帽子をかぶる時の心理は、ファッションとしてだけでなく、ミステリアスな部分が秘められています。帽子をかぶるのが好きな人もいれば、かぶるのが苦手という人もいて、好みが分かれるところも。
ファッションに取り入れるには難易度が高いアイテムですが、帽子をかぶる時の心理状態について、今回は一緒に考えていきましょう。
視線が気になる
帽子をかぶる時の心理には、周りからの視線を遮断したい感情が込められています。見られていると感じると、会話や作業に集中できないもの。
実際は見ていない可能性も高いのですが、なんとなく目を合わせるのが怖くなることがあります。思わず顔を隠したい心境になりますが、帽子をかぶると心理的にもホッとした気持ちに。
相手の視線が気になって、緊張感が増していき、焦ってしまいます。見られることに慣れていないため、落ち着かずに顔を隠したくなるのです。
俯き加減によっては「機嫌が悪いのか」と周りに思われる場合も。恥ずかしさをごまかしている可能性も高いので、目線を合わせない工夫をすると、少しずつ表情を見せてくれるでしょう。
目立ちたい
見られるのが恥ずかしがることもあれば、注目されたい人もいます。周りに注目されたくて、お洒落で目立つ帽子をかぶる場合も。心理的にモチベーションがあがり、人混みを好んで歩き、周囲の反応が見たいのです。自分が注目されると「気分がいい」と感じる人もいるでしょう。
一風変わったデザインや、流行りの帽子をかぶるのは、心理的にもドキドキしますが、かっこよくかぶることでモテる確率も高くなりますよね。
帽子をかぶることで、気持ちが引き締まり、心理状態も前向きになれる時もあり、出かける時のアイテムになっているのです。個性的な雰囲気と帽子が混ざり合うことで、ひと際目立ち、注目を集めているのでしょう。
髪の毛を隠したい
朝のスタイリングが決まらず、悩んだ末に帽子をかぶることを思いつく時も。心理的に慌てているため「とりあえず髪の毛を隠してしまおう」と、とっさの判断が隠れています。
髪の毛がまとまらないと、出かける前の準備も大幅に遅れる事態に。そんなとき帽子があると、サッとかぶって準備が整えられるので、忙しい朝や寝坊した時に、助かるアイテムのひとつになります。
切ったばかりの髪型に納得がいかず、伸びるまでは帽子をかぶって隠したい心境になる場合も。髪の毛を隠したい時は、何があっても帽子を脱ぎたがらないので、無理に脱がそうとすると必死で抵抗する人もいます。
場所を選んでかぶって欲しいところですが、ヘアスタイルの乱れを考えると、帽子を外したくても外せない理由があるでしょうね。
顔に自信が持てない
自分の顔に自信が持てないと、人に会うのが苦痛になり、帽子をかぶる心理状態に。髪の毛や帽子、サングラスを使って、表情が見られないようにすることがあります。
自分の顔が好きになれない状態でいると、鏡を見るのも嫌ですが、周囲に見られるのもストレスに感じてしまう場合も。帽子をかぶる心理は、自分の弱さを見せたくない思いから、顔が隠れるように深くかぶるのです。
顔を見せないようにすると、顔の表情から詮索をされずに済むという安心感が。自分自身を守る感覚が、帽子をかぶりたい心理になるでしょう。
そういう人は、自信のなさから警戒心が強くなり、周りの視線にも敏感に反応します。かっこいいと言われても、頑なに心を閉ざしている状態のため、素直に受け止められないところもあるでしょう。
マイナス思考で物事を捉えてしまう部分があり「自分の容姿のことを話題にしないでもらいたい」という切実な気持ちが隠されています。
こだわりのファッションだから
上から下までファッションにこだわると、インパクトが欲しくなります。帽子をかぶる心理には、物足りないと感じたコーデにプラスしたい思いが込められていることも。
おしゃれにこだわる人は、帽子のかぶり方にもこだわりがあるものです。自分のシルエットを綺麗に見せるのが帽子であり、カッコ良さを引き出す最高のアイテムだと感じています。小物アイテムが上手く使えると、周りにもセンスの良さをアピールできるチャンスになるでしょう。
おしゃれへのこだわりは、自分自身を大切にしたい表れであり、周りから良く見られたい気持ちが強いのです。帽子を集めるのが好きで、たくさんの種類を持っている人も。コレクションの一部を見せたくなる思いから、コーデに必ず取り入れるこだわりがあるでしょう。
まとめ
帽子をかぶる時の心理には「周囲に見せたくない」という思いと、「個性的な存在になりたい」という両極端な気持ちが秘められています。そのため、相手の心境を読み取るのが難しい部分もあるでしょう。
季節問わず帽子をかぶる場合がありますが、当たり前のようにかぶっていると、洋服の一部と同じ感覚に。季節によって素材や用途も違い、紫外線予防や寒さ防止のためにも、重宝するアイテムです。
愛着が湧いてくると、季節ごとだけでなく、かぶり続けたくなるものに。言葉にできない自己主張が込められていますので、状況を見て声をかけるタイミングを考えていきたいですね。
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