- 2019-1-12
- 人間心理
部屋が汚い心理を理解すれば、これからは快適で暮らしやすい空間が作れます。いきなり来客が訪れても、部屋に通せない時はとても恥ずかしいですよね。
綺麗好きな人と片づけが苦手な人は、基本的に異なる背景があるものです。そのため生活空間を変えるためには、部屋が汚い心理の意味について知ることも大切なのです。
だらしないタイプの人と片づけてしまうよりも、なぜ掃除ができないのか、整理整頓が維持できないのか心理的な角度から知ることが改善のコツ。
最近は断捨離がブームとなり、シンプルな生活を好む人も増えていますよね。そこで早速ですが部屋が汚い心理を知り、断捨離で快適な生活をスタートするメリットについてご紹介しましょう。
部屋が汚い心理について
テレビのリモコンがいつも定位置で、少しでもずれていると気分が落ち着かないという徹底した人もいます。
それとは正反対の部屋が汚くて乱雑な人は、いったいどのような心理が働いているのでしょうか。
執着心がある人
執着心がある人は不要なものがあっても捨てられず、気がつくと家の中がいらないもので埋め尽くされています。
執着心がある人は人間関係にも影響を与え、自分が損する場面も多いでしょう。このタイプの人は、物ごとの本質を知らずに表面だけで判断する傾向があります。
たとえば古いブランドバックで使い道がなくても、ブランドだからという理由だけで執着してしまうのです。
部屋が汚い心理が働く人の家は、片づけられないものでいっぱいになっているでしょう。掃除を始めるにも、物を動かすスペースがないのです。
規則正しい生活が苦手
時間にルーズな人は、生活環境が乱れやすい傾向があります。好きな時間に起きて好きなものを食べるという生活は、規則が全くないため部屋の中も乱雑になってしまいます。
毎週何曜日が掃除の日、洗濯の日など、決めごとができないと全て気分次第。やりたくないからといつも逃げていたら、部屋が汚くなり次第とそのような生活環境に慣れてしまいます。
決断力がない
部屋が汚い心理は決断力とも関係があり、片づけができないのは何ごとも判断できない性格が原因です。
たとえば読まなくなった雑誌の山。処分しようと思っても、どれを捨てるべきかという判断基準がありません。
そのため手をつけても結果的に進歩がなく、そのまま不要なものと決別できずに家に残ってしまうのです。
快適な暮らしを維持するためには、自分なりのルールを作ることがとても大切。不要なものと必要なものを、どこで分けておくか決めておくとよいでしょう。
マネージメント力が少ない
時間にルーズで予定管理ができない、金銭管理が苦手という人は、生活空間を綺麗に維持する管理能力も不足している可能性があります。
管理しきれないほどのものを持ってしまうと、前に買ったものと同じものを買ってしまうこともあるでしょう。
お金の無駄になるだけでなく生活スペースがなくなり、さらに窮屈な生活になってしまいます。
どこに何があるのかすらわかっていない人は、探し物をするにも時間が必要以上にかかります。
もっと便利で効率的な生活をするためにも、必要なアイテムの管理はしっかり続けたいですね。
心が寂しいので物で埋めている
部屋が汚い心理は、心の奥にある気持ちが関係している場合があります。たとえば大切な人との別れ。
心の寂しさを埋めるために、買い物でストレスを発散しているうちに片づけができなくなる場合もあります。
または寂しさを埋めるために、自分の周りにものがたくさんないと不安になるなどです。片づけをしようと決意して、実際に体を動かすまではかなりの精神力が必要でしょう。
重い腰が上げられないのは、心理状態が不安定であることややる気が湧かない理由があるためです。
このような時は掃除だけにターゲットを置くよりも、心の中の根本的な原因を見つけることも大切です。
断捨離の魅力を知ろう
断捨離がブームになっているのは、ものが溢れる時代だからこそです。もっと断捨離の大切な意味を知り、快適な生活をスタートしましょう。
とくに部屋が汚い心理を変えていきたいと考えている人は、断捨離を検討することをオススメします。
掃除が楽しくなる
断捨離をして不要なものを処分するのは勇気が必要です。しかし一度ものを手放し始めると、生活の余裕スペースがとても価値のあるものに変わります。
そうしてやがて、ものを増やしていくことが嫌になってくるでしょう。するとシンプルな生活空間を維持するために、掃除が必要不可欠となります。
しかしストレスを感じることはなく、掃除した後の開放感が待ちきれず掃除が楽しくなるのです。
無駄遣いをしなくなる
断捨離で処分するアイテムのひとつが洋服。一年以上着ない洋服や状態が悪いものは、二度と着るチャンスは少ないといわれています。
このような不要アイテムを整理しておくと、ものを増やすことが負担に感じ始めます。少しだけのものを大切に長く使う習慣が定着すると、自然と無駄遣いも少なくなるメリットがあります。
断捨離は執着心を捨てて、残されたものを大切にすることも大切な目的。洋服や本などつい増えてしまうアイテムは、数が多くあるからこそもっと増やしたくなるのでしょう。
余計なストレスがなくなる
部屋が汚い心理は、毎日が忙しすぎて掃除する時間がないことも原因になります。時間に余裕があっても、掃除よりもまずはのんびり休憩したくなりますよね。
断捨離をすると物ごとの整理や管理が簡単になり、散らかりやすい生活よりもストレスが少なくなります。
先延ばしにしている掃除もすっきりした環境なら手早く終わり、見た目も快適で癒しの空間が生まれます。
苦手意識がなくなる
断捨離は部屋の片づけをすることがゴールでなく、その後の快適な生活から得られるあらゆるメリットが重要なポイントです。
部屋が汚いと考え方がネガティブになったり、人付き合いが少なくなったりすることも。ここで勇気を出して生活空間を変えると苦手意識がなくなるので、胸を張って生活ができるようになります。
まとめ
部屋が汚い心理は人に自慢できることでなく、できれば知られたくないことかもしれませんよね。
表面だけを飾って生活する人のように、心の中まで磨くためには断捨離で不要な執着心を捨てることも大切なのです。
豪華な暮らしでなく、質素でも自分が一番快適に感じる場所。そのような点を意識して、整理整頓をしてみませんか。
☆こちらの記事もチェックしてみてくださいね。