顔を隠す心理には様々な思いがあるのですが、目の前で急に顔を隠す人を見ると戸惑ってしまう時もありますよね。
今回は、顔を隠す心理についてお伝えしていきますので、人とのやりとりの参考にしてみてください。
恥ずかしい
照れてしまって顔を隠すという心理もあります。照れ屋の人に多いことでもあるでしょう。たまたま話していて、内容的に照れてしまうようなものになると、急に顔を隠す人も。
してはいけない話だったのかな…と気を遣う場合もあるでしょう。でも相手にとっては顔を隠すほど照れてしまう内容でも、他の人はなんとも思わないケースもあるのです。
照れて顔を隠した相手に対して、からかうようなことはせずに「ごめんごめん」と謝って、場を和ませてあげるようにしたいですね。
顔を隠したことに対して自分でも、ここまでしなくても良かったかも…と思う人もいるのです。でも自分でも咄嗟にしてしまったので、引っ込みがつかなくなるようなケースもあるでしょう。
コンプレックスがある
顔のパーツなどにコンプレックスがあると、つい顔を隠してしまうような人もいます。誰でもコンプレックスはあるものですが、これが自分の顔の場合もあるでしょう。
顔のパーツではなくて、顔全体に対してコンプレックスを持つような人もいます。こういう時でも、顔をサッと隠すような行為をするでしょう。
なぜ隠すのだろう?と思っても、相手にとっては自分を守りたい思いがあるのです。何かを言われて傷つくように思い、保身の気持ちがあるはず。
誰に顔についてからかわれた経験のある人にとっては、顔を隠すのはこういう辛い経験を二度としたくない思いの表れなのです。
コンプレックスだと感じるパーツについて「私の鼻って低いでしょう?」と聞いてくるケースも。
こういう時には「とても可愛いと思うよ」と言ってあげれば、コンプレックスの克服につながり、顔を隠すことなく笑顔になってくれる可能性が高いでしょう。
ショックを受けている
ショックを受けた時に、思わず顔を隠すような人もいます。まさかこんなことが…と思った時に、この表情を人に見られたくない思いや、自分自身を落ち着かせたい気持ちがあるのです。
好きな人に彼氏がいると分かった時、これを実際に見てしまったような時にも顔を隠すような人がいるでしょう。
今見た現実が悪い夢ならいいのに…と思うような場面でも、人は顔を隠します。そうしなければ、自分自身を保てないと思う人もいるでしょう。
ショックが小さいような時には、片手で顔を隠すだけの場合も。でもショックが大きいと、両手で顔を覆うような隠し方をするのです。
スポーツ観戦などでも、こういった場面を見る時がありますよね。自分でも無意識のうちに、ショックな出来事に驚いてしてしまう仕草でもあるのです。
笑いをごまかそうとする
笑ってはいけないと自分でも分かっている慎重な場面で、思わず笑いそうになる時がありますよね。
もしも笑っていると分かると、上司に怒られたり目の前の彼女に怪しいと思われてしまったり。
自分の立場が危うくなるので、笑いをごまかそうとするのです。でもどうしても耐えられずに、声だけは出てしまうようなケースも。
こうなると、歯止めがきかなくてつい大笑いをしてしまうような人もいるでしょう。人は、〇〇をしてはいけないと思うほど、そちらに向かってしまうような時があるもの。
心の中でどんなに言い聞かせても、笑いのネタになるようなことがあると我慢ができないのです。我慢をしようとして自分を制するためにも、顔を隠す心理がはたらくのでしょう。
気にしてほしい
好きな相手が近くにいる時には、少し甘えたい思いもありますよね。こういう時に顔を隠す心理がはたらくのです。
突然顔を隠すようなリアクションをすると、周りは驚いてしまうでしょう。そして「どうしたの?」と、かまってくれるはず。
特に淋しがりの性格の人は、どうすれば人が自分をかまってくれるのかを知りたいのです。普段からこれについて、模索をする人もいるでしょう。
例えば、ため息をついたり遠くを見つめてみたり。自分を気にしてほしいと思う時には、色々な行動をとるものです。
気にしてほしいと思う相手の前で、顔を隠すようなことをすると、何かあったのだろうか…とほとんどの人は思うので声を掛けてくれるのです。
「ううん。なんでもない」と言いながらも、相手の心の中に自分の存在を少しでも残したいと思うので、顔を隠す心理もあるでしょう。
まとめ
顔を隠す心理には様々な思いがありますが、できれば近くにいる時には相手の望むような対応をしてあげたいもの。
でも相手の性格を理解したうえで、行動をすることも必要になるのでそれまでに相手とよく話しておくようにしたいですね。
自分なら絶対しないようなことでも、平気でしてしまう人もいます。こういう相手を理解しようと努力をしすぎるとストレスになるリスクも。相手によっては適度な距離を保つのが、時には重要になることもあるでしょう。
☆こちらの記事も関連しています。