目をこする動作は、心理的にどのような意味があるかわかりますか。深層心理に隠されているものは、ふとした仕草や行動で表に出ることがよくあります。
とくに会話中の人の動きは、心の動きを知るために大切なもの。実際に言っていることと、心の中で考えていることが違うという場面もあるでしょう。
目をこする心理は、その時の状況や表情によっても意味が変わってきます。相手の本当の気持ちを探るためには、総体的に仕草を判断してみましょう。
本人が必死で隠そうとしている本音も、ちょっとした行動で相手に伝わっているもの。そこで早速ですが、目をこする心理でわかる相手の心の中についてご説明します。
自分に好意を寄せている女性の場合
気になる女性が目をこする場合は、どんな意味があるのか気になりますよね。自分と話をするときだけ、いつも目をこする女性。このような場合は、次の意味があります。
照れ隠しをしている
目をこする心理で、女性から送ってくるメッセージは見逃せないもの。好きな男性の前に立つと、どんな態度で接したらよいのかわからず、無意識に目をこする心理も。
目を見て話すのも恥ずかしくて、そのまま立ち尽くすのも気が引ける。そんな時にすることがなくて、つい目をこすり照れ隠しをしているのです。
恥ずかしくて、目が合わせられないほど好きな人。相手がそんな対象になっていると、女性はうつむいたまま目をこすって、その場を取りつくろっているかもしれません。
可愛く見られたい
眠くなると、小さな子供が目をこする時があるでしょう。これと同様に、女性は好きな男性の前では可愛くいたくて目をこする心理があります。
相手に甘えている意味もあり、会話の途中にいきなり目をこすり始めたら「自分だけを見てほしい」という願望の表れかもしれません。決して眠いわけではなく、相手にどう見られるかを考えたうえでの行動です。
好きな気持ちを知られたくない
「目は口ほどに物を言う」といわれるように、異性と目を合わせたときにドキッとすることがありますよね。
女性が目の前で目をこする心理は、好きな男性に対しての気持ちを隠している意味があるでしょう。
偶然視線が合ってしまった時など、どのような態度をとるべきか困惑して目をこすり、気づかれないようにごまかす時もあるでしょう。
自分から告白ができないシャイな女性は、なるべく気持ちを自分の中で抑えているのでしょう。
相手に隠したいことがある場合
目をこする心理は、相手に隠したいことがある時にも無意識にやってしまう動作です。会話の最中に頻繁に目をこする人がいたら、本心を隠しているのかもしれませんね。
嫌な話題の時
会話が思わぬ方向へ進んでいる時や、嫌いな話題になった時に目をこすり、密かにごまかしている人も。
目は、本心を表す窓のようなもの。言葉に出さなくても、視線の動きなどで心の中が見える時がありますよね。
嫌な話題になると視線がきつくなったり、不安でいっぱいの目つきになってしまうもの。その歳に目をこすって、本音を隠してしまうのです。
つまらない会話の時も目をこすり、相手になんとなく嫌な気持ちを知らせるときもあるでしょう。
嘘をついている時
目をこする人の心理は、やましいことがある場合にも共通しています。たとえば、浮気したことが彼女に気づかれた時。追及されて返事ができない瞬間に、目をこすることがあります。
人は嘘をつくときに視線が泳ぎ、挙動不審になりますよね。やましいことがあるとバレることを恐れて、目をこする動作でごまかしているのです。
現実から目を背けたい時は、必然的に視線を外す、目をこするなど、目に関する仕草や動作が増えます。
泣きそうになるのを我慢している
泣きそうになった時、涙がぽろぽろこぼれて相手を驚かせないために、目をこすってそれとなく涙を拭いています。また恋人と喧嘩をした時に、泣き真似をするために目をこする人もいるでしょう。
可哀想なふりをして、慰めてもらうための動作かもしれません。もし恋人が泣きそうになっている時は、それとなくどうしたのか聞くとよいでしょう。もしくは距離を置いて、気分を入れ替えるまで待つのも方法です。
心理的な意味がない場合の仕草
目をこする心理がどんなものか、つい深読みしたくなる場面も。しかし、全く特別な意味がなく目をこすることもあります。
次の場面では、ちゃんと目をこする理由があるでしょう。そのため、心理的な意味がないと判断してもよいかもしれません。
仕事中に眼鏡をはずして目をこする
なにかに集中している時、ふと手を止めて目をこする場面。眼鏡をしている人がはずして目頭を押さえる時なども、目の疲れをとるための動作です。まわりに誰もいない時に目をこするのは、目の不快な症状があるためだといえるでしょう。
目が乾きやすい人
いつも目をこする癖がある人は、目が乾燥しやすい場合があります。目が充血したり、視力が悪くて目が疲れてしまう人なども、目が乾いているようで気になるでしょう。相手に関係なく、目をこする人は目が乾くのを気にしている可能性があるでしょう。。
目にほこりが入った
会話のタイミングでいきなり目をこすると、なんとなく不安になる場面もあるでしょう。目にほこりが入り、目をこするタイミングと話の流れが一致してしまうことも。
その場合は、相手のさらなる行動や動作もしっかりチェックしてみましょう。あまりにも症状がひどい時は、会話に集中できなくなる場合もあります。
まとめ
目をこする心理は、ふと見逃してしまいそうになる仕草。しかし相手は、必死にメッセージを送っていることもあります。
目をこする仕草と一緒に、相手がどのような態度をとっているか。また話の流れなども考慮して、相手の本音をよく考えてみましょう。
じっと見つめ合うと、相手の不安や感情などがうっすら見えてきますよね。とくに恋愛の場面だと、照れ隠しや特別な気持ちが視線のなかに込められている場合も。
人間関係をスムーズにするためにも、些細な動作や仕草が気になるときは、コミュニケーションで的確に知ることも大切ですね。
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