- 2025-10-21
- 恋愛心理
- 好きでもない人と付き合う, 心理
好きでもない人と付き合う心理になるのは、どのような理由があるのでしょうか。相手に対してあまり興味がなくても、「付き合ってみようかな…」と思うこともありますよね。
では今回は、好きでもない人と付き合う心理について詳しくお伝えしていきますので、今後の恋愛に役立てていただけると幸いです。
好きでもない人と付き合う心理
好きでもない人や、恋愛感情が薄い状態で付き合う人の心理には、多様な理由が存在します。では、まずはこちらの内容から詳しく見ていきましょう。
結婚・交際の焦りや目標達成
「もういい年だから結婚したい」「子供が欲しい」「周りの友達がみんな結婚している」など、タイムリミットや周囲の状況から焦りを感じることもあるでしょう。このような時に、恋愛感情よりも結婚の条件を満たしている相手を優先する場合があります。
条件をクリアしている
収入、職業、年齢、性格など、自身の譲れない条件をクリアしている相手に出会った時、交際を決意することもあります。「とりあえず付き合ってから好きになればいい」と合理的に考えるケースもあるでしょう。
居心地のよさや安心感
二人でいる時の居心地のよさや安心感から、好きでもない人と付き合う心理になる人もいます。
恋愛特有のドキドキ感や激しい感情の起伏がない分、「一緒にいて疲れない」「自然体でいられる」という安心感を重視し、結婚生活のイメージを優先することもあるでしょう。
寂しさを埋めたい
一人でいることが耐えられない、恋人がいない状態が寂しいと感じる時もありますよね。このような時に、「誰でもいいからそばにいてほしい」という気持ちから交際を受け入れる場合もあるのです。
経験を積みたい
恋愛経験を積むことで、自身の好みや恋愛のパターン、うまくいく相手のタイプを知りたいという目的を持つ場合もあるでしょう。
もしくは、以前の好きな人を忘れるために、新しい交際相手を「上書き保存」のための存在として求めることがあります。
断り切れなかった・押し切られた
相手からの猛烈なアプローチや強い好意に根負けしたり、気が弱く断ることに抵抗があったりして、なし崩し的に交際を始めてしまう方もいます。気持ちが行動に伴っていないため、結果として後悔することもあるかもしれません。
自己肯定感が低い
「自分を好きになってくれた人」がいるという事実に安心感を覚え、その好意を受け入れることで自分を満たそうとする場合もあります。
自己肯定感の低さからこのような考えに至り、好きでもない人と付き合う心理になる人もいるでしょう。
付き合ってみないとわからない（お試し期間）
お試し期間を設けるつもりで、とりあえず交際を始めてみるという場合もあります。最初は感情がなくても、交際を続けるうちに相手のよさに気づき、好きになる可能性があると期待していることもあるでしょう。
好きでもない人と付き合う心理になりやすい人の特徴
好きでもない人や恋愛感情が薄い人と付き合う心理になりやすい人には、いくつかの共通する特徴や傾向があります。では、こちらの内容について詳しくお伝えしていきましょう。
現実的に考えて「条件」を重視する
恋愛のドキドキ感よりも、現実的なメリットや安定性を重視するタイプです。結婚願望が強い場合もあるでしょう。
「結婚」が人生の目標であり期限を設けているため、感情よりも条件（年収、職業、価値観）が満たされているかを優先します。
冷静で合理的
恋愛感情は変動するものと考え、一緒にいて疲れない居心地のよさや安心感を重視します。このタイプの人は、減点方式ではなく加点方式で相手を見る傾向があるでしょう。
また、婚活を長期化させていることもあります。理想を追い求めすぎて疲弊し、「妥協」や「ひとまず進めてみる」という考えになり、条件で選んだ相手と付き合ってみようと判断しがちでしょう。
依存傾向や「寂しさ」を抱えている
一人でいることや、恋人がいない状況に耐えられないタイプです。極度の寂しがり屋の人は、常に誰かとつながっていたい、そばにいてほしいという気持ちが強いでしょう。孤独を避けるために、誰からのアプローチでも受け入れてしまうのです。
恋愛体質（恋人が途切れない）
恋人がいる状態がデフォルトであり、別れてすぐに次の相手を探そうとする場合もあるでしょう。
「寂しさ」を埋めることが最優先で、相手への深い愛情は二の次になりやすいです。周りの友人がみんな恋人や配偶者を持っていると、「自分もそうしなくてはいけない」という同調圧力を感じて焦り、好きではない人とも付き合ってしまうこともあるでしょう。
自己主張が苦手で受け身になりやすい
自分の気持ちよりも、相手や状況を優先してしまうタイプです。自己肯定感が低い場合もあるでしょう。
「自分を好きになってくれる人」は貴重な存在だと感じ、相手の好意に応えることで自分の価値を確かめようとするのです。
断るのが苦手
相手からの強いアプローチや告白を断ることに罪悪感があり、ストレスを感じる性格です。このため「とりあえず」と受け入れてしまうのでしょう。
優柔不断で流されやすい性格の可能性もあります。このため自分の本音と向き合うことを避けて、曖昧な関係が続いた結果、なし崩し的に交際が始まってしまうのでしょう。
好きでもない人と付き合う心理になった時の行動の仕方
好きでもない人との交際を始めた場合、その後の行動は「相手を好きになる努力を続ける」か「関係を円満に解消する」かのどちらかになります。では、こちらの内容について詳しくお伝えしていきましょう。
相手を好きになる努力をする場合（継続の選択）
「付き合ってみないとわからない」という気持ちで交際を始めたのであれば、まずは相手のよさを見つけるための行動をとりましょう。
「加点方式」で評価を行うことが大切です。嫌な部分に目を向けず、「優しい」「話が面白い」「〇〇に詳しい」など、よい点を意識的に探してノートなどに書き出してみましょう。
期待値を下げる
円満に交際を続けるには、相手への期待値を下げてみましょう。恋愛ドラマのようなときめきや理想のデートを求めず、人として一緒にいて楽しいか、落ち着くかという視点を大切にすることが必要です。
新しい体験を共有する
マンネリを防ぎ、感情を動かすために、二人で新しい趣味や場所に挑戦してみましょう。新鮮な体験を通じて、相手の意外な一面を発見することができます。
感謝を言葉にする
感謝を言葉にすることは、信頼関係を築くうえで必要不可欠です。相手に何かをしてもらって当たり前と思わず、「ありがとう」や「助かるよ」といった感謝の気持ちを具体的に伝えて、良好な人間関係を築く努力をしましょう。
期間を区切る
「○ヶ月間、本気で向き合ってダメなら別れる」と自分の中で期限を決める必要があります。これにより、ダラダラと付き合うことによる罪悪感を防ぎましょう。
努力しても「生理的に無理」「心が動かない」と感じたり、相手への罪悪感で辛くなったりした場合は、早めに別れを決断することが、結果的に相手のためにもなります。
理由を明確にする
別れを告げる前に、自分が付き合った理由と、別れるに至った本当の理由を整理しましょう。そのうえで、感情的にならないよう伝えることが大切です。
相手の気持ちを尊重し、責めるような言葉は避けるようにしたいですね。「あなたの人としての素晴らしさは理解しているが、恋愛感情が芽生えなかった」と誠実に伝える方法もあります。
スキンシップを避ける
相手に誤解を与えたり、罪悪感を増幅させたりすることは避ける必要があります。そのためにも、恋愛的なスキンシップや親密な行為は控えましょう。
早く行動する
相手に期待を持たせたまま関係を続けるのは残酷です。少しでも早く決断し、相手の貴重な時間を奪う期間を短くすることが最大の誠意となるでしょう。
好きでもない人と付き合う心理になったら客観視が必要に！
好きでもない人と付き合う心理になった場合には、現状と自身の気持ちを客観視をすることが必要になります。
そうすると、穏やかな気持ちで相手とやりとりすることができ、今後の行動についても冷静な判断できるようになるでしょう。
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