ネガティブな心理を理解して親しくなろう!

ネガティブな心理を理解して親しくなろう!

身近にいるネガティブな人の心理は、なんだか遠慮がちに見える瞬間がありますよね。ネガティブな心理状態の人と親しくなりたいけれど、傷つけてしまうのではないかと不安になる時も。

ポジティブな気持ちになれないのは、何か言えない本音が隠されているためでしょうか。抱えている思いを理解することで、もっとお互いに近い存在になれることが可能になります。それでは、ネガティブな心理を考えていきましょう。

 

失敗が怖い

ネガティブな心理を理解して親しくなろう!

失敗を気にしてばかりのネガティブな心理は、最悪な事態を考えて怯えた状態です。過去に失敗をしてショックを受けた経験があると、あの時がよみがえり怖くなります。

失敗を避けるために、できることを一生懸命考えているのです。しかし、先の心配をすることで、失敗を未然に防げる気がして心のブレーキになると考える人も。成功する自分を想像できないのは、ネガティブな心理が心の割合を占めていることが大きいでしょう。

よくない未来を想像すると、避けたい気持ちから失敗しない方法が浮かんでくる可能性も。緊張感と不安が、波のように押し寄せているので「大丈夫」と心を落ち着かせてあげることが大切です。

 

完璧を目指しているから

ネガティブな心理には、完璧を求める感情が影響している場合も。「誰もが納得する結果を出したい」と思うと、自分自身にプレッシャーをかけてしまうことがあります。重圧をかけ過ぎて、想像以上に恐怖心が強くなるのです。

自分に厳しく、完璧さを求めるため「なんとかなる」という曖昧な考え方が苦手な面も。「結果を出したいのに、完璧とかけ離れてしまったら…」と、ネガティブな心理に覆われてしまいます。

開き直ってしまうような強さが必要ですが、頑固なところがあり妥協をしたくない思いと葛藤することがあるでしょう。

 

ダメージを軽減させたい

失敗を連想させるネガティブな心理になる時は、最悪の事態が起きても心のダメージを最小限にしておきたい思いが込められています。万が一の事態を想定せずに失敗してしまうと、ショックが大きくなって立ち直れない人も。

失敗を恐れたままで取り組むと、逃げ道を作りたくなりますよね。追い込んでしまうと、どんどん負の感情が溢れる場合があります。

心の準備をしておけば、ネガティブな心理にも耐えられると考えて思考を巡らせているのです。心のダメージも「自分でなんとかしなければ」と、向き合おうとしている姿勢がみえるでしょう。

 

評価を気にしてしまう

ネガティブな心理には、周囲の評価を気にして行動するところも。噂話にも敏感に反応するため、自分の仕事ぶりや評価に対してネガティブな感情を抱いてしまうのです。

周りと比較して落ち込むことも多く、自分の評価の低さに悩む人も。嬉しい言葉に対しても、社交辞令として受け止めてしまいます。素直に周囲の言葉を受け入れられずに、否定的な感情を抱く場合もあるでしょう。

相手に喜ばれる受け止め方が判断できず、戸惑ってしまいます。

 

印象よく見られたい

評価を気にするネガティブな心理は、印象よく見られたい思いが挙げられます。予想以上の高評価をもらえると、褒められていても心の底から喜べず否定的になるところがあるでしょう。

周りの反応をよくしたくて、一生懸命に取り組む姿勢が高評価に繋がる特徴も。向上心を高く持ち、褒められても満足せずに更なる上を目指そうとする努力家の面が見られます。

でも頑張りすぎて周りが見えなくなると、ネガティブな心理が再び顔を覗かせるのです。しっかりと評価している思いを、相手に伝えることが求められるでしょう。

 

傷つくのが怖い

周りの評価によって傷つくのが怖くなる、ネガティブな心理。傷ついた時のギャップに負けないようにと、期待に高まる感情を抑えようとする傾向がみられます。

周囲との見えない温度差を知ると、これ以上ポジティブに考えるのが怖くなる状態に。繊細な部分があり、些細なすれ違いも大きく受け止めてしまいます。

内側に籠りたい心境ですが、思いやりの気持ちから相手を傷つけてしまったと自分自身を責めるところも。傷つきたくない心理になると、何事も諦めるのが早く中途半端な態度になる場合があります。最後までやりきる強さよりも、傷つく怖さに怯える感情が高まっているでしょう。

 

自信を持ちたい

ネガティブな心理を理解して親しくなろう!

ネガティブな心理には、自信を持ちたい心の叫びが隠されています。考え方や行動に自信のなさが表れるので、発言が愚痴っぽくなる時も。聞いているのが辛くなる程、ネガティブな心境が伝わってくるでしょう。

違った視点からのアドバイスや捉え方をすると、重たい気持ちに解決策が見つかる場合があります。辛さを乗り越えられたと実感することが、自信へと繋がって前向きな心境になれるのです。

 

共感して欲しい

後ろ向きの発言で、周囲を悩ませるネガティブな心理は、心の不安を共感してもらいたい気持ちの表れです。気持ちを分かって欲しくて、理解者を求めています。

「そうだね」と意見に賛同してもらえると、悩みや抱いていた不安に対する姿勢にも変化がみられます。わかってもらいたい胸の内を、一生懸命に打ち明ける人もいるのです。

共感してもらえる度に、力強い表情になって頼もしい存在へとなることも。ネガティブな心理からポジティブな心境へと少しずつ切り替わる瞬間が訪れるでしょう。

 

親しくなりたい

弱音を吐き出すネガティブな心理には、包み隠さず自分を知ってもらいたい思いが挙げられます。慎重に相手の様子を観察するので、本音で接してもらいたいと自らの思いをぶつける人も。聞いていくうちに、重さを感じて遠ざけたい心境になる時もあるでしょう。

ネガティブな心理には、嫌われたくないと距離感に悩みますが、反応を見ながら言い訳のような発言を繰り返すところも。

会話の内容から、気持ちが沈んでしまいそうになりますが「近すぎず遠すぎず」の関係を保つことが親しくなるコツになるでしょう。

 

まとめ

ネガティブな心理には、受け止められる範囲にも限界を感じることも。感情的になって踏み込みすぎると、すれ違う原因になる可能性が高くなります。

「相手を理解したい」と思う気持ちは、冷静な判断ができずに焦りにつながり空回りへ。ポジティブへと変えたい気持ちが強くなりますが、しっかりと向き合うと全てがネガティブではなくプラス思考の部分に気が付くでしょう。焦らずにお互いの意見を尊重しつつ、前向きなよさを見つけていきたいですね。

 

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