弱点をさらけ出す人の心理的特徴は、周囲の人がどう付き合えばいいのか困惑することがあるかもしれません。強がって一切自分の弱みを見せない人も世の中には多く、大人になると多少の強がりは必要とされる場面が多いですよね。
そんな中でひと際目立つ、弱点をさらけ出す人の心理状況や、泣き虫の女性との付き合い方についても詳しくご解説していきましょう。
弱点をさらけ出す人の心理的特徴について
人前に出るのがとても苦手、言葉遣いが荒っぽい人が怖いなど、正直に自分の弱点を他者にアピールする人がいますが、心理的には次のような特徴が共通すると思われます。
信頼しているから
人間の動物的な本能で考えると、敵に自分の弱いところを見せるのはとても危険な行為です。心理的に自己防衛することは普段の生活内でもあり、弱点を相手にさらけ出すのは弱みを握って相手が攻撃してこないことを知っているため。
信頼している人だからこそできることなのです。毎日一緒に過ごす友人ですら、自分自身のことを深く分析して理解できる人は少ないはず。弱点があってもないふりをして過ごしていますよね。
しかし信頼関係がある人なら恥ずかしくもなく、全てを知ってもらいたい気持ちのほうが強くなるのです。
守ってほしい
弱点をさらけ出すのは、心理的に自分を守ってもらいたい願望があるためです。大きな不安を抱えているため、自分の不足なところを理解してもらい、何かあったらサポートしてほしいと感じることも。
弱点がわからないと、どこをカバーしていいのか周囲の人に伝わりませんよね。守ってほしいと感じるのは一過性の不安であったり、自分の未熟なところが関係していたりすることもあります。
他人の思いを理解してあげるのは簡単ではありませんので、弱点をさらけ出したほうが自分が必要としていることを早くわかってもらえるのでしょう。
愛されたい
弱点をさらけ出す人は、心理的に相手に愛されたい思いが強く、そのために自分を100%理解してもらいたいのです。自分の悪いところもよいところも全て知ったうえで、愛情を持って接してほしいと感じているのでしょう。
そんな人は、幼少時代に親から充分愛情表現されずに育った可能性がありますが、大人になっても寂しがり屋な人は、過剰に他人からの愛情を要求してしまいます。
依存している
弱点をさらけ出す人は、心理的に他人に依存しているためで、自分が苦手なことを事前に理解してもらい、困った時に手助けしてもらいたいのです。このタイプは自分以上に強い人や地位がある人に依存しやすく、一緒にいる間は自分も強くなった気分に。
誰かに任せているので、責任転嫁しやすい場面も出てくるかもしれません。自分の意思で行動することは少なく、自分よりもしっかりした人を頼って物ごとを進める傾向があります。
自信がない
弱点をさらけ出す人は、心理的特徴として自信がない点も挙げられますので、不安な時は周囲の意見に流されてしまうことがよくあります。自分のよさを前向きに解釈しないので、必然的に悪いところばかりが見えている状態。
他人から否定されたり批判されたりすることを過剰に恐れる傾向がありますので、弱点をさらけ出したほうが、攻撃的な人のターゲットにならず安心できるのでしょう。
自信がないと自己主張できず、周囲に理解されないサイクルが生まれてしまいます。周囲の期待に応えるためにも、弱点を見せて期待値を低くしてもらいたい思いがあるでしょう。
すぐ泣く女性の特徴について
すぐ泣く女性は、それだけでも弱点に見られてしまうこともあるかもしれませんが、他にもデメリットになりやすい部分があります。
人前で泣くのも平気
すぐ泣く女性は、些細なことで怒られてもすぐに落ち込んで泣いてしまいます。とてもデリケートな性格なので、周囲が気を遣ってしまいますが、そんな扱いをされているのでどこで泣いても平気。
カフェで彼氏と口論になり声を出して泣いたり、泣き顔を人に見られたりすることに抵抗がないので、一緒にいる人はいつどこで泣かれるかわからない不安を感じてしまうでしょう。
癖になってしまう
弱点を一度さらけ出すととても気が楽になり、強い自分を演じる必要はなくなります。すぐ泣く女性も同様に、泣く行為が癖になっているので、我慢せず感情でその場をやり過ごすこともあるでしょう。
女性の涙は放置できるものではありませんので、すぐに誰かが慰めてくれるはず。そんな時に実は居心地のよさを感じ、泣いたほうが我慢するよりも楽という人もいるのです。
ストレスを抱え込みやすい
すぐ泣く女性はネガティブな感情表現が多く、自分の感情のためにさらにストレスを抱えることもよくあります。泣いているともっと悲しくなり、いつまでも気分転換ができない状態に。
打たれ弱く、すぐに落ち込んでしまう部分があるので、些細な瞬間も大きなストレスとして引きずってしまうでしょう。すぐ泣く女性はプライドが高いところもありますので、トラブルを一人で抱え込み、そんな自分が可哀想に感じているかもしれません。
ネガティブ思考になっている
すぐ泣く女性は泣くことにあまり抵抗がありませんので、嫌なことがあるとすぐに涙が流れてしまいます。数ある感情表現の中でも泣くことがよくあり、自然とネガティブ思考を招くこともデメリットに。
辛いことに直面した時、まずは思考から前向きに解釈して感情と結びつけることができず、すぐにネガティブに物ごとを判断してしまいます。周囲の人からは情にもろい人に思われていますが、泣かないように考える習慣がないのかもしれません。
よく泣く女性と恋愛するコツについて
意見が食い違うだけでシクシク泣いてしまう女性。デートのたびに泣かれるのは、男性が負担に感じるところでしょう。ではよく泣く女性と恋愛するにはどのような点を注意すべきか、上手に付き合うコツをご説明していきます。
よいところを認めてあげる
よく泣く女性は自信がなくなっている可能性がありますので、よくできたことやよいところをどんどん褒めてあげましょう。弱点を見せるということは、それだけ相手を頼っているということも考えられます。
小さい子供を褒めて力を伸ばしてあげるように、包容力で守ってあげると、もっと感情のコントロールもできるようになるかもしれません。
大げさに慰めない
よく泣く女性は一度泣き出すとなかなか収まらず、冷静に判断できないこともよくあるでしょう。少しだけ構ってほしい気持ちも混ざっていますので、そんな性格を直してあげるためにも、大げさなリアクションはせず「大丈夫だよ」と軽く慰めることも方法です。
反応してくれない人の前では、あまり感情的にならないとも考えられますので、泣き出したらしばらくそっとしておくのもいいいかもしれません。
要求を理解してあげる
泣くということは、何かしらの要求やメッセージを送っているから。また泣いている…と思わずに、根本的なところを理解してあげると、さらに相手の性格や価値観を知ることができるでしょう。
冷静な時にじっくり語り合い、泣きそうになったらこうしようとルールを作ることもいいかもしれません。弱点を見せる人は、もっと長所を引き出してポジティブな面に注目してあげるとよいですね。
まとめ
弱点をさらけ出す人は、心理的に不安なことがあり、自分の気持ちとどう向き合えばいいのかわからない状態なのかもしれません。泣くと周囲が心配してくれるので、もっと注目してほしい気持ちもあるでしょう。
弱さを見せるのは、それだけ信頼しているから。そう思うともっと愛おしく見えてくるはずです。
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