筋トレしたい心理になる時は、どのような背景があるのでしょうか。男性なら筋トレに夢中になり、自分を変えたいと思う場面がよくあります。
エクササイズは健康にも効果が期待できるものですから、どういう心理背景があるにしても、できれば長期的に継続したいよい習慣です。
毎日仕事が忙しくて運動は後回し、飲み会やデートでプライベートがいつもいっぱいの人など。そんな窮屈な生活でも、ある日突然筋トレしたい心理になる場合があります。
ではそんな自分の心の中では何が起こっているのか、気になる深層心理についてご解説していきましょう。
筋トレしたい心理になるのはなぜ?
筋肉をつけたいと思う場面は、女性よりも男性のほうが多いでしょう。厳しいトレーニングも含まれている筋トレをなぜやりたくなるのか、心理背景をご説明していきますね。
限界を知りたい
自分自身を知らない人は、能力が発揮できません。自分のキャパシティを知るのは仕事や恋愛、人間関係を成功させる秘訣にもなります。
そんな時は筋トレしたい心理が働き、自分の限界を発見しようと思うでしょう。体を動かすことは、不得意な人も中にはいるはず。
それでも筋トレでできないことを達成し、自分の限界を広げていきたいのです。それは身体的だけでなく、心理的に受け入れる範囲を広げる意味もあります。
活を入れる
仕事で失敗した時や、人に裏切られた時など。悔しい時は愚痴を言ったり誰かに八つ当たりしたりして、マイナスのエネルギーを開放したくなりますよね。
そのエネルギーを自分に向けて「活」を入れる際に、筋トレしたい心理が働く場合があります。自分自身に厳しくすることで、現実に目を向けようと思うのです。
筋トレで重いウェイトを上下する時は、悔しい気持ちが後押ししてくれるケースも。「もっとしっかりしろ!」と、別の自分が頭の中で励ましています。
モテたい
筋トレしたい心理になるのは、女性の視線を集めたいため。袖がピチッとなるほど腕の筋肉がわかる男性のボディは、女性から熱い視線が送られているでしょう。
「すごい筋肉ですね」「触っていいですか?」などと言われ自分の体が注目の的になると、そこから出会いや恋愛がスタートすることもあるでしょう。
ジムでひたすら筋トレする男性を見ると、女性は声をかけたくなるかもしれません。「このマシーンの使い方、教えてもらえますか?」とアプローチされる瞬間をイメージしながら、辛いトレーニングを続けてしまうのです。
努力を認めてほしい
筋トレしたい心理は成果を褒めてもらいたいためで、一生懸命頑張った努力を誰かに評価してもらいたい願望があります。職場ではあまり目立たない人や恋人がいない人、趣味がない人など。
これといった自分の特徴がない人は、筋トレして筋肉自慢をしたい心理になるでしょう。努力を評価されると必然的に自信にもつながりますので、体を鍛えるよりも精神のトレーニングに近いものがあります。
鏡を見るたびに感じる筋トレの手応え。チャンスがあったとしたら、筋肉をもっと披露したいと思う瞬間です。
強さをアピールしたい
筋肉質な男性は、見るからに強そうなイメージがあります。プロレスラーやアスリートなど、筋肉で引き締まったボディは男性の象徴です。
見た目で他者にインパクトを与えたいと考えるのは、逆に自分の弱さを隠したいため。大人しい性格の人が筋トレを始め筋肉質な体型になることで、性格までワイルドに変わるかもしれません。
筋トレから得るものは色々とあるので、無限に強さを身につけるためにも、筋トレ生活がやめられなくなる可能性もあります。
ストレスが溜まっているかも?よい解消方法を見つけるコツ
筋トレを始めるきっかけは、人によって色々です。心理的な背景も関係し、筋トレを無性にやりたくなる場面も。
よくあるのがストレス発散で、筋トレすると気分がすっきりとするのは、ストレスが溜まっているためかもしれません。ではそんな人にオススメの、ストレス発散方法をご紹介しましょう。
筋トレが合っているかどうか
筋トレは、男性向けのエクササイズというイメージがありますよね。お腹が割れるほど引き締まった体は、女性には少々難しいかもしれません。
筋トレをすると男性ホルモンが多く分泌される可能性があり、性格も良い方向に変わるかもしれません。大人しい性格の人がはっきりと意思表示できるようになるのは、筋トレが関係することもあるでしょう。
また同時に筋トレは、自分の体の弱さや精神力の低さを知る機会にもなります。このような影響を考えて筋トレが自分にとってストレス発散になるか、始める前に考えるのも必要です。
運動は続けやすいものを選ぶ
運動は、ストレス発散に効果的かもしれません。体を動かすと脳の働きが活性化される効果が期待でき、運動後は幸せホルモンが多く分泌される可能性も。
筋トレは体脂肪を減らしたり、精神的に強化したりする目的があります。しかしハードなエクササイズが多いので、挫折する人もいるでしょう。
筋トレ生活にストレスを感じるようになると、快適な生活からはほど遠くなってしまいます。ストレス発散方法は人によって違うので、ライフスタイルや自分の好みを考え、まずは続けられることを始めましょう。
オンとオフを分ける
筋トレはストレス発散方法のひとつですが、よほどやる気と時間がないと成功しません。男性にとってストレスに感じることで、一番多いのが仕事。
プレッシャーや人間関係が毎日続くので、たまには気休めも必要です。仕事帰りにジムに通うほど、エネルギーが残っていない日もよくありますよね。
中途半端なストレス発散では、逆に不満が残るかもしれません。忙しくて筋トレできない人は、まずオンとオフをきちんと分けてみましょう。
残業したり仕事を家に持ち帰ったりすることはできるだけ避け、しっかりとプライベートを充実させてください。週末は仕事について一切考えず、スイッチの入れ替えを上手にするのがストレス発散のコツになります。
負担になるストレス発散に注意しよう
イライラ発散するために一晩中お酒を飲んだり、煙草を吸い続けたりするのは体の負担になります。男性のストレス発散方法として、とても多いこれらの習慣。
その一瞬は嫌なことを忘れても、現実的に変わるものは何もありません。酔った次の日は朝から二日酔いで集中力が乏しくなり、その延長には仕事のミスなどのデメリットが待ち受けています。
ストレス発散とやりたいことは、必ずしも一致するとは限りません。精神的にバランスを整えるためには、健康であるのがまず必須条件。負担になるストレス発散については、再度考え直してみましょう。
睡眠時間を大切にしよう
筋トレしたい心理になっても、すぐに取り組めない環境にいる人も多いはず。ジムに通わなくても、家でできるストレッチや筋トレは色々とあるので、動画サイトなどを参考にしてチャレンジするのも方法です。
また運動だけでなく、ストレス発散するためには睡眠時間が大切です。いつまでもスマホを見ながら布団の中にいる状態は、休憩できないままになっています。
できるだけ規則正しく生活リズムを整え、快眠音楽のアプリを使ってみるのもよいでしょう。
まとめ
筋トレしたい心理になったらなぜそう思うのか、目的や意味を考える時間も大切です。また筋トレ前にも効果が期待できる瞑想は、仕事や人間関係などでも違った自分をアピールできるようになるチャンス。
毎日たった5分でもよいので、瞑想などをして心を休ませる時間を持つことは、ストレス対策にメリットになるはずです。
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