プレゼントをねだる人に共通する心理背景

プレゼントをねだる人に共通する心理背景

プレゼントをねだる行為には心理的な理由がありますので、相手が本当に求めるものを理解すると、もっとよい関係が築けることでしょう。

他人にプレゼントをねだる行為は決して快いものではないのですが、相手が恋人なら仕方なく買ってあげることも。そんな時に少し気になるおねだり上手な人を、今回は心理的にご解説していきますね。


スポンサーリンク

プレゼントをねだる人の心理背景にあること

プレゼントをねだる人に共通する心理背景

誕生日が近づくとそれとなく欲しい物を話題にしたり、ストレートにプレゼントをねだったりする人がいます。それは心理的に次のような理由があるからなのです。

 

空虚感があるため

人にプレゼントをねだる人の心理は不安な気持ちがあり、物で空虚感を埋めたい願望があります。どちらかというと、他人と自分を比較して自信をなくしているタイプ。

プレゼントを誰かが自分のために選び購入してくれるという行為で、自分の存在感を認識しています。決して物欲が強いわけではなく、何かしてもらえることで安心しているだけ。自分に自信がない人は表面的に飾ることも多いため、必然的に欲しい物が常にあるかもしれません。

 

愛情を確認している

プレゼントをねだる人は、心理的に愛情を確認しているためです。自分がどれほど愛されているか知りたいので、恋人に高いアクセサリーをおねだりすることもあるでしょう。

その行為は自分に向けられた愛情の証だと思っているため、ねだった物を買ってくれないと不安になり傷ついてしまうこともあります。あくまでも愛情確認したいだけなので、買おうとするアクションが見えればそれで満足。「高いからやっぱりいいよ」と遠慮しながらも、心の中では愛されていると納得しています。

 

プライドが高い

プレゼントをねだる人は、心理的に他人に物を自慢したり、恋人に愛されていることをアピールしたり、プライドの高さが特徴です。堂々と人前で自慢することも多く、ブランド品をやたらと好む傾向もあります。

「このバッグ、彼氏が誕生日に買ってくれた」と自分が特別扱いされていることを皆に知らせたいのでしょう。プライドが高い人は、自慢話をしっかり聞いてくれる人を好んで話しかけてきます。

 

好意をアピールしている

たとえばクリスマスや誕生日など、自分にとって大切な日には特別な人からプレゼントしてもらいたいのは当然のことですよね。プレゼントをねだる人は心理的に相手に好意を伝えている意味があり、自分の気持ちに気づいてほしいためにわざとプレゼントをねだっています。

デートに誘っているようなことで、「今度一緒に買いに行こう」と伝えて相手がOKしてくれるのを待っているのです。他人に物をねだられると、単にお財布代わりになっているようで嬉しくはありませんが、心理的に恋愛感情が関係している相手には、とても安い物をねだることもあります。

 

相手のセンスをチェックしている

彼女が彼氏にプレゼントをねだる時のように、彼氏のセンスをチェックしたい心理が働くこともあります。「ネックレスが欲しい」とおねだりしたら、果たしていつも欲しがっているものを彼氏が選んでくれるか。

重大なテストをされているのと同じなので、期待外れのプレゼントだと複雑な思いになるかもしれません。好きな人の欲しい物なら知っているのが当然。好みの色やデザインなどを間違えるようでは、まだまだ理解されていないと感じるでしょう。

 

図々しい人の特徴について

プレゼントをねだる人に共通する心理背景

プレゼントをねだる人は、周囲にとって理解しがたい存在かもしれませんが、心理背景には愛情確認も関係しているため、相手の行動だけでは真意が掴めないこともあります。

とても心配なのはもともと図々しい人。今後の付き合い方も考える必要があるかもしれませんので、注意したい図々しい人の特徴を見ていきましょう。

 

自己中心的

自分が買えない物や買いたくない物を他人にお願いする図々しい人は、とても自己中心的。自分さえよければいいと思う気持ちがありますので、相手が無理だと言っても子供がわがままを言うように、何としてでも欲しい物を手に入れるでしょう。

「○○なら安く売っているからオーダーして」と相手の迷惑を一切考えず、自分が満足するよう優先する人。お腹が空いた時は友人に奢ってもらうなど、はっきりしたおねだりをしています。

 

上から目線になっている

プレゼントをねだる人に断った時、相手の本当の姿が見えます。買ってくれないなら…と機嫌を悪くする、付き合いが減る人はかなり図々しいタイプで、しかも上から目線で対人関係を築く特徴があります。

「友人になってやった」「恋人でいてあげている」と自分が我慢しているような態度も見られます。上から目線だと自分が指示するのは当たり前だと思っているので、やってくれない人は一緒にいてもメリットがないと、あっさり付き合いを絶つこともあるでしょう。

 

とてもマイペース

平気で他人におねだり、給料日前の金欠の彼氏にプレゼントをねだる彼女は、とてもマイペースな性格です。他人からどう思われるかをあまり気にせず、おねだりして相手が不満そうな顔をしても平気。なんとかなるだろうと気楽なので、ねだられた人もあまり罪悪感がなく断れるでしょう。

マイペースなので集団生活が苦手。自分勝手な行動も目立ち、必ず多数決で一人だけ違うことを言ってしまう人です。悪意があるわけではないので、憎めないところもありますね。

 

当たり前の行為だと思っている

図々しい人は自覚していないので、他人の行為や言動は厳しくチェックしますが、プレゼントをねだる自分の行為は「当たり前」だと開き直っています。

たとえば仕事を手伝ってあげた人にお茶をご馳走になるのは当たり前。彼氏にプレゼントをねだるのは恋人だから当たり前。そんな自己流の解釈をしているので、心のどこかで自分が偉いと思っているかもしれません。

 

断る時はどうすればいいか?

プレゼントをねだる人に共通する心理背景

プレゼントをねだる人は、心理的に好意をアプローチしている場合もあるので、「買えないよ」と簡単に断れない場面もあるかもしれません。しかしどうしても無理な場合は、相手とよい関係を構築するためにも次の方法で対処してみましょう。

 

できることを教える

ねだる物が高額な商品だとすぐに買えない場合もありますよね。もし彼女からのおねだりなら今後も続く可能性がありますので、そんな時は今できることをはっきりと伝えましょう。

「バッグ買うお金はないけど、食事ならどう?」と別のアイデアを提案。それで満足しない人は、単に物欲が強いだけなのかもしれません。

 

プレゼントしたい気持ちは伝える

プレゼントをねだられた場合、丁寧に断るには、すぐに「できない」と言ってしまうよりも、プレゼントしたい気持ちがあることは最初に伝えておきましょう。

「プレゼントしたいけど、今お金がなくて…」と正直に言うこと。「今は無理だけどそのうちサプライズするよ」と軽く約束して、その場をやりすごすことも方法です。

 

愛情表現をしてあげる

プレゼントをねだるのは愛情不足の可能性がありますので、普段から物に執着しないよう愛情表現で心を満たしてあげてくださいね。お金と愛情が対等の関係になると、安いプレゼントでは愛情を感じられなくなるので、そうならないためにもプレゼントを買うのはクリスマスや誕生日と二人で決めておくこともよいでしょう。

 

まとめ

プレゼントをねだる人は、心理的に物で寂しさを癒しているのかもしれませんが、相手のリアクションをチェックしているのは確か。子供が親に甘えるように、好きな人には少しだけわがままを言いたくなることもあるのです。

 

☆こちらの記事も読んでみてくださいね!

>>>冗談で好きと言う人の心理背景について


スポンサーリンク

ページ上部へ戻る