歯磨きが長いのは心理的な要因もあり、普段無意識のうちにしている行動こそ、自分が思っていることや見えてこない価値観がわかります。好きな人や気になる人の心の中も同じこと。日常的な行為には相手の人柄が隠されています。
では早速ですが、歯磨きが長い人の心理や性格について詳しくご解説していきますので、今思っていることを知りたい時はぜひ参考にしてくださいね。
歯磨きが長い人の心理的特徴について
歯磨きが長い人、サッと済ませてしまう人など、磨き方には性格や心理状況が反映されています。普段何気なくやっている習慣のひとつですが、歯磨きが長い人は次のような心理状況が考えられるでしょう。
本音を隠したい
口元を意識する人は本音を隠したい心理がありますので、歯磨きを長くして口の中を見られてもいいようにしたい願望があるのかもしれません。隠しごとがあると思われたくない人や、逆にバレては困ることがある人は、口元が過剰に気になることもあるでしょう。歯ブラシセットを職場にも常備しているタイプです。
他人の視線が不安に感じる
歯磨きが長い人は、心理的に他人の視線や評価をとても気にする傾向があります。口元は顔の中でも表情をつくる大切な部分で、他人の視線を感じやすい場所なので、歯磨きをしておけば見られても安心に感じるのでしょう。
歯磨きが長いだけでなく、口臭ケアもしっかりやるタイプ。過去に歯や口臭に関することで他人に指摘されたことがコンプレックスになっている可能性もあります。
潔癖症
綺麗好きというレベルを超えている「潔癖症」は、他人が触ったものが汚れて見えたり、不特定多数が行き交う場所がとても不安に感じたりします。
歯磨きが長い人は、心理的に汚れに対して恐怖心を抱いていますので、一日に何回も歯磨きするかもしれません。食事をした後に歯磨きをしないと、口内の雑菌が増えて体の中に入り込みそうな極端なイメージをしてしまうのでしょう。
潔癖症の人は歯ブラシの交換も頻繁ですし、他人と飲食を共有しないといった特徴もあります。
固定観念が強い
歯磨きは丁寧にやるべきセルフケアのひとつ。時間のルールはありませんが、できるだけ1本1本丁寧に磨くことが虫歯や歯槽膿漏などの予防にも役立つというイメージがありますよね。
このような健康的な理由だけでなく、歯磨きが長い人は心理的に固定観念が強いことも特徴なのです。「食後30分以内に歯磨きしないと虫歯になる」と誰かに言われたら、その通りにしないと不安に。
自分が納得することは何がなんでも貫くタイプなので、適切な理由や目的がある場合は実行力がある人といえますね。
ストレスが溜まっている
歯磨きが長い人は心理的にストレスが溜まっていますので、頭の中では歯磨きのことは一切考えていません。他に考えごとがあるため、ひたすら手が動いているだけ。
同じ箇所をずっと磨いている、ボーっと鏡を見つめながら磨いているなど、周りにもストレスが溜まっていることがわかるでしょう。このタイプの人は習慣的に体が動いているだけで、日常作業でミスが増える場合もあるかもしれません。
心配性
歯磨きが長い人の心理的特徴はとても心配性で、なんでも満足するまでやっておかないととても怖くなります。虫歯になったら歯医者に行かなければならないですし、治療の痛みも怖いですよね。
また口臭が強くなって他人に噂されるのも嫌なので、念入りに磨きすぎと言われるまでやってしまいます。口内の健康は自分次第でどうにもなること。習慣的にきちんとブラッシングしないせいで苦労はしたくないのです。
健康面で心配しやすい人は、食生活にも意識するので周りも気を遣ってしまいそうですね。
磨き方と性格について
歯磨きの時間ややり方は、実は性格がアピールされていることはご存知でしたか。自分や好きな人の歯磨き習慣は、そんな視点からチェックしてみると楽しいかもしれません。ではそれぞれのタイプごとにわかる性格や特徴をご説明します。
素早くブラッシングする
「もう終わったの?」と驚くくらい素早く歯磨きする人は、なんでも効率的にやりたいタイプ。時間をかけたくないところは手早く済ませる傾向がありますので、歯磨きをしながら片方の手で髪を整えるなど、時間の使い方が上手です。
しかし限りなくスピードにこだわる部分がありますので、単調な作業だと忍耐力に欠けることもあります。量をたくさんこなす仕事は得意で、自分の早さに自信を持っているでしょう。
あぶくだらけになる
歯磨きしながら口から泡がこぼれてしまうほど豪快に歯磨きする人は、とても自由を大切にするタイプ。他人に縛られることを嫌うので、恋愛面でも自由がないと窮屈に感じる人です。
厳しいルールがある状況がとても苦手。自分が好きなように行動できる環境が一番居心地がよいため、その場の流れに任せてしまうこともあるでしょう。
よい面はストレスを抱えることが少ないところで、代わりに周りが心配してストレスになるタイプです。
一度に色々やっている
洗面所に数分間立ったまま歯磨きする時間をもったいないと考える人は、基本的にマルチタスクが好き。機能的に行動できるので、仕事をたくさん依頼されても手早く考えながらできる頭の回転が速い人です。
しかしいつも前進するのみで、見落としてしまう肝心なこともあるので、疲れた時はゆっくり歯磨きしながらセルフケアする余裕もあるといいですね。
磨く順番が決まっている
歯磨きの作業が細かくルール化され、磨く順番が右の奥歯からなど、絶対に同じスタイルを崩さない人はとても真面目。整然とした環境を好み、計画性がありますので、価値観が似ている人とはとても気が合うでしょう。
逆に雑な人とは上手くいかない傾向がありますので、物ごとの順番を一緒に守ってくれる人のほうが安心できるはずです。
丁寧にきっちり磨く
奥歯はヘッドが小さい歯ブラシを使う、ブラッシングの後は歯間ブラシを使うなど、徹底して磨く人は完璧主義者です。完璧であるレベルは自分の価値観で決めていることなので、他人の考えとは温度差が生じることもありますが、完成させるまでのプロセスを楽しんでいるので毎日が充実しているでしょう。
完璧にできないことは最初から挑戦しない傾向もあるので、極端な発想をしないためにもたまには自己分析することも大切ですね。
ぼんやり磨く
同じ箇所を行ったり来たりして磨く人は、歯磨きしながら色々なことを考えています。無意識にブラッシング時間は空想時間になっているかもしれませんので、人に話しかけられるまで長時間磨き続けることもあるでしょう。
想像力が豊かでぼんやりする作業中は、目の前のことよりも全く違うことに意識がいってしまいます。独創的なアイデアがありますので、個性的な人にも見られやすいでしょう。
毎日歯磨きしない
朝と夜の歯磨き、食後の歯磨きなど、オーラルケアはきちんと続けることが大切といわれますが、人によっては毎日歯磨きしない人もいます。このタイプは自分の気持ち次第で物ごとを判断するため、面倒くさいことはやらないとあっさり習慣を変えることもあるでしょう。
虫歯になって痛い思いをしても、その時の感情に素直に生きることを選択しています。
まとめ
歯磨きが長い人は、心理的に自分の評価を気にすることが理由かもしれませんが、何気なく磨く姿は一度振り返ってみると色々なことがわかるかもしれません。
一般的には3~5分くらいのブラッシングが目安といわれますので、時間を意識して普段の習慣を見直す機会にしてみましょう。
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