独り言の心理に隠された気になる5つのこと

独り言の心理に隠された気になる5つのこと-1

考え事をしている時に、言葉に出して呟いてしまうことがあります。周囲に独り言を指摘されて、ハッとして気付いたということはないでしょうか。自分では脳内で考えているつもりでも、独り言として呟いてしまうのは心理的に問題があるのかと気になりますよね。

ボソボソと呟く独り言は良い考えが浮かぶこともありますが、周囲には何と言っているのかがわからないので理解してもらいにくいのが辛いところです。独り言の心理はどのような状態の時に呟いてしまうのでしょうか。今回は気になる独り言の心理についてお話しします。

 

独り言の心理はストレス解消の一つ

独り言の心理に隠された気になる5つのこと

誰もいない部屋でテレビに向かって話し掛けてしまう、物を失くした時に一人で呟きながら探しているなど。思わず声が出てしまう独り言は、ストレス発散のために無意識に行っていることがあります。

 

無意識のうちに言いたくなることも

言葉を発する機会が少ない時や、一人で黙々と作業をするような時は、無意識に何かを言いたくなることも。一言でも声に出すことで、ストレス解消に繋がる可能性があるでしょう。気を抜いている時に独り言が出やすいとも言われていますが、今の感情を呟くことで心の負担を少しずつ減らしてくこともできるでしょう。しかし周りに人がいる時は、迷惑になりますので気を付けることが必要になります。

 

心が楽になる可能性

なぜか心が楽になると思ったら、独り言を言っていたというケースもあるでしょう。自分の中で心に溜めていたことを、言葉に出してしまう時もありますよね。これについては、溜め込んでしまうよりも、出す方が楽だと自分で分かっている可能性があるでしょう。

心が楽になるためなら…と思い、一人の時には独り言を言う心理になる場合もあるのです。

 

自分自身を落ち着かせるため

独り言の心理に隠された気になる5つのこと

独り言の心理は、自分自身を落ち着かせるためだと言われています。あまり気が乗らないことを行う時や緊張しすぎて困った時に、独り言を呟いてしまうことがありますよね。自分の心の中だけでは、抱えきれない極度の不安や緊張は溜め込み過ぎるとストレスになってしまうかもしれません。

 

心が落ち着くケース

無意識のうちに、自分の思いを吐き出す効果が独り言なのです。独り言でも気付いたら自分に向かって「大丈夫」と言い聞かせている時があります。緊張感が高い時の自分の言葉は、とても信じられる強い言葉に聞こえますよね。独り言は外に出すだけではなく、自分に勇気をくれる言葉として伝わるでしょう。

 

今の自分を変えたい

この状態のままでいたくない、そう思う時にも独り言を言う心理になります。ただ呟いて満足をしているように思われるかもしれませんが、実際にはそうではないのです。独り言を言うようにして、自分自身をよい方向に変えていきたい思いが強いのでしょう。

このため自分であまり理解できていなくても、独り言を言う心理になることがあるのです

 

独り言の心理は一人が寂しい時の表れ

独り言の心理に隠された気になる5つのこと

年齢を重ねていくと、独り言が増えると言うことを耳にしますよね。一人になる機会が増えると、話し相手がいなくなるため独り言が増えてしまうこともあると言えるでしょう。言葉を発することは周囲に迷惑がかからなければ、決して悪いことではありません。ペットに話し掛けてしまうことも、実際にあることですよね。

 

寂しい思いを紛らわせたい

人は寂しいと感じた時に、耐えられなくなると独り言を呟く傾向があります。日頃からストレスを溜めない生活を、意識することがポイントでしょう。友達にLINEやメッセージを送って、適度にコミュニケーションをとるようにして、自分は一人ではないんだと思うようにすることが大切です。これができると自然に独り言を言う機会が減る場合もあるでしょう。

 

寂しさを受け入れたくない

自分の中で寂しいと感じていても、その思いを受け入れたくない時があります。このような時には、寂しいと感じている自分を隠したくなるのでしょう。このためどうすれば受け入れずに済むのかを考えて、独り言を言うようなケースもあります。こういう時には、明るい内容の独り言を言うことが多いでしょう。

そうすれば自然に寂しさが消えていくように、自分自身で感じる場合もあるのです。

 

独り言によって悩みが解決することも

独り言の心理に隠された気になる5つのこと

必死で悩んでいる時に、思わず独り言を呟くことがあります。意識が悩み事に集中しているため、周りを気に留めることもなく、自分の世界に入り込んでしまうのです。自分の世界に入り込んでしまうと、思いがけない発想に辿り着くことも。

 

仕事が上手くいくケースも

突然仕事の企画が思いつくことや悩みの解決策が見つかるとしたら、独り言を呟くのも悪くありませんね。気持ちを整理する作業にも、独り言は一役買っていると言えるでしょう。だからと言って、どこでも呟いていいとは言えないのです。時と場所を考えて、集中して物事を考える時間を作るように気を付けることがコツになります。

 

実際によい方向に向かうことも

自分でも思っていたよりもよい方向に向かうと、嬉しい気持ちになりますよね。どうしてこうなれたんだろう?と考えても、理由が分からないこともあるのです。でも実は自分の中でこちらに向かいたいという強い気持ちがあり、自然にその方向に対して行動ができていたのでしょう。

このような自分に対しては、褒めてあげることも必要です。よく頑張ったねと心の中で呟くようにするだけでも、頑張った自分を労うことにつながるのです。

 

心の叫びはSOSの可能性

独り言の心理に隠された気になる5つのこと

独り言の心理は周囲に自分の存在を気付いて欲しいと言う、SOSのサインの時があります。人見知りやコミュニケーション不足の人に多く見られる傾向でしょう。そして人前で呟くことで、誰かにこの気持ちを伝えたいという願望を表現しているのです。

 

直接話すのが苦手

直接話し掛けてくれればいいのに…と思いますが、恥ずかしくて話し掛けられないので近くで独り言として呟いてしまうのです。ちょっと面倒な人だと見られてしまうので、周囲も関わらないように距離を取ってしまうこともあるでしょう。この心のすれ違いが、さらに独り言を強化する事態に発展させてしまうケースもあるのです。話しやすい環境を作り出すためには、こちら側から話しかけてあげる習慣を作るのが対処法になります。話すことに慣れてしまえば、独り言を呟かずに直接伝えてくれるようになるでしょう。

 

素直になれない性格の場合も

素直に現在の自分の状態を伝えられない人は多いです。頼ったり甘えたりするのを、恥ずかしいと感じたり迷惑だと思ったりするのでしょう。でも頼れられた側は、嬉しいと感じることもあるのです。相手にあまり気を遣わずに、頼れる面では頼るようにするとよいですね。

 

まとめ

聞き取りにくい独り言もあれば、大きく周囲に向かって呟く独り言など様々な種類のものがあります。無意識に言葉として吐き出してしまう気持ちは、心のストレスがとても大きい証でもあるのです。

最近独り言が多くなったと感じた時は、疲れていることもありますので、生活習慣を見直す努力や適度なストレス発散を行うように心掛けていきましょう。一人暮らしの生活が長くなった時は、実家に帰る日を定期的に増やすのも独り言の軽減に繋がります。

心の負担を減らすには、一人で不安や悩みを抱え込まないことが大切でしょう。辛いと感じた時に、溜め込んでしまうと苦しくなってしまいますよね。一人で解決しなければいけないと思ったとしても、どうしても無理だと思った時は周囲に打ち明ける勇気を持つことが必要です。

 

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>>>本を捨てられない心理になる人の思いについて

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