髪をかきあげる仕草は、クールなイメージがあってカッコよく見えますよね。でも頻繁に髪をかきあげると、相手を不快にさせる場合も。
何気なくおこなった仕草から、心理を読み取ることが可能になるでしょう。無意識に触っていても、心の奥の感情が仕草に表れているのです。
髪の毛が顔にかかり気になる時だけではなく、短髪の人にも見られる仕草のひとつ。髪の長さに関係なくかきあげることがありますが、無意識に表れる心の奥が気になります。
それでは、髪をかきあげる心理から何が見えてくるのかを探っていきましょう。
恥ずかしい思い
視線を感じたり自分の噂を聞いたりすると、周囲を意識し過ぎて恥ずかしくなりますが、髪をかきあげる心理は恥ずかしさを紛らわせる気持ちが仕草となって表れています。癖で髪の毛を触ってしまうこともありますが、落ち着かない感情が伺えるでしょう。
髪をかきあげるのは、落ち着かせようとする心理が働いています。体の一部に触れて、緊張する高まりを自分自身で抑えているのでしょう。
この気持ちが周囲に気付かれないように、顔を隠したい時も。しかし、ごまかしたい気持ちが強くなると、緊張しすぎて顔を手で覆うのではなく頭を触ることも。照れ隠しの仕草として、無意識に行ってしまう仕草なのです。
退屈でつまらない
友人との会話の最中や職場の仲間同士での食事会など、一緒にいる相手が退屈そうに髪をかきあげる心理には、つまらない気持ちが表れています。
その場を立ち去れずに、時間を持て余した心理状態なのです。話に飽きていることもあり、こちらの話が全く耳に入っていない場合も。
微妙な空気が流れて気まずくなっていくのが、髪をかきあげる心理なのです。好き嫌いを態度でハッキリ示す人もいますが、興味がない話を聞くのは退屈ですよね。
飽きさせないためには、聞いてもらうだけではなく相手にも話題を振るとリアクションの反応に変化が起こるでしょう。
一緒にいる相手の様子を見て、髪をかきあげる頻度が増えて落ち着きのない態度が気になり始めた時は、話を切り上げて早めに退散しましょう。
ピリピリした雰囲気を感じたら、違う会話や相手が喜びそうな場所へ移動するなど、気分転換になるように工夫をすると相手を喜ばせられるでしょう。
好きな相手にアピール
こっちを見て欲しいとの思いが、髪をかきあげる心理に隠されています。自分を魅力的に見せるために、大胆に髪をかきあげることも。
心理状態を見ると、どこか自信に満ち溢れた雰囲気が伝わりますよね。好きな人が振り向いてくれると信じて、自分磨きをしているのです。努力をしているからこそ、自分の容姿や相手の気持ちを惹きつける自信を感じるでしょう。
好きな人から髪の質やヘアスタイルを褒められたのが嬉しくて、いつも以上に髪をかきあげる心理も。褒められた髪を触りながら自分をアピールすることで、好きになって欲しいとの気持ちを込めています。
しかし、髪の毛ばかりを触るのはナルシストだと思われやすいので、アピールのやり過ぎは逆効果になるでしょう。
考え事で頭が混乱している
うーんと俯きながら両手で髪をかきあげる心理は、考え事で頭がパニック状態になっている可能性があります。大きな決断が迫ると、慎重になって無口になる瞬間もありますが、冷静さを取り戻しながら答えを探しているのでしょう。
髪の乱れを気にせずに、クシャクシャとかきあげる姿も。誰にも打ち明けられずに一人で抱え込んでいる時に、行き場がない状態になって頭を抱えてしまう時もあります。
周囲に相談するとしても、自分の中で先に考えを整理しておきたい人もいるでしょう。しかし、考えすぎるといつの間にかネガティブに偏り、どんどん悩み事が増えてしまいます。
考えがまとまらずに自分自身に苛立つ時も、髪をかきあげる心理が働くもの。気持ちの整理が出来ると、新しい発想が生まれてスランプから抜け出せるきっかけに。
考えている人に話し掛けるよりも、動き出すまでは静かに見守りましょう。
気持ちを新たにリセットしたい
嫌なことを引きずったまま、次の仕事に取り掛かるのは気が重いもの。髪をかきあげる心理には、気持ちの切り替えがしたい思いが込められています。
髪をかきあげながら、大きく深呼吸するとちょっとした気分転換に。張りつめていた気を緩めるために、無意識に行う人もいるでしょう。
職場で身動きがとれない時に、体を思いっきり伸ばしたくなりますが、髪をかきあげると心理的にリラックスした気分に。深呼吸も一緒に行うことで、どこでも簡単に出来るリラックス方法になるでしょう。
まとめ
髪をかきあげる心理には、癖だけでなくもどかしい本音が隠されています。女性の場合は、意識的に好きな人や異性に対して魅力的にアピールしたくて行いますが、男性の場合は無意識に髪をかきあげることが多いでしょう。
好きな人にアピールするだけではなく、自分自身の心の整理の時に行うと、ストレスを溜め込まない習慣が身につくことも。髪をかきあげなくても気持ちを切り替えられるように、ストレス解消法についても見つけていくようにしたいですね。
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