おせっかいになる心理にはどんな本音がある?

おせっかいになる心理にはどんな本音がある?

色々と関わってくるおせっかいな人がいると、少し距離を置きたくなりますね。ありがたい時もあれば、度が過ぎると迷惑にも感じてしまうおせっかい。心理に触れてみると、行動の意味が見えてくるものです。

悪気は感じないけれど、どうしてこんなに尽くしてくれるのか気になるところ。今回は、おせっかいになる心理に潜む本音についてお伝えします。

 

役に立ちたい

おせっかいになる心理にはどんな本音がある?

頼んでいないのに「あれもこれも」と、手を貸してくれるおせっかいになる心理。誰かの役に立ちたくて、親身に向き合っている状態でしょう。

観察力に優れたおせっかいな人は、良くない雰囲気を感じ取ると助けてあげたい気持ちに。放っておけずに、手を貸したくなってしまうのです。

誰に対しても愛情深く接するところがあり、リーダー気質な面を持ち合わせています。そのため、気さくで話しやすい雰囲気が特徴的ですね。

 

自信を取り戻したい

上手くいかなくて、自信が持てなくなった時。寂しさや虚しさが強くなりますが、誰かに必要とされることを強く願う人もいるでしょう。

「役に立てた」という充実感は、失いかけた自信を取り戻してくれることがありますよね。役に立てる喜びは、自分を強くしてくれるきっかけに。必要とされることにこだわり、自ら積極的に関わっていく傾向があるでしょう。

見返りを求めずに、喜んでもらいたい思いがおせっかいな態度です。慣れないうちは気を遣ってしまいますが、相手の優しさに甘えることでコミュニケーションが深まります。

 

喜ぶ顔が見たいから

おせっかいになる心理には、見返りを求めない親切心が込められています。相手の笑顔や喜ぶ表情が見られるだけで、心が満たされる場合も。「そこまでしなくても…」と周囲に思われる時もありますが、助けることを生きがいに感じているでしょう。

喜んでもらえると、自分も新たな気持ちで頑張ろうと背中を押された気分に。困っている人の力になれると、こちらまで優しい気持ちになれるのです。そうして嬉しくなった時、ついおせっかいをしたくなる心理に。役に立てる喜びが、周囲にも伝わります。

 

つい心配になってしまう

次々とおせっかいをする心理には、見ているだけでは心配になってしまう思いが。大事な仲間や後輩が失敗しないようにと、手を差し伸べたくなります。

「正しい選択をしてもらいたい」という親切心から、しつこいと思われる態度をとることも。不安な気持ちが消えるまでは、心に余裕が持てなくて周りの声が届かない場合があるでしょう。

断られても「少しでも力になりたい」と手助けを実行するため、嫌がられることも。そのままぎくしゃくした関係を築く人もいるのです。

 

期待をしている

何度も繰り返しておせっかいをする心理は、仕事や作業に対して早く覚えて身につけて欲しい思いがあります。知っている限りの知識を、全て託そうとしている状態です。親心のような感覚になる時もあり、おせっかいの限度を超えてしまう人も。

良かれと思って迷いもなく行動を起こしますが、相手の心配ばかりし過ぎて干渉的になることがあるでしょう。これでは相手のやる気を奪ってしまう結果になるので、関係にもひびが入る可能性があります。お互いの成長のためにも、ある程度のところで自分でやってみたい旨を伝える意思表示が必要です。

 

実は助けてもらいたいから

困った人を助けるために、相手の気持ちを確認せずにおせっかいをする心理。気持ちを先読みして、寄り添うように行動を共にしてくれるところがあります。

まるで自分のことのように感情的に受け止めるので、相手に構わず一人で突っ走ってしまう面も。一生懸命に向き合う姿が印象的ですが、わざとらしい雰囲気に感じることがあるでしょう。

いざ誰かに助けてもらいたくても、言葉に出して言えないものですよね。助けてもらえない時の辛さを知っているからこそ、おせっかいの心理が働く人もいます。

ここまで親身なのは、自分にも同じようにしてもらいたい気持ちが隠されているのです。恩着せがましいと感じる人もいますが、困った時に助けてもらおうと心理の裏側が垣間見えるでしょう。

 

良い人だと思われたい

おせっかいになる心理にはどんな本音がある?

おせっかいになる心理には、誰からも好かれたくて好感度を上げたい思いも。世話を焼くのは自分のためであり、良いところを見せることだけを考えて行動するのが特徴です。

相手の迷惑を考えずに、自分の利益だけを求めるので親切を押し付ける感覚に近いでしょう。周りの反応ばかりを気にしますが、心の奥では仕方なく行っていることもあります。

 

自己評価を高めたい

職場や好きな人への評価を心理的に気にするところがあり、噂話に参加して情報を得ようとする面も。評価によって態度を変えるため、感情の温度差が激しく対応に困ることがあります。

気に入られたくておせっかいを繰り返し、揉め事に巻き込まれる場合も。「親切にすれば喜ばれる」という思い込みが、トラブルを引き起こす原因になってしまうのです。

自分が抱えられる量がわからず、いつの間にか無理をし過ぎる傾向に。さりげない会話の中で感謝の気持ちを伝えると、評価にこだわらない接し方に変わるでしょう。

 

細かい箇所が気になる

細かく指摘しながら、手を貸してくれるおせっかいな人の心理には、気になる箇所が目につきやすいところも。わかりやすく口頭で説明する人もいますが、伝えるよりも直接行動で見せた方がわかりやすいと感じる人がいます。

おせっかいの心理にも伝え方に違いが見られますが、受ける側は面倒だと感じることが多く重たい空気へ。改善されない時は、何度も同じことを伝えるため「またか…」と聞き流す人もいます。

説明していくうちに聞こうとしない相手の態度にいら立ち、感情が抑えられずに話が長くなってしまう場合もあるでしょう。

 

まとめ

おせっかいになる心理は、相手への思いが強く自分の価値観を押しつけてしまうところも。しかし相手に対して、幸せになってもらいたい一心なのです。

本来ならば感謝したいのに、おせっかいだと感じてしまうと心理的に喜べない場合も。親切の受け入れ方はそれぞれですが、ひとつずつ丁寧に対応していくのはお互いが疲れてしまいます。

一番大切だと感じたところをしっかり胸に刻み、いつもの行動にプラスになるよう意識しながら過ごしていきたいもの。手を貸さなくても大丈夫だと思われるくらい、自分のためにも成長していきたいですね。

 

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