ギャンブルをする心理に隠れた5つの思い

ギャンブルをする心理に隠れた5つの思い

ギャンブルをする人は心理的にやめられない理由があり、無意識に何かを求めている場合があります。

わかっていてもやってしまうギャンブルの心理について、気になるポイントを見ていきましょう。

パチンコや競馬、スロットなど、あらゆるギャンブルが世の中には存在します。自分だけの楽しみのはずが、周囲の大切な人たちまで巻き込む展開になることもあります。

そのような危険性を考えて、これからはギャンブルの心理に隠れた思いを理解しておきましょう。

 

ギャンブルに依存する理由を考えること

ギャンブルをする心理に隠れた5つの思い

ギャンブルと呼ばれることは多種類あり、依存する理由も色々とあります。大きく分けるとギャンブルを始めるのは、次の二つが引き金になる場合があるでしょう。

 

経済的に困難な状態

ギャンブルに対しての考え方は両極端になることが多く、全くやらない人、大好きな人のどちらかに分けられることが多いですよね。

なぜギャンブルをするようになるのか、きっかけは人によって違いますが、まず挙げられることとして経済的な理由があります。

お金がないので早く楽に稼ぎたい、借金を返したいなど、自分の金銭的な問題を解決する方法としてギャンブルを選んでしまうのです。

しかしギャンブルで金銭的な余裕が生まれることはほぼなく、ここから負の連鎖が始まってしまうでしょう。

 

緊張感が快感になる

ギャンブルの魅力が全く分からないという人も多く存在しますが、心理的にやめられない人にはこれ以上の緊張感はありません。

必ずしも大儲けできるとは限らないギャンブル。大きなリスクを抱えることに緊張感を感じ、一種の高揚感を得ています。

ドキドキしながらポーカーゲームをプレイするように「賭ける」ことが楽しみになっているのです。

このタイプはあらゆるギャンブルに手をつけることがあり、宝くじでさえ緊張感を与えてくれるので常に新しい刺激や緊張を探しています。

 

ギャンブル依存のサインを見つけること

ギャンブルは心理的な悩みから改善しなければ、きっちりとやめることはできません。もしかしたら自分もそのタイプかも…と不安になった人は、次のサインを覚えておきましょう。

 

人に内緒でギャンブルをする

ギャンブルをすることに対して罪悪感があり、周囲に内緒でやっています。たとえばデートの日、スロットに夢中になり時間を忘れてしまうこともあるでしょう。

待ち合わせに遅れた時に「残業で遅れた」など本当のことが言えないのは、自分でもギャンブル習慣は悪いと自覚しているためです。それでも続けてしまうのは、依存の可能性があるでしょう。

 

お金がなくてもやってしまう

ギャンブルは、生きていくために必要なことではありません。お金のやりくりが得意でない人もいますが、一般常識として考えるとお金の使い道には順序があります。

たとえば給料日前の金欠時。本来なら節約して給料日を待つところですが、ギャンブル好きの人はこんな時こそ一獲千金を狙ってしまいます。

手持ち金がなく借金してまでやるのは、かなり深刻な依存症のレベルの可能性があるでしょう。

 

周囲の人から忠告されている

ギャンブルの趣味や習慣について、周囲から忠告を受けたことがある人は注意が必要です。ギャンブルを嫌いな人だと、ギャンブルを好きな人に対して厳しく文句を言ってくるでしょう。

ダメだと言われると余計にやりたくなる人間の心理もありますので、結局ギャンブルが好きな人は、周囲の人から怒られないようにこそこそと続けてしまうのです。

 

金銭管理が苦手

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毎月の金銭管理は、快適な生活をするために重要なことです。しかし個々で異なる価値観があり、中には上手にやりくりできない人もいます。

 

借金に抵抗を感じない

給料日前でお金がないので友達に借りた、という経験がある人も中にはいるでしょう。ギャンブルの心理は、このような「借金」に対する考え方が影響を与えています。

お金を借りることに恥ずかしさや罪悪感がない人は、用途が何であってもとにかくお金を手に入れることを考えています。

 

お金の目的を理解していない

光熱費の支払いや家賃、車のローンなど、お財布から出ていくお金には全て用途があります。

そのうえで大切なのは、それぞれのお金には優先順位があること。でもギャンブルの心理が働く人は、お金の目的を理解できない、もしくは理解したくないという問題を抱えていることがあります。

 

健康的なストレス発散方法がわからない

パチンコスロットでストレス発散、競馬で気分転換など。適度な楽しみ方ができれば、ギャンブルに依存することはないでしょう。しかし習慣的にやってしまう人には、次のような共通点があります。

 

飲酒や喫煙習慣もある

依存というのは、悪いとわかっていても続けてしまうもの。お酒やタバコも同様に、メリットが少ないのにやめられないことがあるのはギャンブル好きの共通点といえるでしょう。

パチンコスロットの店内がタバコの煙だらけという状況を見ると、喫煙者が多いことはわかります。何かに依存しなければ、安心できない心理があるためなのでしょう。

 

ギャンブルが与えるデメリットを考えない

ギャンブルは金銭的なダメージ以外にも、理解すべきデメリットが色々とあります。たとえば人間関係。

ギャンブルが原因で恋人と別れた、配偶者と離婚した、仕事がクビになったなど、あらゆる出来事が連鎖して起こる場合がありますよね。

またギャンブルのためにさらにストレスや不安が溜まり、精神的に苦痛になることもあるでしょう。

 

夢中になれるものがない

ギャンブルは趣味程度で収められない危険性があり、一度ハマってしまうとなかなか抜け出せないサイクルがあります。

 

自分の力ではコントロールできない

やめたいと思ってもやめられない。どうしてもパチンコスロットのお店の前を通ると入ってしまう。

こんな習慣がいつまでも続き、自分の力だけではコントロールできないのは依存している可能性があります。

ギャンブルをやめるべきだと自覚している時は、専門家のアドバイスを受けたり信頼できる人に協力してもらったりすることも大切ですね。

 

自慢できる趣味を持つ

運動や絵画、読書など、人に抵抗なく話せる趣味を持ち、ギャンブルに代わって夢中になるものを見つけることが解決策のひとつになります。

依存しやすいタイプは一度好きになるとこだわりを持つ性格があるので、健康的なことでそのこだわりを活かせばよいのです。

 

まとめ

ギャンブルの心理についてよく考え、できるところから改善する気持ちが大切です。時間がかかってしまう可能性もありますが、一歩ずつ前進していきましょう。

 

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