第一ボタンを閉めるのは、心理的な理由や性格が関係していると考えられます。シャツのボタンは首が苦しくなるので、一番上は閉めないと決めている人もいるでしょう。
そこで今回は、第一ボタンを閉める心理について詳しくご紹介していきますので、おしゃれする際の参考にしてみてくださいね。
第一ボタンを閉める人の心理
首が太いから閉めない、カッコ悪く見えるから閉めないなど、理由は色々とありますが、第一ボタンまで閉める人は心理的に次のような特徴があることが考えられます。
おしゃれにこだわる
第一ボタンを閉めると、なんとなく垢抜けない印象を抱く人は多いかもしれませんが、きちんと閉める人は実はおしゃれに対するこだわりがあるからなのです。
シャツの第一ボタンは開ける派と閉める派がいますが、開けたままだとなんとなく締まりがなくカッコ悪いと感じるのは閉める派の特徴。ピシッと決めてカッコよく見せたい気持ちが強い人は、心理的に第一ボタンまで閉めます。
ファッションだけでなく些細なところにこだわりたいタイプなので、コーヒーカップは必ずパソコンの右横に置くなど、自分だけのルールが決まっています。センスはとてもよく、スーツ以外でもボタン付きのシャツはきちんとボタンを閉めて着こなしているでしょう。
真面目な人
第一ボタンまで閉めるのは、心理的にルール違反するのが嫌いな真面目な人です。昔ボタンを開けたまま学校の制服を着て先生に怒られた経験は、多くの人があるかもしれません。
洋服の着こなし方は、自然と制服のようにルールに沿うことが癖になっているのでしょう。決まりごとは必ず守り、とても誠実で真面目な性格が特徴です。シャツはもちろんアイロンがかかり、シワがひとつもない状態。
靴の手入れや髪のセットもきちんとされて、手抜きしていないことが周りにもわかります。真面目な人は、周囲の人から真面目に見られたい気持ちも強いので、イメージを大切にしているといえます。
好印象を与えたい
第一ボタンを閉める心理は、一緒にいる人に好印象を与えたいためです。たとえばボタンを2個開けたままにして胸元をちらつかせると、ワイルドな印象になりますよね。
真剣に交際したい女性と初めてのデート。そんな場面でボタンを開けたままにすると、ラフすぎてあまりよい印象にはなりません。ボタンを一番上まできちんと閉めるのは、一緒にいる人との関係を示す場合がありますので、プライベートで第一ボタンを閉める場合は相手が自分にとって特別な人だと考えられます。
隠したいことがある
第一ボタンを閉めるのは、首元に隠したいことがある可能性があります。初対面で相手の顔はまず見るところ。さらに男性は、ネクタイの柄や閉め方などで首元を見られることはよくありますよね。とても大切なポイントで、首に視線は集まりやすいのです。
たとえば首が太いことがコンプレックスになっている、または内面的な不安がある場合は、ボタンを閉めて隠したほうが安心できるのでしょう。
正義感が強い
第一ボタンを閉めるのは、心理的に正義感が強いことが関係しています。自分がルールを大切にすることで、間違ったことに対して強くアピールしたいタイプ。自分が正義のお手本となり、間違っている人を正したいのかもしれません。
正義感が強すぎるところがあり、他者と意見がぶつかってしまうことも。反対する人と和解することはなく、自分なりの正しい言い分を押しつけてしまう場合もあります。
厳格な人
第一ボタンを閉めるのは、心理的に厳格でとても厳しく他人に接しますが、もちろん自分に対してもストイックなところが特徴です。第一ボタンを閉めている人を見ると、なんとなく威圧感を覚えることがありますよね。
そんなことを意識しているので、威圧して他人を自分の思う通りにしている場合も。厳格な人は、相手が納得しなくても自分の意見を押し通してしまうので、近寄るのが怖く感じるかもしれません。
真面目な人のファッション傾向
第一ボタンを閉めるのはカッコ悪いという時代ではなくなり、今はおしゃれのテクニックとして上手に取り入れる人も増えています。ボタンを一番上まできちんと閉めるのは、時代が変わってもとても真面目な印象であることは変わりませんが、基本的に真面目な性格の男性は次のようなファッションの共通点があります。
相手に合わせて服を選ぶ
真面目な人は、ファッションを単なるおしゃれではなく自己表現の手段だと考えていますので、自分の立場を上手に伝えるために出かける時は相手との関係を考慮しています。
親しい友人ならカジュアル、仕事関連や目上の人ならきちんとジャケットを羽織ったり、スーツで出かけたりするなど。マナーを重視しているので、デートで高級レストランに行く時もその雰囲気に合った洋服を選んでいるはずです。
冒険はしない
真面目な人は自分に似合う服がとても快適で、サイズや色の風合いなどで迷わないため、お気に入りのブランドだけにこだわる傾向があります。あまり冒険はせず、トレンドを追うことも少ないでしょう。
パンツ系は選ぶのが大変で、ウエストサイズや丈など、判断するポイントが色々とありますよね。同じサイズのタグでもメーカーが違うと若干差がありますので、無難に着こなすためにも安全なところでおしゃれを楽しんでいます。
清潔感のある雰囲気を大切にする
真面目な人のファッションは、目立つことよりも清潔感を大切にすることが共通点です。安い服でもきちんとお手入れしていますので、とても品よく着こなしています。
Tシャツも色褪せたものは避け無地にするなど、とても好印象を与えるアイテム選びが得意。派手な色は使わず、白やベージュといった合わせやすい色が多く、たまに黒やグレーで大人っぽくおしゃれも取り入れています。
サイズにこだわる
真面目な人は洋服のサイズにとても慎重なので、買う時は何着も試着して最高にフィットするものだけを選ぶでしょう。大きすぎるジャケット、きついシャツなどは自分のファッションルールに反すること。
だらしなく見えてしまうデザインも苦手としています。サイズがわからない時はお店の人に測ってもらい、ぴったりするものを出してもらう場合もあるでしょう。
ワイルドか真面目ならどちらがモテる?
女性の視線を意識することはカッコよく着こなすコツになりますが、第一ボタンを閉めたほうがいいか、それともボタンを開けるワイルドなスタイルのほうがいいのか、モテるためのポイントをご紹介しましょう。
TPOに合わせて変えられる人
女性が嫌なのは、だらしなく着こなす人。スタイルとしてラフにしているならいいのですが、アイロンのかかっていないシャツや色褪せた服などは、ワイルドではなく身だしなみが整っていない人と判断されます。
だからといって毎日第一ボタンまでしっかり閉めるのではなく、TPOに合わせてカジュアルにしたりフォーマルにしたりできる人が好まれます。
第一印象は真面目がいい
最初の印象はいつまでも後を引くもので、ワイルドなタイプよりも真面目な雰囲気のほうが女性は信頼してくれるでしょう。ボタンを2つくらい開けて男らしくするのもカッコいいかもしれませんが、恋愛相手として考えるなら、一途で真剣に交際してくれる真面目なタイプのほうが興味を持ってくれるはずです。
まとめ
第一ボタンを閉める心理は、性格やセンスなどが関係していると思われますが、人に与える印象はファッションを考える際に重要ですね。とくに着こなし方はその人の人格をアピールすることも多いので、出かける前は必ず鏡の前でセルフチェックしてみてください。
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