フィンガースナップするのは心理的な意味がありますので、表面的にはわからない理由を知ると、相手の行動も納得できるものになるはずです。フィンガースナップとは指をパチンと鳴らす仕草で、欧米の人がよくやる印象がありますが、ちょっとした瞬間に思わずやってしまうことがあります。
パチンと綺麗な音でやってみたいと頑張ったこともあるでしょう。そこで今回は、フィンガースナップする人の心理背景についてご紹介していきますね。
フィンガースナップする人の心理について
フィンガースナップするのは、心理的に次のような理由が考えられますので、カッコつけているだけではないことを知っておきましょう。
元気づけている
フィンガースナップする人は、心理的に自分自身を元気づけている意味があり、ストレスや不安などから逃れたい願望があります。指をパチンと鳴らすのは何かひらめいた時。
しかしそれ以外にも、心理的に不安になると気持ちを引き締めるためにフィンガースナップすることもあるのです。その場合はパチンと一回鳴らすのではなく、パチンパチンと連続していることが特徴。
物に八つ当たりしたいほどイライラしている時に、指の音で発散させているのかもしれません。
注目されたい
フィンガースナップするのは、心理的に注目されたい願望があり、人の視線を集めることばかり頭にあります。皆が静かにしている場所でわざと大きな咳をしたり、レジで並んでいる間に独り言を言って誰かに見られたりしたい…そんな気持ちがあるので、わざとらしい行為も目立つかもしれません。
目立ちたがりの人は、自分の存在感に満足できない理由もあるので、少し過剰に周囲が反応してくれないと不安になってしまうでしょう。
カッコつけている
フィンガースナップする心理はカッコつけたいからで、容姿にコンプレックスがあるなど、自分の弱みを隠したい部分があります。過去服のセンスを友人にからかわれた経験が要因になっている人もいるかもしれません。
他人の意見を鵜呑みにする傾向があり、とくにネガティブな意見はいつまでも気にするタイプ。過去の辛い経験が周囲の評価を余計に気にさせる要因になっています。
カッコつける人の中には異性の視線を気にしている人もいますが、わかりやすくしないと異性が振り向いてくれないと思い必死になっています。
好かれたいから
フィンガースナップするのは、心理背景に相手に好かれたい思いがありますので、気になる相手の前に行くと普段やらない態度に出てしまいます。好きな人の前ではできるだけ自分をよく見せようと思い、緊張して見栄を張ってしまうことも。
そんな気持ちが土台にあると、フィンガースナップやカッコつけてワイングラスを持つなどの行動に表れてくるのです。
周りの雰囲気に流されやすい
フィンガースナップする人は、心理的に影響を受けやすい人で、周りの雰囲気で物ごとを決めることがよくあります。皆で意気投合して飲みに行くような場面。つい嬉しくてフィンガースナップを無意識にやってしまいます。
このタイプの人は感情表現が豊かなので、周りの人もわかりやすく感じているでしょう。ノリがいいのは魅力ですが、周囲の意見に流されてしまうので本心が見えないこともあります。
手の仕草でわかる性格について
上手にフィンガースナップできる人はとてもカッコよく、皆の視線を一気に集められます。手の動きは皆から見えやすいため、心理的なことも判断しやすいと考えられますね。ではフィンガースナップ以外に、手の動きでわかる人の性格や心理状況を見ていきましょう。
指をポキポキ鳴らす
フィンガースナップのように指先で音を鳴らす以外に、指の骨をポキポキと鳴らす仕草がありますよね。仕事中に無意識に鳴らす光景もよく見られますが、この意味は相手を威嚇したい思いが隠されています。
ドラマや映画を観ていると、喧嘩する前のウォームアップとして指を鳴らす人がいるように、体力に自信がある人は指を鳴らすことも多いでしょう。
威嚇したい人がいる、もしくは威嚇したい何かが周辺にあると考えられますね。
握りこぶしを作る
握りこぶしをしながら食事をする、テレビを見るなど、無意識に手に力が入っているのは正義感が強いサインです。握り方にもよりますが、親指が外側になる握りこぶしはリーダー気質の人。
親指を握り込んでしまう場合は内向的な性格で、一人でコツコツと物ごとに取り組むのが好きです。創造力が豊かなので、個性的な魅力を感じる存在でしょう。
指を折り込み親指を上に乗せるタイプは、社交性があり人から好かれるタイプ。自分の才能をきちんと知っているので発揮しやすく、成功のチャンスを掴みやすいでしょう。
ポケットに手を入れる
フィンガースナップの心理と似ているポケットに手を入れる仕草は、男性がカッコつける時に無意識にやってしまいませんか。もしくはポケットに手を入れるのは何かしら危険を感じているためで、嘘がバレそうな時やあまり話したくないことが話題になった時などがあるでしょう。
会話の途中で突然ポケットを手に入れる人は、居心地が悪いアピールとなっています。
手首をいじる
手首をやたらといじるのは、今不満なことがあるため。イライラしているので手の動きがコントロールできず、手首に手がいっている状態です。また苦手な人と一緒にいる時も、手首を触る仕草をすることがありますので、もし相手がこんな様子を見せてきたらあまり快適ではないと考えてもよいでしょう。
手首をいじるのは爆発しそうなものを抑えている意味もあるので、自分自身の気持ちをなだめているかもしれません。
手を机の上に開いてのせる
デスクに両手をつく時に手のひらを全開にしておくのは、これから何かに取り掛かる心の準備や、相手を受け入れている意味があります。または不信感を抱かせないよう、安心していいよというサインにもなっていますので、親しくない人との会話中にやることもあるでしょう。
机の上での手の動きは、障害物を動かす仕草も重要な意味があります。カフェのテーブルでメニューをどかす時は、もっと相手に近づきたい心理状況の表れ。
決して嫌な相手ではありませんので、自分から心をオープンにしているサインです。
指でテーブルを叩く
コツコツとテーブルを指先で叩くのは、今不快な気持ちになっていますので、相手と価値観や意見が対立している可能性があります。または早く帰りたい時やつまらないミーティングなど、時間が有効に使えない時にも机を無意識に叩いてしまう場合があるでしょう。
この行為は、シチュエーションによってマナーが悪く見えることもあるので注意が必要ですね。
テーブルの下に隠す
テーブルの下に両手を隠してしまうのは、内向的な性格であるためで、相手に自分の気持ちを知られたくないサインです。または現状に興味がないため、少し距離を置いているとも考えられるでしょう。
楽しい時や興奮状態の場面なら、身を乗り出してテーブルに全身を近づけることもありますよね。手は心理状態を示すものなので、隠すということは知られたくないことや積極的になれないことが関係しています。
まとめ
フィンガースナップをする心理は、自分の内面のアピールで、他人に自分の印象を強く与えたい思いが隠されています。自分では気づかない手の動きは、口には出さなかったとしても、周囲の人が冷静に判断している場合もあるでしょう。
このため単なる癖でやってしまう人は、これから誤解されないよう注意したいほうがいいかもしれません。
☆こちらの記事もお勧めです！
