芸能人になりたい心理がある人は、周囲から見ると特別な存在かもしれません。でも多くの人の心のどこかで、有名人になりたいという願望は少しはあるでしょう。
実際に芸能人を目指して努力する人は少ないかもしれませんが、その中でも成功できるのはごくわずかです。
どのような物ごとでも、自分に向いているものや不向きなものはありますよね。芸能人になりたい心理が湧いても、向かない人よりも向いている人のほうが成功しやすいといえます。
そこで気になるのが、芸能人になりたい心理について。子供の頃から憧れており、とてもカッコいい職業だと思っている人は多いはずです。
では芸能人に向いている人と向かない人の違いを知り、自分の可能性を発掘してみましょう。
芸能人になりたい心理について
世界的に有名な芸能人を見ると、自分とは全く別世界の人に感じられるもの。しかしあんな生活を送ってみたいと、憧れた経験はありませんか。
それでは芸能人になりたい心理について、考えられるポイントをご説明していきましょう。
承認欲求が強い
芸能人になりたい心理は、承認欲求との関係があります。人から認められたいと思う感情は、誰しも多少はあるでしょう。
しかし承認欲求が強くなると自分からアプローチして、無理やり評価してもらうようになってしまいます。
芸能人はそんな感情を抱くことが心理的に隠されているため、人気が落ちてくると自尊心をなくしてしまう人もいます。
人間が持つ欲求は心理的欲求に始まり、集団に属したい欲求や自己満足したい欲求など、さまざまです。
その中でも承認欲求は誰にでもあるもので、その度合いが人生を左右させてしまいます。
理想が高い
芸能人になり名声や富を得るのは、ほんのわずかの人だけです。人生のゴール設定は日々の生活で、モチベーションを高めるために大切なもの。
芸能人になりたい心理がある人は、理想が高いところが特徴です。自己承認ができる人は周囲の評価よりも、自分の満足度が基本に。
理想が高い人は自分の満足度を高く設定しているため、なかなか幸せを感じられないのです。
高い理想が叶わないと自信喪失をして、他人の評価に依存するようになってしまいます。
外見にこだわる
芸能人はきらびやかな生活で、いつも話題の中心です。通り過ぎる場所の全てで人の視線を感じ、周囲がざわめくのは有名人だから。
芸能人のこんな生活に憧れる心理は、外見にこだわることも考えられます。派手でお金持ち、綺麗で異性からモテる存在。
外側だけの魅力にフォーカスしてしまうと、芸能人としての役割や目的がわからなくなりますよね。
外見にこだわる人は心のどこかに、コンプレックスを抱いている可能性があります。自分の弱点を隠すために、外側だけで周囲にアプローチしているのです。
お金が好き
テレビ出演で数百万円、コンサートのチケット売り上げが数億円など。芸能人の収入は一般社会人には、想像がつかないほどですよね。
こんな職業に憧れる心理は、金銭的な魅力を感じるため。お金持ちになりたい、欲しいものをなんでもゲットしたいという物欲が、芸能人を目指すきっかけになることもあります。
一度名声を手に入れると、どのようなことをしてでもお金が入ってくる、羨ましいサイクルがありますよね。
たとえば芸能人が自分でデザインした、洋服ブランドやメイクブランドが、名前だけで飛ぶように売れるなど。
またファンからの差し入れなど、物質的にいつも恵まれた環境があるため、お金が好きな人にとって芸能人は憧れの職業なのです。
芸能人のメリットとデメリット
芸能人といってもジャンルは色々とあり、人気度も全く違います。無名でも芸能人という肩書がある人も存在していますので、憧れの職業とはいえ成功するのは簡単ではありません。
それでは芸能人になると、どのようなメリットやデメリットがあるのか見ていきましょう。
メリット
知名度が高くなるとブランドバックのように価値が高くなり、出演依頼される仕事のギャラが次第にアップします。
いつも人々の視線を集める人気者。流行に敏感になり、好きなものがなんでも手に入るところが芸能人のメリットです。
また自分の機嫌をとってくれる人が多いため、わがままが言えることも芸能人の得なところかもしれません。何をしていても注目されるのは、芸能人が持つメリットでしょう。
デメリット
華やかな生活は憧れますが、その裏側では辛いことも色々とあります。芸能人になると常に視線が集まりますので、何気ない発言や行動で誹謗中傷を受ける時が多くなります。
またプライバシーがないので、心が休まる時間もほとんどありません。ライバルが多い世界なので、足の引っ張り合いが日常茶飯事に。
ひどい場合はスキャンダルや家族までも巻き込み、人を信用できなくなるケースもあります。
芸能人に向いている人と向いていない人
芸能人は、全ての人に向いている職業ではありません。実際に成功して人気トップクラスになる確率は、とても少ないのです。
では芸能人向きとはどのようなタイプなのか、気になるポイントを見ていきましょう。
人前でなんでもできる人
芸能人は注目の的になるので、人前で何かするのが好きでなければ、基本的にできない職業です。
大勢の前で話をしたり、自分のスキルをアピールしたりするのが好きな人は、芸能人に向いていますね。
人前に出るのはとても緊張することですが、世界的な大スターになると孤独よりも人前のほうが、安心感があるという人もいるほどです。
芸能人は人気を獲得するために、やりたくない仕事も引き受けることがあるもの。何をするにしても自分の行動や発言は、常に注目の的になっています。
プライドが高い人
プライドが高い人は人と格差をつけたいために、わざと違ったことをしたり周囲の評価を気にしたりしながら生活しています。
芸能人になりたい心理にも共通する部分で、プライドが高く自分を好きな人は芸能人向きです。
売れなくなった時にプライドがないと、そのまま下降線をたどってしまいますよね。でもプライドがあれば、なんとかして挽回するエネルギーにつながるため、人気商売の芸能人には必要不可欠な要素になります。
叩かれても動じない人
どれほど人気がある芸能人でも、全ての人がファンになるわけではありません。極端に人気が二分されてしまう場合もあり、周囲からのバッシングは覚悟しなければならないでしょう。
SNSで文句を言われたり叩かれたりしても、上手に無視できる人。厳しい一言をサラッと受け流せる人でないと、大勢の人前では何もできません。
辛い時でも、笑顔で人にポジティブな印象を与えなければならないので、ストレスや精神面でのダメージを受けやすい仕事になるでしょう。
芸能人に向いていない人
芸能人に向いていないのは、シャイな人。目立つのが嫌いで人の影に立ってしまうタイプだと、いつまでも注目されずに終わってしまいます。
芸能界は、生き残るのが難しい世界かもしれません。優しい性格や譲ってしまうタイプでは、損するケースがあるでしょう。
またプライベートが一切ないので、一人でのんびりと過ごしたい人にも、芸能人の忙しい生活は向いていません。
オフの日は変装して人目につかないように、ビクビクしながら生活しなければならないのです。
まとめ
芸能人になりたい心理は無意識に、自分の存在をもっとアピールしたいと思うことが理由かもしれません。
そんな時は今までとは違う自分を目指して、新たな趣味に挑戦するなど、新鮮な風を取り込むとよいでしょう。
どんな業界でも有名になるためには、人一倍の努力や飛び抜けた才能が必要です。自分はどのフィールドが一番合っているのか、じっくりと考えるのも大切です。
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