野次馬の心理・何となく群がってしまう人とは

野次馬の心理・何となく群がってしまう人とは

野次馬の心理はなぜ起こるのでしょうか。普段私たちが何気なく暮らしているシーンで突然人だかりができたら、ほとんどの人は気になってしまいますよね。

行列ができるレストランのように、長い列を見るとその先に何があるのか知りたくなるのは人間の心理。どうにも抑えられない衝動が湧き起こり、列の先を確認せずにはいられません。

そこで今回は野次馬の心理について、詳しい内容をご解説していきましょう。


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野次馬の心理について

野次馬の心理・何となく群がってしまう人とは

野次馬は、自覚せずにやっている人がほとんどではないでしょうか。人だかりができていると無視できない人。野次馬の心理的状況をご説明しましょう。

 

怖がり

人が集まるところで何が起こっているのか、周囲の表情や雰囲気でなんとなく想像できる場面があります。野次馬は心理的に怖がりで、知らないと余計な想像を広げてしまい、自分をさらに追い込んでしまうのが特徴。

怖いもの見たさがあるので、何が起こっているか知るよりも確認作業をするような意味があります。怖がりなのにホラー映画を好んだり、お化け屋敷に行きたがったりする人がいますよね。

それは怖がりを克服するための行動のひとつ。野次馬も心理的に自分と戦っているのかもしれません。

 

ネタ作り

野次馬の一人になるのは、あまり好感を受けることではありませんが、誰でも一度は経験があるでしょう。野次馬は心理的に話題作りをしたい願望があるためで、見たことを誰に言おうか、その場で考えながら野次馬をしています。

最近はSNSという手軽な発信ツールがあり、ライブ中継で動画を撮影できますよね。珍しい出来事をまるで実況アナウンサーのようにして拡散するのは、ネタを発見した張本人になりたいためなのです。

 

好奇心旺盛

野次馬の心理は、興味や好奇心が土台にあります。それは特定の人だけでなく誰にでもあることで、実際に野次馬になるかどうかは自己抑制のレベルで変わってくるでしょう。

珍しい光景を見たい、その瞬間を捉えたいという願望が満たされると、達成感が味わえるという人も。ドキドキして刺激を受けるため、野次馬とは結果的に緊張感や刺激が欲しいためなのかもしれません。

たとえば洋服屋さんの前の人だかり。全く普段は行かないお店だけど、人だかり自体に興味を持ってしまい野次馬になるケースがあります。

 

他人に影響されやすい

野次馬の心理は他人に影響されやすいからで、人がやっていることは無意識に真似してしまいます。たとえば行き過ぎの野次馬の行為。周囲がやっているから…と、一緒に乗っかってしまうのです。

他人に影響されやすい人は、集団の一員でいることに安心感を覚えるため、人と違うことは勇気がなくてできません。そのためよくないとわかっていても、一緒になってやってしまう傾向があります。

 

自慢したい

野次馬の心理は自慢したい性格のためで、見たことや得た情報を他人に教えて「すごいね」と喜んでほしいのです。最初は単なる興味本位で野次馬の一人になってしまいますが、自分が体験したことをどう活かすか、次のステップを考えるのが野次馬の特性。

黙って自分一人で抱え込むなら、わざわざ人だかりの中には行かないですよね。野次馬は他人から評価されたいタイプが多いので、自分がなんでも一番先でないと満足できないでしょう。

 

群集心理についてじっくり考えよう!

野次馬の心理・何となく群がってしまう人とは

野次馬心理、または群集心理などと呼ばれることは、人間誰しも納得する部分ではないでしょうか。単なる興味本位で集団の一員になると、その先には意外な展開が待っている場合があります。そこで詳しく野次馬の心理とは何か、注意点なども見ていきましょう。

 

集団心理はエスカレートする

野次馬のように人だかりに入り込み、特定のことを見たり話したりする場面。人が集まると単体でなく、集団としてのエネルギーが強くなっていきます。

人間が集団になった時に見られる心理状態である「集団心理」。自分一人なら抑制できる感情も、野次馬と同じく他人に影響されると、判断力が鈍ってしまいます。

そのためにいつもの自分とは違う行動を起こしたり、過激になったりする可能性もあるでしょう。普段は大人しい人も、集団の一員になると周りの意見に煽られ、無責任な行動をとる場合がありますので注意が必要ですね。

 

SNSにおいての集団心理

野次馬になるのは誰でもあることですが、理性を持って判断しないとマナー違反の行為になってしまいます。大勢の人のエネルギーが同じ方向に向かってしまうと、仲間意識につながる反面、危険な場合がよくあります。

最近はSNSで意見の交換がされることが増えていますが、集団心理が働くとネット上でのトラブルに進展しかねません。一方の意見に同調する人がさらに増えてしまい、ネガティブなサイクルが始まるのです。時代の変化と共に、集団心理も形を変えているようですね。

 

衝動的な行動になってしまう

野次馬の経験は誰もがあるかもしれませんが、結果的にメリットが何もなかったということもありますよね。たとえば行列。人間は群衆を見ると放っておけない好奇心があります。

多くの人が同じことに興味を持っていると感情的になり、自分の置かれた環境が冷静に判断できなくなるのです。行列のできるお店にとりあえず並び、名前を聞いたことがないラーメン店で食事。

また混雑するモールで必要のない洋服を大量に買ってしまうなど、人間は集団や人だかりの中で衝動的な行動をする傾向があるでしょう。

 

極端な思考になる

野次馬根性が強くなると、人だかりや群衆がとても気になり、常に集団の中にいたくなります。「多数意見」に流されやすいのも野次馬の特徴。

さらに集団心理が加わると、普段穏やかな人でも周囲と同じ考え方や行動パターンになりますので、思考が極端になってしまいます。

多数派の意見に流されてしまうとバランス感覚を失い、行き過ぎると関係のない人まで巻き込み傷つける場合も。しっかりと自分をコントロールできない人は、集団を避けたほうが安心といえるでしょう。

 

好奇心旺盛な人の長所について

野次馬の心理・何となく群がってしまう人とは

野次馬の心理は好奇心が土台にありますので、見てはいけないもの、知ってはいけないものなど、つい気になるのは人間の弱い部分。

しかし好奇心旺盛な人は、悪いところだけでなく長所もあるので、野次馬な性格も上手く自分の特徴を活かすと魅力になるかもしれません。

 

危機管理ができる

人だかりの先に何があるか、そんな好奇心は場合によっては危機管理につながることもあります。たとえを挙げると、皆が空を見上げている時。

上から何か落ちてくるのか、雨が降りそうかなど、必要なことがいち早くわかるでしょう。危険を知るためにも、好奇心を抑えてはいけないことがあるのかもしれません。あくまでも知りたいという気持ちは、マナーを守り大切にしたいですね。

 

チャレンジ精神がある

なんで人が集まっているのか、野次馬が抱くシンプルな疑問。珍しそうな食べ物を作っている人がいると、他の人のようについ食べたくなります。

好奇心が旺盛な人は、共通してチャレンジ精神もあり、知らないことをどんどん発掘しますので、自然と知識や経験が豊富に。物知りで話も楽しいので、異性から好かれている人も中にはいるでしょう。

何にでも興味を持つのは決して悪いことではありませんので、自分にメリットがあるものを選択してチャンレジするのが大事ですね。

 

まとめ

なになに?と思わず人だかりの先に行きたくなる時、野次馬の心理を考えるとよいでしょう。そしてどのような行動をとるべきか、人に迷惑をかけないよう冷静な自分の要素も残しておく必要があるのです。

 

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>>>エレベーターの立ち位置の心理で人柄がわかる


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