女性がすぐ泣く心理は、恋愛の駆け引きなのか気になるところ。またか…と思う反面、胸の内を知りたくなりますよね。女心は複雑と言いますが、男性には理解できないすぐ泣く心理。細かい心境に気付いてあげられると、二人の距離をもっと近くに感じるでしょう。
涙を流すのは、様々な理由があります。言葉よりも印象深く残る場面に遭遇した時、どのような対応を取るべきなのか悩んでしまうことも。すぐ泣く女性の涙には、どのような心理が秘められているのかを一緒に考えていきましょう。
感情が高ぶっている
すぐ泣く心理は、感情のコントロールが上手くできなくなった状態です。思いがけない言葉や態度に驚いて、気持ちが高ぶり涙を流してしまう人も。想定外のことが起こると、冷静な判断が出来ずに感情のままに動くのが女性の特徴です。なんでこんなにすぐ泣くのか心理的にわからずに、自分自身も泣きながら高ぶる感情に戸惑っている時もあるでしょう。
男性よりも感受性が高く表現力に長けているので、女性のペースに巻き込まれてしまい対応に困ることも。落ち着かせるには、肯定をしながら話をゆっくり聞く時間を設けるのが泣き止むコツになります。否定的な言葉で火に油を注がないように、相手の感情を否定する言動は避けることが望ましいでしょう。
かまって欲しい
自分だけを見て欲しいと、なりふり構わずにすぐ泣く心理は、無償の愛が欲しくてわがままな気持ちを表現しています。束縛が強い女性にも、すぐ泣く心理が強く表れるでしょう。
どんな時でも、自分を一番に見ていて欲しい願望が強いのです。雑に扱って欲しくない思いがあり、いつも100%の対応を周囲に求めています。しっかりと向き合ってくれる状態を好むため、サービス精神を全開にしなければいけない女性と一緒にいると疲れてしまう男性も。
かまって欲しいと甘える姿が、可愛いと自分勝手に思い込んでいるところがあります。一番対応に困るパターンですが、全てに反応するのはお互いにとってマイナスに。許せる範囲で接しながら、無理なものは態度よりも先に言葉で伝える優しさでトラブルを防ぎましょう。
涙腺が緩い
感情移入しやすいタイプは、優しい性格の持ち主が多くすぐ泣く心理に。相手の立場になって物事を考えられ、思いやりに溢れた面がみられます。意図的にすぐ泣くのではなく、泣きたくないのに涙を流してしまう自分に嫌気がさす場合も。泣かないと意識していても勝手に涙が出るので、自ら周囲に涙腺が緩いことを告げて気にしないで欲しいとアピールする女性もいます。
涙もろい性格をコンプレックスに感じると、すぐ泣くところを見られたくないと思うもの。涙腺が緩くて…と言葉にして必死で顔を隠す姿を見た時は、じっと相手の表情を見るのではなく、見ない素振りが好印象のコツです。その場を立ち去る優しさで対応すると、お互いに気まずさから抜け出せるでしょう。
泣くことがストレス解消に
すぐ泣く心理には、日頃の溜め込んでいたストレスを発散させることも。悲しいことがなくても、思いっきり涙を流すとスッキリしますよね。
自分の意見を言えずに溜め込みすぎると、吐き出す機会がなくストレスになってしまうのです。怒りやストレスが溜まると、考えが爆発してすぐ泣く心理に。近くにいる人に泣きながら八つ当たりをする状況に、ヒステリックだと感じて近寄り難い雰囲気が漂うでしょう。
ストレス発散の一環としてすぐ泣く女性は、泣き終わると何もなかったように笑顔になり穏やかな表情が印象的に映ります。あの涙は一体何だったのだろうと疑問に感じますが、女心は複雑な思いを抱えているもの。深く考えるとこちらがストレスになるので、切り替えて接すると相手の態度に振り回されずに対応できるでしょう。
涙は女性の美学だと思っている場合も
男性の前だけすぐ泣く女性の心理は、女の武器だと思いながら、演技として涙を流す人も。泣く時の目線や仕草に、相手をキュンとさせるテクニックは計算高く、何も知らない男性の胸に響くでしょう。
すぐ泣く心理は、相手の感情を試す時に用いる女性の恋愛の駆け引きのひとつ。涙を清楚なイメージとして捉える人も多いですが、脳内で恋に落とすための作戦を一生懸命練っている状態なのです。計算高い女性は、あらゆるものを武器にして男性の心を掴もうとするでしょう。
恋の駆け引きも必要ですが、涙を流すタイミングが絶妙過ぎる場合は要チェックです。しかし、振り向いて欲しいと願う心理から行う行為ですので、勘違いをさせる曖昧な態度は取らないように接していきましょう。
まとめ
恋愛の駆け引き以外にすぐ泣く心理に、どう対応すべきか悩むことも多いですが、自分だけに泣き顔を見せてくれるのは理由があるからなのです。こちらを信頼しているだけではなく、内側をさらけ出せる存在と認識した証ともいえるでしょう。
女性にとって甘えやすい相手として、いろいろと理不尽な振る舞いに付き合わされる男性もいますが、言葉や行動で心理が変わってくるもの。涙を流す姿を見たくない時は、笑顔になることを一緒に行い、楽しい時間を過ごすように工夫したいですね。
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