嘘をつく心理はなぜか・恋人が信頼できない時

嘘をつく心理はなぜか・恋人が信頼できない時

嘘をつく人の心理はわからない!と悩んだ経験がある人は多いでしょう。しかし私たちは、嘘をつきたくなくてもついてしまう場面があります。

本音とは違うことを言うのも、ある種の嘘ですよね。社会の中で他人とぶつからず生きていくためには、場合によっては嘘が必要になることもあるでしょう。

しかし困るのは、信頼している人の嘘。とくに恋人に嘘をつかれると、人間不信に陥ることも考えられます。そこで今回は嘘をつく心理と、信頼できない恋人の対応方法についてご解説していきますね。


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嘘をつく心理について

嘘をつく心理はなぜか・恋人が信頼できない時

頻繁に嘘をつく人は、心理的なことが関係していると考えられますので、相手に憤りを感じた時はまず心の中を考えてみるのも必要です。

 

劣等感が強い

自分なんて…と劣等感が強い人のほうが、嘘をつきやすいといわれています。その理由は自分に自信がないため、発言内容にも確信が持てずつい本当のこととは違う話をしてしまうのです。

嘘をつく人は心理的に自分を否定する傾向があり、過去の出来事が現在も影響している可能性があります。自信を持って成し遂げた仕事が評価されなかったなど、このような体験をするとより素晴らしい人間をイメージして嘘をついてしまうのです。

 

隠しごとがある

嘘をつくのは心理的に全てをさらけ出せない要因があるためで、やましいことがあってもわからないよう、嘘の重ね塗りをします。正直に言えない内容、または秘密を抱えている時は誰でも嘘をつきやすい状態。

最初は秘密を守るように嘘をついているのですが、徐々にそれが癖になり真実が言えない人になってしまいます。このタイプは嘘を上手く使い分け、自覚しながら嘘をついている可能性もあります。

 

得したい

誰でも損するより得をしたいと思うので、何かと自分に有利になるよう物ごとを進めます。嘘は場合によっては自分の喜びにつながるため、嘘をつく人は心理的に得したい願望が強いといえます。

たとえば仕事で失敗した時。嘘をついて他人のせいにすれば、自分は怒られずに済みますよね。このような得は実は短期的なもの。

長い目で考えると昔の嘘がバレて、よくない事態になることもあるかもしれません。大損しないためにも、最初の小さな嘘はつかないほうが安心ですね。

 

プライドが高い

嘘をつく人は心理的にプライドが高いので、本当のことを言って自分が嫌われたり、評価が下がったりすることは避けています。ネクタイのブランドを質問され、安いものでも有名なブランドだと嘘をつくような瞬間。

理想の自分の姿を執拗に守っているため、話の内容も嘘で作り上げられてしまいます。プライドが高い人は、本当の自分を受け入れるのが苦手なのでしょう。

周囲の人ほうが優秀に見えてしまい、極端に見下されることを嫌います。虚栄心を満たすためなら、どのような嘘でも軽くつけるタイプかもしれません。

 

寂しいから

嘘をつく心理は、孤独で寂しいため。誰かにかまってほしいので嘘をついて、自分の存在を知ってほしいのです。よく子供の頃に、親に意識してもらいたくて嘘をつくことがありましたよね。

寂しさを埋めるための嘘は、相手との関係が満たされていないと考えられます。また周囲から認められたい欲求が強い人も、目立ちたいために嘘を定期的についてしまうでしょう。

 

恋人に嘘をついてもいい?

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嘘をつく場面で、かなりのダメージになりやすいのが恋人の場合です。家族のように土台があるわけではありませんので、些細な嘘をつかれて信頼をなくす真面目な人も多いもの。恋人に嘘はついていいのか、悪い場合とよい場合をご説明しましょう。

 

自分を守るための嘘はいけない

嘘は全般的に好意的に受け取れるものではありませんが、場合によっては相手の気持ちを考えると、納得せざるを得ない場面もあります。

恋愛関係を壊すのは、自分を守るための嘘。これは友人や仕事仲間にも共通することで、自分の立場が悪くならないよう嘘をつくのは、人によっては癖になっているかもしれません。

たとえば待ち合わせに遅れた彼氏。寝坊したのに「電車が遅れたから」と嘘をつくことがありますよね。この程度なら問題はないかもしれませんが、根底にあることは自分を守るための嘘。嘘がバレると器が小さい人に見えてしまい、恋人との距離を感じてしまいます。

 

嘘でなく隠しごとの場合

私たちは相手との関係や自分の評価などを瞬時に判断して、思わず嘘をついてしまいます。恋人には些細なことでも本心で語るべきですが、相手を傷つけるとわかっている内容なら、できるだけ秘密にしておきたいですよね。

「嘘」と「隠しごと」は、若干意図が異なります。大好きな恋人のためなら知らせないのも手段のひとつで、そのほうが上手くいく場面もあります。

言いにくいことをいつまでも抱えているのは自分の負担になるだけなので、できればチャンスを窺いながら全て打ち明けるのが必要。

嘘をつく前に必要な嘘かどうか考え、何も言わず秘密にしてとりあえず対処することも可能です。

 

恋人が信用できない時の対処

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恋人に嘘をつかれて深く傷ついてしまうと、その後に立ち直るのが大変です。一度失った信頼を取り戻すためには、どのようなことが必要なのでしょうか。

 

尋問して嘘を見破る

恋人が信頼できないと、全ての発言に裏がありそうな不安を抱きます。そんな時は嘘をつかれる前の予防策が必要。たとえば不審に思う行動があったら、粘り強く尋問して嘘を見破ってください。

たとえば仕事が忙しくてデートをドタキャンした彼氏。夜遅くに電話したら酔っていたということがあります。そんな日は何時に家に帰ってきたのか、どのような仕事をしたのかと立て続けに質問し、慌てる相手の様子で判断しましょう。

 

嘘を許してあげる

嘘は決して相手に嫌な思いをさせるためにつくだけではありません。時には本当のことが言えず、相手の気持ちを察して嘘をつく場合もあるでしょう。

そんなレベルで相手の気持ちに共感できるなら、嘘も愛情表現のひとつと納得することもできます。ただし嘘を安易に受け止めてしまうと、相手によってよい逃げ道になりますので、嘘は嫌いだと普段からアピールしておくと安心です。

人間は誰でも嘘をつくことがありますので、一度の嘘なら見過ごしてあげる心の余裕も必要かもしれません。こちらから軽く注意した時に逆切れされると、さらに気持ちの反動があり、今後も怒られたくないので嘘をつく人もいます。

 

信じているとアピール

どのような嘘をついても100%信用してくれる恋人だと、徐々に罪悪感が湧き嘘はつけなくなるかもしれません。疑うことを一切せず、信じていることをアピールすると、恋人の態度も変わってくるでしょう。

逆に疑い深い性格だと相手を束縛してしまい、窮屈になるので嘘も多くなりますし、恋愛関係も負担に。恋人に嘘をつかせないためにも、普段から信じていると伝えてください。

 

別れたほうがよい場合

一度や二度の嘘はなんとか許せても、習慣的に嘘をつく恋人とは上手くいきません。嘘を簡単につく人は自分の気持ちを偽る癖もあるので、愛情関係が土台から崩されてしまうでしょう。

この場合は相手の性格を直すよりも、きっぱり別れるか距離を置いて冷静に相手を判断するのが必要です。よく嘘をつく性格は簡単には直らず、自分が自覚しない限り克服できないかもしれません。

 

まとめ

嘘をつく心理は複雑な思いがあり、結果的に自分が可愛いので嘘をついてしまいます。信じたい気持ちがあっても、疑いが残る恋愛関係は辛いですよね。

嘘をよくつく人は自分勝手な性格が考えられますので、今後よい付き合いが続くかどうか困った時は、いったん冷静になる時間を持ってみませんか。

 

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