友達にイライラする時は、心理的にどのような状況が考えられるでしょうか。飲みに行ったり休日に遊んだりする気の合う仲間のはずなのに、なぜかイライラすることがありますよね。
しばらく会うのが面倒だと感じるほど嫌になる場合もあるでしょう。そんな時は冷静になってベストな対処策を考えることが大事なので、今回は友達にイライラする心理や解決策をご紹介していきましょう。
友達にイライラする場面とは?
なぜかイラッとする人は周辺に必ずいるかもしれませんが、友達ならあまり悪く考えたくはないですよね。しかしたまにある友達のイライラする行為。次のような場面がよくあります。
マウンティングしてくる
友達は先輩と後輩のような力関係があるべきではありませんが、中にはマウンティングしてくる面倒な人もいます。「この時間までに連絡をちょうだい」「明日迎えに来い」と完全に上から目線で、やたらと指示したり偉そうな態度になったりするタイプ。
友達というよりも部下のように扱われてしまうと、一緒にいるとすぐイライラしてしまいます。困った時だけ丁寧な態度になり、温度差が激しくなる関係は、相手の感情に振り回される可能性があります。
自慢話ばかりする
話を大きくしたがる友達もいますよね。彼女がモデル並みに綺麗でよくスカウトされるなど、それとなく自慢話を盛り込んでくると聞いていてとても疲れます。
なぜ話を大きくしなければならないのか、周囲も理解できず話を合わせるのが大変。たとえばファッションブランドの話題になり、自分がたくさん持っていることをアピールするなど、必ず対抗心を燃やしてくる友達もいますよね。
他人の話題に自分のことを被せてくるのは、あまり好ましくはないでしょう。
態度が違う
本当に友達なのか?と思いたくなるほど、付き合う人によって態度をコロッと変える友達。つまらなそうに会話をしていたのに、仕事ができる仲間がやってくると途端に機嫌をとり始めるなど、その態度はあからさまで見ているのが辛くなるほどです。
損得勘定がある人は好かれないだけでなく、いつか本性がバレてしまうので、たとえ評価されても一時的なもの。そんなことを教えてあげたくても、他人のアドバイスは絶対に聞きたくないタイプでしょう。
恋人と友達の格差が激しい
たまには仲間で集まって遊ぼう…となっても、彼女とデートだから行けないという友達。恋愛以外に夢中になるものがない人は、徐々に友達からも距離を置かれてしまいます。
男性同士の付き合いは、たとえ家庭や恋人がいても多少無理してでも続けるべきという考えも。その場の雰囲気が読めない人にはイライラさせられてしまうでしょう。
好きな人ができてから途端に付き合いが悪くなったという仲間は、皆を寂しい思いにさせてしまいます。
いい加減な性格
約束の時間を守らない、やると言ったことを実践しないなど、イライラする友達はとてもいい加減なところが特徴です。貸した本を返さないなど、些細なことですがどんどん積み重なると信頼問題にもなるでしょう。
友達だから大目に見てくれるだろうという安心感があるため、いつもいい加減でマナーのない態度が目立ちます。
友達にイライラする心理について
一緒にいると楽しいけれど、何気ない態度や一言にイラッとさせられてしまう友達もいるかもしれません。それは心理的状況も関係していますので、我慢するよりも気持ちの入れ替えをするチャンスに。
では友達にイライラする心理について、考えられる理由をご紹介していきましょう。
理不尽になっている
友達にイライラする心理とは、相手の問題行動が原因かもしれませんが、実は自分の心理状況でキャパシティが狭くなっている可能性もあります。悩みごとやストレスを抱えていると、誰かに八つ当たりしたくなり、それが友達に抱くイライラの感情に。
余裕があれば感情が乱れた際、すぐに自覚して自分でコントロールできるかもしれませんが、理不尽になっている時はそばにいる人に嫌な気持ちをぶつけてしまいます。
固定観念が強すぎる
友達にイライラする心理とは固定観念が強く、柔軟に物ごとを解釈できないからです。自分の視点を中心になんでも考えるため、他人の意見や行動が自分の基準に合わないとイライラする羽目に。
固定観念だけで突っ走ってしまうこともよくありますので、後で失敗したと思う場面もよく経験しているはずです。思い込みが強い時は、一旦冷静に周囲を見たほうがいいでしょう。
期待しすぎる
友達にイライラする心理は、相手に期待をしすぎてしまうから。友達だから…という誤解や言い訳があると、相手にもっと何かやってもらいたくなりますよね。
残業後の飲み会のように、自分が疲れているのに遅れてくる友達。友達なら理解してほしいと思う瞬間ですが、なんとなく裏切られた気持ちになってしまい、怒りが湧いてくることもあるのです。期待するほど結果が伴わないとショックを受けるのは当然ですね。
完璧主義のため
友達にイライラする心理は、周辺の人に完璧を求めているからです。会話の中でも簡単にイラッとすることがあり、デリカシーのない仲間の態度に腹を立てるなど、妥協を許さない性格がストレスを招いてしまうのです。
真面目できちんとしているところは評価されるべきですが、ゆとりのない考え方は周りがイライラすることもあるでしょう。
経験値が低い
経験値が低いと色々な状況に上手く対応できず、感情が先走ってしまいます。友達にイライラする心理は、そんな柔軟性のない対応のためで、相手もどうしていいかわからずどんどん悪いサイクルが生まれてしまうことに。
経験値が低いと気持ちに余裕がありませんので、いつも何かに追われているようにプレッシャーを感じてしまうでしょう。たとえば友達と旅行している時、知らない土地でどうしていいかわからないのに、のんびりしている友達を見るとイラッとすることもありますよね。
これについては、自分の考え方に偏りがあることも可能性としてあるかもしれません。
イライラする友達の対処
友達とは生涯付き合える大切な関係が築けますので、イライラするからもう付き合わないというのも残念なこと。困った時は次の方法で気持ちをリフレッシュしてみましょう。
素直な気持ちで語り合う
友達ならなんでも話し合えるほうが、今後もよい関係を築けます。イライラすることがあればきちんと相手に知ってもらい、どうしてほしいか相談してみましょう。
この際は喧嘩をするのではなく、あくまでも自分の気持ちを伝える必要も。相手を責めたり文句を言ったりするようなネガティブな態度には注意してくださいね。
感謝の気持ちを伝えて良好な関係を築く
最初は大変かもしれませんが、イライラする友達には積極的に自分から感謝の気持ちを示しましょう。当たり前のことでも「ありがとう」と伝える気持ちや、友達の幸福を一緒に喜んであげるなど。
嫌な関係にならないためにも、相手の態度を変えるよりも、自分の考え方や態度を変えたほうが早く相手も変わってくれるかもしれません。
気分転換しよう
友達にイライラするのはストレスが関係しているかもしれませんので、いつもそばで応援してくれる人に八つ当たりしないためにも、今は気分転換が必要です。ゆっくり時間を過ごして、自分自身を向き合う余裕が生まれると、友達にも優しくなれるはずです。
まとめ
友達にイライラする心理は、自分の心の状態により左右される時もありますので、いつも同じ態度で接するためにも、自分がされたいことを意識しながら接してみませんか。
価値観や性格が違う人同士、食い違いがあるのは当然のことで、お互いの理解を深めることも必要なのです。
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