じゃんけんはとっさに出しているつもりでも、心理的な要素が隠されています。絶対に負けたくない時にあっさりと負けてしまう時や、無意識に勝ち続ける時など。
じゃんけんの心理は、とても不思議なことが色々とあります。シンプルな戦いでありながら、奥が深いじゃんけん。
心理によって、性格まで読めるのをご存知でしたか。そこで早速ですが、じゃんけんに強くなるための性格チェックや、じゃんけんでわかる深層心理についてご紹介しましょう。
最初に出す手でわかる性格
友人と掃除当番を決める時、どちらが食事代を払うか決める際など。絶対に負けられない場面のじゃんけんは、かなり必死になりますよね。
このような時に最初に出す「手」で、その人の性格が読めてくるものなのです。
グーを出す人
比較的多く出す「グー」は、力が入っている時に出しやすい手です。いつもグーで勝負をする人は頑固者で、拒絶心をアピールしています。また無意識に、相手に警戒心を抱いていることの表れでもあるでしょう。
よく知らない人とのじゃんけんや、どうしても負けたくない時などに、握りこぶしのグーが出てしまうのかもしれません。
そしてグーを出す人の共通点としては、負けず嫌いの性格があります。たかがじゃんけんとはいえ、勝ち負けがはっきりと決まる勝負ごと。
相手よりも強くなりたいという気持ちが、グーの手となっています。自分を誇大表示したい気持ちも、隠されているのでしょう。
チョキを出す人
割合からいうと、チョキはじゃんけんの中で最も割合が少ない手だといわれています。チョキを出すと、なんとなく負けそうな不安がありませんか。
この性格の持ち主はリスクを抱えることを、瞬時に頭で判断しながら明確に勝負できる戦略派です。
頭の回転が早いので感情的に行動するよりも、順序よく準備できるタイプでしょう。その場の空気をすぐに読み、周囲にスッと馴染める人なので集団生活が得意。
柔軟性があるので、誰とでも付き合える性格が魅力になっています。またチョキを出す人は冷静に物ごとを判断できるので、経済的にも優れたスキルがあります。よいものを安く買う、効率的にお金を貯めるのが得意でしょう。
パーを出す人
パーは「最初はグー」のじゃんけんの次に出すことが多い手で、パーでよく勝負する人は開放的な性格が共通しています。
手は心を示す部分なので、パーは相手に対してオープンにしている状態。無意識でパーをよく出す人は、とても優しく近づきやすい存在です。
またなんでも楽しむのが好きで、パーを出す人はワイルドな性格も特徴。その時の気分で、あちらに行ったりこちらに行ったり。
思い切りがよいため、ビジネスで成功する人も少なくありません。お金の使い方もそんな性格が影響して、衝動買いする場面がよくあります。
じゃんけんでわかる恋愛心理
じゃんけんは癖や心理が根底にあるので、毎回違う手を出しているつもりでも、自分には共通するじゃんけんの戦い方があるようです。
他の人に負けたくないという気持ちは、恋愛にも関係するところ。じゃんけんの手でわかる、興味深い恋愛心理について見ていきましょう。
グーは慎重派
グーは負けず嫌いの性格なので、勝負ごとはしっかりと計画しているつもりです。恋愛傾向としても慎重になる心理がありますので、脈ありだと確信できるまでは目立った行動を起こさないタイプです。
徐々に相手に近づき、信頼されてから仲良くなりたいので、当たって砕けるタイプとは正反対といえますね。
グーは真面目な人が多いので、恋愛も一途で浮気はしません。そのため相手に裏切られるとかなりへこんでしまい、恋愛恐怖症になる可能性もあるでしょう。
チョキは冷めやすい
チョキはとても柔軟性がある性格なので、恋愛傾向としては熱しやすくて冷めやすいタイプになります。
じゃんけんの心理は普段の生活でも、色々と感じるところがありますが、恋愛は性格的な部分が関係しますよね。
チョキは先を考えて行動するタイプ。恋愛となると少し異なり、その時の気分で積極的にアプローチしていきます。
いいなと思う人があちこちにいて、急に気持ちが離れるとスパッと別れてしまうでしょう。すぐに好きな人ができるので、別れ際のタイミングを掴むのが上手で、いつまでも過去を引きずらずに恋愛をしています。
パーはとてもマメな人
じゃんけんの恋愛心理は豪快なパーの人の場合、自分の気持ちをオープンに相手に伝える傾向があります。
寂しがり屋なので、自分から相手に頻繁に連絡をするタイプ。誰とでも楽しく付き合う反面、恋愛になると急に大人しくなるケースもあります。
パーの人は甘え方が上手なので、年上からモテることも多いといえるでしょう。一見楽観的な人に見えますが、自分の欲しいものを手に入れるためには、マメに行動を起こします。
恋愛面でも同様に相手に気に入ってもらうために、上手に自分の気持ちをアピールできるでしょう。
じゃんけんで負けないコツ
じゃんけんは心理的な部分が反映されていますので、どうしても勝ちたい時は一歩先を行き相手の心理を考えて勝負してみましょう。その時のコツや考える内容を、早速お伝えしていきますね。
いきなりじゃんけんをする
じゃんけんはグーとパー、チョキの三種類しかないので、相手がどれを出すかは1/3の確率でわかります。
この確率は、どのようなコツや技があっても変えることはできません。しかしじゃんけんの心理を考えると、戦うタイミングで相手が特定の手を出しやすくなる傾向があります。
それが「パー」。突然「じゃんけんしよう!」と言われて勝負した場合、手の最も自然な形であるパーが、反射的に出てしまうじゃんけんの心理があります。
そのため勝つには、パーに勝てるチョキを準備しておけばよいことになるでしょう。
最初はグーで勝つ方法
「最初はグー」は、よくあるじゃんけんのルールです。この場合に勝つにはグーの後に何を出すか、相手のじゃんけんの心理を先読みしましょう。
グーの後にグーを出す確率は低く、チョキかパーになるといわれています。すると残りのチョキかパーで、どちらになるのか。
じゃんけんの多い確率で考えると、チョキです。念のため自分もチョキで戦っておけばあいこになる確率も高いため、あっさりと負けることはないでしょう。
最初はグーで勝つには、次の手はチョキで攻めると確率的によい結果が出やすくなります。
飲み会のじゃんけんはパーで勝つ
飲み会でふざけてじゃんけんをする機会は、よくありますよね。たとえば席順を決める時のじゃんけんなどは、飲み会を楽しく進行するためにじゃんけんが役立ちます。
このような時に勝つコツは、酔った人を相手にする場合は自分が「パー」を出すと、勝てる確率が高くなります。
じゃんけんの心理で手に何かが触れると、無意識に握ってしまう動きになるといわれています。
寄っている人はグラスを手に握っているので、じゃんけんをするとグーを出す確率が高いのです。
一回で勝負が決まった時の後は?
じゃんけんで三回勝負。こういった時は「どうせ負けるだろう」と、諦める人は多いでしょう。
じゃんけんの最初の手であっさりと負けてしまった場合は、勝った相手が同じ手で勝負してくる確率が高いので、その手に勝てる手を出してください。
たとえばグーで負けたら、チョキを出しましょう。同じように一撃で勝った場合は、相手が手を変えてくる可能性があるもの。グーで勝った場合は、パーかチョキを出すと負ける率が低くなります。
まとめ
じゃんけんの心理は自分の心を読まれないよう、一足先に相手の心理を掴むのが必勝法です。この戦略で仕事や恋愛も、負けずにできるとよいですね。
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