それができるようになると、他人の思いやりや愛情に感謝できるようになります。

 

夢中になれる趣味を見つける

本気で何かに取り組んだ時、感動や刺激をたくさん感じられるはずです。愛されている実感が湧かない時は、もっと愛されていることを意識してみることも方法のひとつ。

相手の言葉や態度などをポジティブに理解するためにも、夢中になる習慣を­­­­­身につけてみましょう。趣味や勉強など、自分の目的を達成した時、何かに手ごたえを感じられるようになるはずです。

 

まとめ

実感が湧かないのは、心理的に不安があるからなのでしょう。愛情不足を感じる時は、受け止め方を変えることで悩みを改善できるかもしれません。愛されるよりもまずは自分から相手をたくさん愛することで、お互いに実感が湧いてくるよい関係になるはずです。

 

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