TikTokをやる人は、心理的にはどのような目的や意味があるのでしょうか。SNSで自己アピールすることが当たり前になっている今の時代、TikTokは他のソーシャルメディアとは違った特徴がありますので、利用している人の考え方は少し気になりますよね。
そこで早速ですが、人気のTikTokをやる人の心理や付き合い方のコツについて詳しくご解説していきましょう。
TikTokが好きな人の心理とは何か?
ダンス、面白動画など、世界的に人気があるTikTokは、動画編集と投稿ができるアプリで、ネット上でも色々な評価がされています。そんな話題性があるTikTokですが、動画投稿する人はどのような心理状況なのか、考えられる特徴をご説明していきましょう。
マウントをとりたがる
TikTokをやる人は、心理的に自己顕示欲がとても強く、自分が相手よりもすごいと納得してもらうためにマウントをとることもよくあります。大勢の人に投稿した動画を通じて自分を認めてほしい願望があり、その欲が次第に強くなっていく状態。
多少は誰でも自己顕示欲はあるものの、人によってはスイッチが入ると他人の足を引っ張るほどアピールしたくなることもあるので注意が必要です。自分が勝てる相手を選びマウントをとる傾向もあるかもしれません。
注目されたい
TikTokをやる人の心理は、皆に注目されたい願望が強くありますので、SNSがない時代であったとしても、人が振り返るようなことは平気でやっているでしょう。
注目されたい人の心にあることは、他人に承認されたい気持ち。逆に考えると自分の弱さを認識しているため、他人にバレていないか確認作業をしているともいえます。
注目されたいと思うのは自己評価が充分でないためで、主役でない自分はダメだと認知しやすい性格です。
自分の世界を大事にしている
TikTokをやる人は、心理的に自分だけの世界にいるため、その場の空気が読めず周囲とぎくしゃくすることもあります。自分の世界を大事にしていて、その世界を表現することが好きな可能性が高いです。これを発信することを趣味としているのでしょう。
その方法や手段として、色々と模索をした結果TikTokが一番自分に合っていて楽しいという思いがあるのです。
好奇心旺盛
TikTokをやる人の心理状況は、なんでもトライしたい前向きな性格で、自分の知らないことがあるのが嫌いです。SNSアカウントもツイッターやフェイスブックもあり、皆がやっていることは必ず便乗したくなる性格。
新しいことに挑戦する自分が大好きで、知らないところに行き動画を撮影するなど、刺激を満たすことも心理的な欲求に含まれているでしょう。
ただしこの性格の人は、好奇心を満たすとそれで満足してしまうので、継続力があるかどうは別問題になるかもしれません。
お金を稼ぎたい
TikTokをやる人は、近年ビジネスとしても成功しているインフルエンサーになりたい願望があり、心理的にも自分をどんどん磨き、次のレベルに行きたい思いがあります。
注目されることでさらに経済的なメリットを感じ、常に金銭的な価値で物ごとを判断する傾向もあるでしょう。あまりにもお金にこだわりすぎるので、本来楽しめることも悪い面ばかり見えてしまうこともあるかもしれません。
ナルシスト
動画投稿アプリの中でも、TikTokは有名人も愛用しているように注目度が高いことが特徴。ユーザー数も多く、一躍TikTokから有名になる人もいますので、動画投稿を続ける人は皆からちやほやされたい願望があることも事実でしょう。
ナルシストは自分の世界にどっぷりはまっているイメージがありますが、意外と心が折れやすいところもありますので、そこから思い込みが激しくなりさらに自分を守る姿勢に入ることも。
しかし自分を絶賛してくれる人には心を開くので、差が激しく人間関係も限定されてしまいます。
苦手な人も意外と多いその理由とは?
TikTokは見ているだけでとても面白いアプリ。逆の立場になり、動画を投稿しようと思うのはかなりエネルギーが必要ですよね。とても人気があるアプリの反面、TikTokをやる人のことを否定的に感じる次のような理由も挙げられます。
感覚的に合わない
TikTokはビックリ動画や爆笑動画など、色々なものが投稿されていますが、それらに共通するのは「楽しそう」な内容であること。わずか数秒の動画でも、やっている人のテンションが見ている人に100%伝わらないことはデメリットになるかもしれません。
普段からマナーを守って生活する人から見ると、TikTokの投稿者は感覚的に合わないと感じることも。楽しそうに悪ふざけする人に戸惑いを感じる人もいるのです。
苦い経験を思い出させるから
TikTokが苦手に感じる人の理由は、恥ずかしい動画などを見ると、自分の過去の出来事を思い出して辛くなることがあるためです。昔こんなふざけたことをして学校で問題になったことがある…など、身近な動画が多いため共感することもよくあります。
しかし全てがよい思い出にはならず、動画を見ると辛くなるために距離を置いてしまう人もいるでしょう。
加工をしすぎていると感じる
TikTokをやるのは容姿端麗な人が多く、場合によっては本来の自分以上の人間を演出したくなり、上手く加工編集して投稿していることも。女性なら体型やメイクを編集する、男性なら走るスピードを編集するなど、自分をよく見せようという姿勢が伝わってきますよね。
そんな努力が、見ている人にとってはナルシストのようにも感じられ、TikTokが不自然に思うのかもしれません。注目度の高い人ならいいのですが、フォローしてくれる人がいないのに必死に動画編集するのは自己満足の世界になってしまうかもしれません。
自己主張する人との付き合い方のコツ
友人がTikTokをやっている場合と恋人だと、受け止め方は少し違いますよね。もし身近な人で、TikTokの動画投稿を夢中になってやっている人がいたら、否定的な態度にならず次のポイントをおさえて接してみましょう。
大げさに褒めない
承認欲求が強いTikTokユーザーが多いため、知り合いの投稿した動画はあまり大げさに褒めたり評価せず、「面白かったよ」とシンプルにコメントしたりしておきましょう。
さらにテンションを上げるようなリアクションをしてしまうと、もっと承認されたくなり、少し面倒な存在になってしまうかもしれません。「TikTok、見た?」というのが合言葉になるほどでは、他のことで一緒に楽しめないですよね。
プライドは傷つけない
TikTokをやる人は、心理的に他人の評価や視線を気にする部分が他の人よりも強調されやすいので、相手のプライドを傷つけないように接することがヒントになります。
投稿した動画も、よいところだけを集中的に評価してあげること。「あんなこと、よくやるね」など、相手をいじるような態度は控えたほうが安心です。
プライドを傷つけられると感情的になる可能性がありますので、平穏に付き合うためにもきつい言葉や指摘は避けてあげましょう。
否定しない
数秒間の動画でも、投稿者にとっては色々な編集作業があるはず。たとえ迷惑行為の動画であったとしても、ストレートに否定することはあまり好ましくないので、一言言っておきたい場合は「次はもっと違う動画にしてみたら?」とそれとなく路線転換するようアイデアを提供することもオススメです。
TikTokは嫌いだから見ないとあっさり否定すると共通点もなくなり、一歩踏み込んだ付き合いができない可能性もあります。
まとめ
TikTokをやる人は、心理的に自分の特別感をアピールしたいためなのでしょう。誰でも一躍有名になりたい願望はありますが、最近は手軽に多くの人の視線を集められるツールがあるので、メリットもデメリットも考慮して上手に活用してみてくださいね。
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