身近にいるだらしない人の心理をみてみると、意外なものがあります。外見や内面によって分かれるだらしない人ですが、心理もそれぞれに違いが。
うっかりしやすく忘れっぽいところがあっても、何度も積み重なると周りの見る目も変わってしまいます。直したい気持ちがあっても、実行するまでに時間がかかることも。
自分では大丈夫だと思っていても、周囲からだらしないと思われている可能性もあるのです。今回は、だらしない人の心理についてお伝えしましょう。
忙しすぎて後回しへ
ヒゲをそり忘れたり、髪の毛がボサボサだったりと、見た目がだらしない人の心理。いつも忙しすぎて、自分自身の外見に気がつかずに過ごすことも。鏡を見る時間もなく、周りに指摘されるまではわからない人もいるでしょう。
身だしなみを整えるのは常識ですが、忙しい状況に置かれるとやることのみを優先するため、後回しになってしまうのです。
「身だしなみはいつでも整えられるから」と、先延ばしにするうちにいつの間にかだらしない心理状態に。「身だしなみを整えなくても大丈夫」と、誤った認識をすることがあります。
忙しい毎日を過ごしていると、ひとつのことに集中しやすく自分自身にも興味が薄れていくもの。外見のだらしなさが気になる時は、毎回指摘して意識してもらうことが改善へのコツに繋がるでしょう。
荷物の多さは心配だから
机の周りやカバンの中がぐちゃぐちゃで、片づけられないだらしない心理は、物を持っていないと不安になるところがあります。
少ない荷物では落ち着かず、必要ない物まで持ち歩く癖も。整理しているつもりでも、荷物が多すぎて汚く見えてしまいます。
「もしかしたら、また必要になるかも」という思いから物が捨てられないのです。次々と荷物が増えていく悪循環が、だらしない原因を作り出してしまうでしょう。
荷物が増えていくと、整理整頓が追いつかずに飽和状態に。予想以上の量に片づけが嫌になり、ごちゃごちゃしていても見て見ぬふりをする回数が増える時があります。いつの間にか物がたくさんある生活に慣れて、落ち着いてしまうのがだらしない心理なのです。
見栄っ張りなところも
気前よくお金を使ってしまう、だらしない人の心理。見栄っ張りなところがあり、周囲に弱みを見せない気の強さが隠されているでしょう。
お金をたくさん使うと、人が集まり持ち上げてくれるので居心地のよい状態に。見栄を張り続けるうちに、お金が底をつくといっただらしない面があります。
チヤホヤされたい心理が働き、金銭で周囲を惹きつけたい思いも。お金を使うと楽しくなりますが、使いすぎると一瞬でなくなってしまうものです。
お金で繋がっている関係は、縁が切れるのもあっという間に。人間関係から、だらしない人へと心理が変化していきます。
だらしない自分を卒業するには、自己管理が求められます。使える金額を決めておくと考えて使うようになり、月々の無駄遣いを減少することも可能になるでしょう。
寂しくてかまって欲しい
異性関係にだらしない人の心理は、寂しさを埋めたい思いが行動に。「一人になるのが嫌だから」と、不特定多数の異性との関係を求めてしまいます。そういった場合は、自分のことを好きになって欲しい願望が隠されているでしょう。
過去の裏切られた恋愛によって、寂しさを埋めるには愛情だと思い込むところが理由の一つに挙げられます。一人の時間を有意義に使えると、だらしない恋愛から抜け出せるきっかけに。
たくさんの人に甘えたくなる気持ちを、違う方向へと向けると充実した日々を実感します。恋愛以外のものを探すのは、やはり面倒に感じてしまいますよね。
でもスポーツや新たな趣味をチャレンジすることも、だらしない心理状態を抜け出すチャンス。恋愛にも変化が起こり、正面から向き合える自分に出会えるでしょう。
時間に縛られるのが苦手
時間を守るのが苦手な、だらしない面を持つ心理には、縛られずに自由を求めている感情が溢れています。待ち合わせ時刻になっても後から遅れて登場するのは、待つのが嫌だからとの理由も。マイペースな性格なので、予定があっても時間を気にせずに好きなことに没頭する傾向があるでしょう。
計画を立てても先を見通すのが苦手なため、余裕を持って行動するのが難しいところも。心の中の焦りと共に次から次へとやることを思い出して、予定時刻をすぎてしまうことがあります。
「時間に遅刻しても、許してもらえる相手だから」と、安心感から待ち合わせに遅れる可能性も高いでしょう。怒った態度を見せると、相手の心理に変化が訪れます。
まとめ
いろいろなことにだらしない心理には、繊細な面も隠されています。考えが理解できずに相手の態度にイライラさせられますが、周囲に対する気にしすぎが原因になっている場合があるのです。悩みすぎて、今のだらしない状態へと辿り着いてしまった人も。
今の状況を理解しながら、少しずつ生活態度を見直していくと周囲の反応も変わり始めます。助け合いながら抜け出せるヒントを見つけて、お互いが居心地のよい環境を意識して過ごしていきたいですね。
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